VARが救った前半の危機とカナレスが起点となった息詰まる攻防
前半の立ち上がりは互いに譲らない一進一退の激しい攻防が繰り広げられた。ラシンは高いポゼッションで試合をコントロールしようと試み、攻撃の軸となったセルヒオ・カナレスが縦横無尽に動いて相手守備陣を脅かした。エスパニョールはポル・ロサーノがカナレスを強引に倒してイエローカードを受けるなど、カナレスの抑え込みに苦慮した。
33分には前半最大の見せ場が訪れた。カナレス、アンドレス・マルティン、ザビリの完璧なパス連携からペナルティエリア内に侵入したカナレスが決定的なシュートを放ったが、相手GKフォルトゥーニョのミラクルな左足一本のセーブに阻まれて先制点とはならなかった。
さらに前半終了間際には審判の判定を巡る大きな波紋が広がった。ラシンのペナルティエリア内でパブロ・ラモンのハンドがあったとしてVARによる確認が行われ、ペナルティキックの可能性が浮上した。しかし、入念な映像確認の結果、ハンドの前にエスパニョールのロベルト・フェルナンデスがジャン=ユエル・ベルシアンに対してファウルを侵していたことが認定され、ペナルティキックは取り消しとなった。判定に救われたラシンは無失点で前半を折り返した。(via Mundo Deportivo)