センターバックのアレックス・パストールが348日ぶりに奇跡の実戦復帰

敗戦という結果に終わったものの、マラガのファンにとってこれ以上ない素晴らしいニュースが届きました。センターバックのアレックス・パストールが、実に348日ぶりに実戦のピッチに帰ってきたのです。パストールは昨年8月27日の移籍市場閉幕直前、リーグ第2節を終えた直後の練習中に左膝の「三者(トリアダ)」と呼ばれる最悪の重傷(前十字靭帯断裂、内側側副靭帯断裂、内側半月板損傷)を負い、昨シーズンをすべて棒に振るという想像を絶する苦闘の日々を過ごしてきました。今夏の7月13日にようやくグループ練習に合流したものの、これまでの親善試合(レスター・シティ、アル・イテハド、アル・アラビ)では招集外や出場なしが続き、そのコンディションが心配されていました。

そして迎えたセウタ戦のハーフタイム、エイナール・ガリレアに代わってついにピッチに立ち、後半の約35分から36分間、フェルナンド・カレロ(後に負傷交代しオトゥが引き継ぐ)とセンターバックのコンビを組んでプレーしました。実戦の中でパストールは、相手の攻撃を鋭いカットで遮断し、後方からのビルドアップで正確なロングパスを配給するなど、かつてその能力の高さで信頼されていた姿をピッチ上で見せました。

一方で、ほぼ1年近いブランクの影響から、前線へのロングパスを乱すミスや、相手のカウンターに対して後退する走りのスピード不足といった、ゲーム体力やリズムの欠如による課題も見られました。それでも、アトレティコ・マドリード、デポルティーボ、レアル・マドリードといった強豪との厳しい対戦が控える過酷な1部リーグ開幕に向けて、彼の本格復帰は、台所事情が厳しいディフェンスラインにとって極めて貴重な光となります。(via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo)