イニゴ・マルティネスが語るバルサへの愛
サウジアラビアのアル・ナスルでスーペルリーガ優勝を果たし、来季の残留も決まった35歳のイニゴ・マルティネスがインタビューに応じました。バルセロナでの経験について『とても幸せな時期で、私のキャリアの中で最高の時期の一つでした。最大限に楽しんだし、あんなに素晴らしい経験をさせてくれたバルセロニズモに感謝していますが、その時期はもう終わりました』と語り、クリスティアーノ・ロナウドの勝者のメンタリティを称賛しました。バルサ退団の理由については『他のことを見据えなければならない時期があります。バルセロナでは、ほとんどプレーできない状態から、2年目には際立った活躍をするまでになりました。私のキャリアの中でタイトルを獲得するという喜びを味わったことがなかったのですが、アラビアからのオファーが来て、天秤にかけました。年齢が大きく影響するため、退団を決意しました。良い1年を過ごせても、競争が激しく、試合数が多く、ストレスも多いので、次の年がどうなるかはわかりません』と説明しました。現在のバルセロナについては『最悪な状況になりそうだった1年で、彼らは状況を好転させる方法を知っていました。それは状況を好転させるために団結しているチームだからできることです。マドリードにこれだけの勝ち点差をつけるのはとても価値があることなので、チャンピオンズリーグは残念でした。今年は2つのタイトルを獲得しましたが、チャンピオンズリーグだけが欠けていました。でも、いつか手にするでしょう。このチームは優勝するはずです』と断言。ハンジ・フリック監督については『休暇中に彼が来て、私を必要としてくれるのか不安でしたが、最初から私に会いたいと言ってくれました。私に扉を開いてくれ、自信を与えてくれたので、私は最高のパフォーマンスを発揮できました。彼とは素晴らしい関係を築いていますし、彼がうまくいっていることを嬉しく思います。彼は本当に素晴らしい人で、私に多くのものを与えてくれました。彼が契約を延長したことは非常に良いニュースです』と絶賛しました。チームのリーダーシップに関しては『クバルシやペドリのような選手たちにリーダーシップをとってもらいたいです。ペドリの場合はすでにリスペクトされていますが、後ろから指示を出すディフェンスのリーダーがいてほしいと思います。クバルシはその役割を果たせるでしょう』と期待を寄せました。また、ジェラール・マルティンについては『最初は目立たず、すごいと思うようなところが見えない選手かもしれませんが、常に役割を果たします。サイドバックでありながらセンターバックとしてもプレーできますし、意欲や情熱に欠けることはありません。常に10点満点中6.5点を出してくれる選手で、バルサには彼のような選手は多くありません。学びたいという意欲があり、常に注意を払っている選手です』と評価。スペイン代表に復帰したエリック・ガルシアには『彼の代表復帰をとても嬉しく思います。彼は不当に多くの批判を受けてきました。サッカー界がどのように回っているかはわかっています、私たちは常に同じ人を叩きます。彼はシティにもいた良い選手で、センターバック、サイドバック、ピボットとしてプレーできます。だから監督は彼を連れて行くことを決めたのでしょう』と喜びを表現し、同じく批判に晒されたロナルド・アラウホについては『少しでもミスをすれば、それに耐えなければなりません。彼が今良くなっているなら、嬉しく思います。彼はキャプテンの一人であり、バルサを愛しているからです』と擁護。さらに、ラミン・ヤマルについても『若いですから、その年齢で出かけない人がいるでしょうか?一杯飲まない人がいるでしょうか?旅行しない人がいるでしょうか?彼の立場に立って考えるべきです。いつ出かけるべきかを知る必要がありますが、その子がすることすべてを虫眼鏡で見るようなことはできません』と語り、アンソニー・ゴードンやフェラン・トーレスについてもバルサでの重圧や適応の難しさを説きました。(via SPORT)
ジェラール・マルティンの大躍進
2024/25シーズンの開幕時に、ジェラール・マルティンがハンジ・フリック監督のチームでスタメンの左センターバックになると予想した人は誰もいなかったでしょう。サン・アンドレウ・デ・ラ・バルサ出身の彼は、2022/23シーズンをプリメーラRFEFのコルネジャで終え、ラファ・マルケスとアルベルト・サンチェスが率いるバルサ・アトレティックに経験とフィジカルをもたらすために加入しました。当時の第2監督だったアルベルト・サンチェスは『彼をターゲットとして見ていたわけではありません。スポーツ部門から獲得すると言われましたが、バルサらしい深いサイドバックではなくセンターバックのプロファイルだと思いましたし、20歳か21歳でBチームとしては若くなかったので、正直あまり期待していませんでした』と告白しています。しかし彼はトレーニングを重ねて急成長しました。サンチェスは『到着した時は身長1.90m近くあり、少し不器用で不格好に見えましたが、サイドバックとしての素早い方向づけのコントロールと、外へのパスを隠して中へ入れるインナーパスの2点で大きく改善しました』と語ります。コルネジャ時代のゴンサロ・リウトルト監督は『空中戦や対人守備の強さは最初からありましたが、彼が攻撃面でここまで貢献し、昨季のチャンピオンズリーグ準決勝で見せたようなアシストをするようになったことが最も驚きです。ペドリやデ・ヨングのような選手に囲まれることで、彼のプロファイルもさらに良くなったのでしょう』と分析。同じくコルネジャ時代のギジェルモ・フェルナンデス・ロモ監督も『一番驚くのは、バルセロナの監督が彼を毎週起用していることです。それが彼の価値を証明しています。彼は文句を言わず、常に笑顔で前向きな姿勢を持っていました』と称賛しています。フリック監督のプレシーズンに招集された彼は、エリック・ガルシア、クリステンセン、アラウホといったスペシャリストたちからポジションを奪い、パウ・クバルシとほぼ完璧なコンビを形成するに至りました。彼の統計データの高さは、クラブが今夏守備陣ではなく攻撃陣の補強を優先する理由の一つとなっています。(via SPORT)