欧州5大リーグ最多の22試合連続失点 守備の改善を図るも被シュートの極めて高い枠内決定率に苦しむビジャレアルの怪現象
イニゴ・ペレス監督率いるビジャレアルの今シーズン序盤戦において、きわめて異様な統計的パラドックスが浮き彫りとなっています。チームは相手に与えるシュートの絶対数を大幅に削減することに成功しているにもかかわらず、試合を無失点(クリーンシート)で終えることができない深刻な課題に直面しています。
最もショッキングな数値として、イエローサブマリンは公式戦22試合連続で失点を喫し続けています。これはヨーロッパの5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)に所属する全クラブの中で、現在最も長い連続失点記録となってしまっています。欧州他クラブの記録と比較しても、ドイツのケルンが19試合連続失点、フランスのストラスブールとブレストが14試合連続失点、スペイン2部のラシン・サンタンデールが12試合連続失点となっており、ビジャレアルの数字は群を抜いています。
ビジャレアルが最後にゴールに鍵をかけて無失点で勝利を収めたのは、2026年2月18日に行われたレバンテ戦(0-1でビジャレアル勝利)まで遡らなければなりません。それ以降、昨シーズンの終盤14試合、今シーズンのラ・リーガ開幕からの7試合、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕節のボルシア・ドルトムント戦に至るまで、全22試合で必ず1ゴール以上を許す展開が続いています。
この不名誉な記録の背景にあるのは、守備陣が相手に多くのチャンスを作られているからではありません。むしろ守備ブロック自体は機能して相手のシュート数を制限できているものの、相手が枠内に飛ばしてきた数少ないシュートが極めて高い確率でゴールネットを揺らしてしまうという、異常なほどの相手攻撃陣の「シュート効率の高さ」に原因があります。 (via Estadio Deportivo)
