枠内シュート打たれれば即失点?直近2試合で相手枠内シュート100%得点を許す統計的異常と各試合の被弾データ

この極端な効率の高さは、近年の試合データを見れば一目瞭然です。直近のレバンテ戦およびマラガ戦において、ビジャレアルは相手に許した枠内シュートを試合全体でわずか「1本」に抑え込み、試合自体も勝利を収めました。しかし、そのたった1本の枠内シュートがどちらの試合でもそのままゴールに吸い込まれました。つまり、対戦相手は枠内シュート成功率「100%」という異様な数値を記録していることになります。

こうした現象は一時的なハプニングではなく、今シーズンの様々な試合で再現されています。

・ラシン・サンタンデール戦:相手の枠内シュート3本中2本がゴール(決定率66.7%)

・アトレティコ・マドリード戦:相手の枠内シュート4本中2本がゴール(決定率50%)

・アラベス戦:相手の枠内シュート2本中1本がゴール(決定率50%)

・デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦(エスタディオ・デ・ラ・セラミカで2-3の敗戦):相手の枠内シュート3本全てがゴール(決定率100%)

この傾向はラ・リーガ国内にとどまらず、欧州最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグでも同様でした。初戦のボルシア・ドルトムント戦では、相手に許した枠内シュート6本のうち半数にあたる3本が失点へとつながりました。

リスクを抑えて相手の決定機を極限まで減らしているにもかかわらず、相手が枠内へ飛ばした一撃がほぼ確実に得点となって跳ね返ってくるという厳しい現実は、イニゴ・ペレス監督にとっても頭を悩ませる最大の要因となっています。わずか1本の枠内シュートで失点してしまう悪循環をいかにして断ち切るかが、今後のチーム浮上の大きな鍵を握っています。 (via Estadio Deportivo)