アイルランドを飲み込む『パラドーナ現象』!ユニフォーム売上爆増&直行便観戦ツアー発生

今夏2000万ユーロでベティスに加入したアイルランド代表FWトロイ・パロットが、母国アイルランドでとてつもない社会現象を引き起こしています。

トロイ・パロットはベティス加入後、レアル・マドリード戦で途中出場から82分に決勝ゴールを決め、CLデビュー戦となったリール戦でもチームを勝利に導く勝ち越し弾を破裂させました。そして先日のアイルランド代表でのオーストリア戦(2-2)では、股抜きとキックフェイントで相手DF陣を完璧に翻弄するマラドーナ級の衝撃ゴラッソを含む2得点を挙げ、その人気は留まる所を知りません。

このフィーバーはピッチ上にとどまらず、ベティスのクラブビジネスにも未曾有の特私をもたらしています。

パロット獲得前、ベティスの公式オンラインショップにおけるアイルランドからのユニフォーム売上シェアはわずか0.28%に過ぎませんでした。しかし、彼が加入した8月20日から9月10日までの間にそのシェアは10.17%へと急上昇し、アイルランドはベティスにとって世界で第2位の国際ネット通販市場へと躍進しました。さらに、オンラインで売れたネーム入りユニフォームの13%に「トロイ・パロット」の文字が刻まれるという驚異的な記録を打ち立てています。

スタジアムでも変化は顕著で、レアル・ソシエダ戦とレアル・マドリード戦のホームゲームにおいて、アイルランドから訪れたファンが108枚のチケットを購入。ベティス公式英語X(旧Twitter)アカウントのフォロワー数も一気に約8,000人増加しました。

この狂騒曲を受け、大手紙The Irish Timesは『トロイ・パロットを見るためにセビージャ旅行を計画しているなら:ベティスのチケット購入方法』と題した詳細な旅行ガイド記事を掲載。ダブリンやコークからの直行便情報から、スタジアム(ラ・カルトゥハ)へのアクセス方法、セビージャ市内のおすすめ宿泊エリアまで丁寧に案内し、アイルランド国民にベティス観戦を呼びかけています。

現地メディアや識者も大絶賛の嵐を送っています。

同紙のカイル・アーリー記者は『ジャック・チャールトン時代以来、アイルランド代表史上最高のゴールのひとつであり、ほぼ完璧なゴールだ』と感嘆。メアリー・ハンニガン記者は彼に『パラドーナ(Paradona)』という名誉ある愛称を贈り、The Irish Sun紙は『アイルランドのガラクティコであり、この世代で最も語られる選手』と評しました。

アイルランド代表のハイミル・ハルグリムソン監督は『彼が代表チームにいてくれることはまさに魔法だ』と語り、対戦相手だったオーストリア代表のラルフ・ラングニック監督も『彼が間違いなくマン・オブ・ザ・マッチだった』と脱帽。ベティスの事業部長であるエミリオ・ガルシア・ドゥアルテ氏も『これはまさに空前のブーム(boom)です』と大ヒットを認めています。 (via MARCA)