ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)2031年までの長期契約延長で合意
23歳のイングランド代表ミッドフィルダー、ジュード・ベリンガムは、レアル・マドリードとの契約を2031年まで延長することで合意に達した。クラブの未来を担う看板選手として、ヴィニシウス・ジュニオールやキリアン・エムバペらとともに長期的な軸と位置付けられた格好だ。
この新契約により、彼の契約期間は現行の2029年から2年間延長され、29歳を迎える2031年までサンティアゴ・ベルナベウにとどまることになる。彼は2023年夏にドルトムントから基本額1億300万ユーロ(約13000万ユーロ規模)の移籍金で加入し、当初は6年契約を結んでいた。今回の更新には給与の大幅な改定も含まれており、チームトップクラスであるキリアン・エムバペやヴィニシウス・ジュニオールと同格の水準まで引き上げられる見通しだ。現在の年俸は税込みで2080万ユーロだが、近年の活躍やチーム内での高い貢献度が考慮された形である。
加入1年目の2023-24シーズンにはラ・リーガ最優秀選手に選出された。彼はラ・リーガ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ制覇、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップ、スペイン・スーパーカップのタイトル獲得に大きく貢献した。その後の2年間は負傷や指導体制の変更に揺れ、パフォーマンスの維持に苦しむ時期もあった。しかし直近のワールドカップではイングランド代表の主力として7ゴールを挙げ、チームを3位に導く圧巻のプレーを見せた。さらに新指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督のもとでも好調な滑り出しを見せており、ピッチ上での指導的な立場を再び確立しつつある。
レアル・マドリード側は、すでにヴィニシウス・ジュニオールと2032年までの超長期契約を結んでいる。オーレリアン・チュアメニやアルダ・ギュレル、ティボー・クルトゥワらに続く今回の合意により、世界最高峰の主力メンバーを固定する戦略を推し進めている。
この動向について、現地紙の『AS』が先陣を切って合意成立を報じた。これに対し『SPORT』紙は、クラブ内部の関係者はまだ合意の完了を公式には認めていないものの、更新に向けた交渉が極めて前向きに進んでいる重要案件であると伝えている。一方、『Mundo Deportivo』や『ElDesmarque』は、すでに当事者間で契約延長の合意が完了していると報じており、公式発表が待たれる段階だ。
この契約延長が意味するのは、レアル・マドリードが世代交代の過渡期を経て、若きスター選手たちを中心とした骨格を完全に固めたということだ。相次ぐ監督交代で揺れたチームにおいて、中心選手との長期契約を次々と結ぶ動きは、クラブの安定したプロジェクトを象徴している。(via SPORT / AS / Mundo Deportivo / ElDesmarque)
