3トップ解禁とテラッツ異例起用の裏側

ホームのコリセウムでマラガを下したものの、試合後にホセ・ボルダラス監督は自チームの極端な選手不足と変則的な戦術運用について強い危機感を表明しました。

指揮官は現在のチーム状況について『私たちが置かれている現状がすべてであり、これを直視しないわけにはいかない。見ればわかる通り、本来とは異なるポジションで選手を使わざるを得ない状況だ。アタッカーをウイングとして起用している』と語り、台所事情の苦しさを吐露しました。

実際、マラガ戦では戦術的な選択肢の欠如から、スタートから3名のストライカーを同時にピッチに送り出すという異例の采配を余儀なくされました。さらに、本来ウイングではないラモン・テラッツをサイドで起用するなど、苦肉の策で陣形を組まざるを得ない状況に追い込まれていました。

ボルダラス監督は、長年にわたり1部に定着しているクラブでありながら純粋なサイドアタッカー(ウイング)が不在である現状に対し、『うちにはウイングがいない。手元にある戦力をチームの必要性に適応させているのが現状だ。これだけ長く1部リーグに在籍しているにもかかわらず、今のチームには明らかな限界が存在している』と指摘しました。

今後のリーグ戦において、怪我人や出場停止処分が1人でも出ればチーム全体が破綻しかねないリスクを抱えており、スカッドの限界の中で薄氷の勝利を重ねる厳しい戦いが続いています。(via Estadio Deportivo)