ムバッペとヴィニシウスの共存問題と不振

キリアン・ムバッペの加入はチームを無敵にすると思われていたが、現実は異なっている。「彼がピッチにいない時の方がマドリードは強いのではないか」という批判が危険なほど広まっている。膝の怪我で離脱していた時期、チームはシティ戦やエルチェ戦、アトレティコとのダービーマッチで非常にポジティブなサッカーを見せていた。しかし彼が復帰して先発出場した直近の4試合は3敗1分けという散々な結果に終わっており、彼自身も直近7試合でわずか1ゴールと得点感覚を失っている。守備での無気力さは彼自身も認めているところだが、それ以上にゲーム理解度の低さが指摘されている。攻撃時にチームメイトとスペースが重なり、基準を持たずにプレーを独占してしまう傾向がある。最大の課題はヴィニシウス・ジュニオールとの連携不足だ。ピッチ外では仲が良い二人だが、ピッチ上では互いの良さを消し合ってしまっている。ブラジル人がドリブルに失敗したり、フランス人がピッチにいるときにチームを牽引する勇気を欠いていることがその不和を浮き彫りにしている。ジローナ戦では、ヴィニシウスがドリブルを失敗した後にムバッペがため息をつく場面が確認された。また、ブラヒムから送られた完璧な浮き球のパスをムバッペが空高くボレーで打ち上げてしまうシーンもあり、彼の空回りが目立つ結果となっている。(via SPORT)