ネルソン・デオサが激白!今夏クラブの売却方針に抗った「逆風残留劇」とカナレスらの助言、母親に誓った執念

🟢 クラブの売却方針と「逆風の中での残留直訴」

昨夏モンテレイから加入したものの、負傷による出遅れや環境への適応不足から苦しい1年目を過ごしたコロンビア人MFネルソン・デオサ。今夏の移籍市場ではブラジルのヴァスコ・ダ・ガマをはじめ複数のクラブから関心が寄せられ、クラブ側も売却を本格的に検討していた。

しかしデオサ本人は、ヨーロッパ挑戦をたった1年で諦めるつもりは一切なかった。『最初から母には「自分は残留するつもりだ」と伝えていた。夢だったヨーロッパへやって来て、わずか1年間の出来事だけで周囲に自分の能力やキャリアを決めつけられたくはなかった』と明かす。

クラブがビジネスとして売却を模索していたことについては理解を示しつつも、強い意志で残留を貫いた。『クラブがそう考えるのは仕事として尊重する。でも母には「もしどこからも必要とされないなら残らないが、そうでないなら逆風が吹いても自力で漕ぎ出してみせる。1回、2回、3回、何度でも立ち上がって戦う」と宣言したんだ。ペジェグリーニ監督もプレシーズンから信頼を置いて出場時間を与えてくれたことで、最終的に残留という決断に至ることができた』と熱く語った。

🟢 モンテレイ時代に受けた先輩たちの助言と意識改革

ベティス加入前、モンテレイ時代には元ベティスのセルヒオ・カナレスやオリベル・トーレス、セルヒオ・ラモスといった欧州で実績を残した名手たちに相談していたという。『彼らにヨーロッパ挑戦やベティスについて尋ねると、誰もが素晴らしい話をしてくれた。特にカナレスはベティスというクラブの魅力を熱心に教えてくれ、クラブが示してくれた関心の高さも移籍の大きな後押しになった』と振り返る。

アンド迎えた今季のプレシーズン、ネルソン・デオサは自らの内面を大きく変えた。『前半戦と同じジョン・ネルソンでいてはいけない、同じ過ちを繰り返してはいけないと強く自分に言い聞かせた』と告白。

かつてペジェグリーニ監督から『自分勝手なプレーをする“デオサFC”になってはならない』と厳しく指摘されたことも真摯に受け止め、チームのためのプレーに一変。元々感情を表に出さない性格ゆえに不満があるように誤解されがちだったが、ピッチ上での圧倒的な献身性で周囲を納得させた。

『自分の考えを改め、監督やチームメイトが受容してくれたことが本当に大きかった』と語るネルソン・デオサは、厳しい逆風を自らの力で追い風に変え、今やベティスの中盤に欠かせない主力として輝きを放っている。

(via SPORT)

【本日の総括】

破竹の勢いでリーグ3位&CL勝利を収めるベティス。フラン・ガルシアの電撃移籍の裏側や、逆風を跳ね返して主力へと上り詰めたネルソン・デオサの強い執念、そしてベティスを支える強固なフロント体制とペジェグリーニ監督の手腕が改めて浮き彫りとなった一日でした。