中盤戦術と異態
⚽️ チャンピオンズリーグのRoma戦(3-4勝利)で見せた劇的な逆転劇の陰で、レアル・マドリードのビルドアップにおける異例の戦術的課題が浮き彫りになりました。
📊 この試合でモウリーニョ監督はフェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニのダブルピボットを採用しましたが、前半の中盤経由のパス回しが機能せず、ゴールキーパーのティボー・クルトワが自陣センターバックの間にポジショニングして19本ものロングパスを試みるという異常な事態が発生しました。これは本来ゲームを作るべき中盤の2人を上回る数値でした。
🔄 2点ビハインドを背負った後半、モウリーニョ監督は59分にアルダ・ギュレル、70分にバーナード・シウバを投入。ギュレル投入に伴いバルベルデを右サイドバックへスライドさせ、バーナード・シウバをピボットに配置したことでボール保持率を一激変させ、アルダ・ギュレルの2アシストやカルロス・エスピ、エンドリッキのゴールで逆転勝利を収めました。
🎙️ しかし、試合後の記者会見でモウリーニョ監督はアルダ・ギュレルやバーナード・シウバの先発固定論に対して『もし我々が試合終了時の布陣でスタートしていたら、5点は取られていただろう。タイミングというものがある。交代枠があったし、相手も疲弊しイエローカードも溜まる時間帯だったのだ』と強いトーンで否定。次節セビージャ戦でも安易なパス重視の中盤ではなく、フィジカル重視の構成を維持する示唆を与えました。
🏃♂️ 一方、右サイドバックへのポジション変更について主将のバルベルデは『監督が言ったように大事なのは勝つことだ。上手くいっているなら前進しなければならないし、どこであれ出場時間を得られるなら僕は幸せだ。プレーするのをとても楽しんでいるし、サイドなら走るスペースがたくさんあった。監督が信頼し続けてくれていることに感謝しているし、チームのために全力を尽くす』と語り、チーム優先の姿勢を強調しています。また、評論家のアルバロ・ベニト氏は『ボールがない場面で走ることは全プロ選手ができるはずだ。前線が守備を怠れば強豪相手に完敗する』と警告しつつ、『15分間で圧巻の演技を見せたエンドリッキを日曜日も起用する道徳的義務がジョゼ・モウリーニョにはある』と主張しました。(via MARCA / SPORT / Estadio Deportivo)