ペドロ・ロドリゲス バルサがラ・マシア出身の18歳新星と2030年まで契約更新

FCバルセロナはバルサ・アトレティックに所属する18歳のスペイン人ミッドフィルダー、ペドロ・ロドリゲス(本名ペドロ・ロドリゲス・イグレシアス)との契約を2030年6月30日まで3年間延長したことを正式発表した。かつてクラブに在籍した同姓同名の名FWペドロ・ロドリゲス・レデスマの退団式典が行われた直後という象徴的なタイミングでの発表となり、ラ・マシアが生んだ屈指の司令塔を長期にわたり囲い込む完了段階へと至った。

グラナダ県のオヒハレス出身であるペドロ・ロドリゲスは、2019年夏にグラナダからバルセロナの下部組織アレビンAに加入し、順調にカテゴリーを駆け上がった。主戦場はインサイドハーフだが、アンカーもこなせる柔軟性と優れたゲームメイク能力を誇り、その姿はかつてのチャビ・エルナンデスを彷彿とさせる。さらに前線への飛び出しと得点力も兼ね備えており、昨季はフベニールAで9ゴールを記録してUEFAユースリーグを制覇したチームの中心として活躍した。今季は筋肉の過負荷により出遅れたものの、バルサ・アトレティックでここまで4試合175分に出場し、先日のトゥデラーノ戦で初の先発出場を果たしている。

今回の契約更新に至る経緯についても、以前からクラブと選手側との間で極めて良好な関係が維持されてきた。夏の段階で合意の方向性が報じられており、地元ラジオ番組や専門メディアでも正式発表が時間の問題であると伝えられていた。今季バルサ・アトレティックを率いるジュリアーノ・ベレッチ監督も彼の実力を熟知しており、一軍を率いるハンジ・フリック監督がペドリに似たタレントを求める際、最もその役割を再現できる存在として期待を集めている。

この動きは、バルセロナが将来のトップチームの中核となる自前の中盤タレントを確実にプロテクトしたことを意味する。つまり、熾烈な定位置争いがあるファーストチームへの登竜門として、まずはバルサ・アトレティックでの定着と成長をクラブ全体でバックアップする姿勢だ。今後の注目点は、Bチームで確固たる定位置を掴み、フリック監督率いるトップチームの召集を受ける時期がいつになるかという点だろう。(via SPORT)