「走らない者は使わない」アギーレ新監督がロッカールームへ猛警告!久保建英やイ・ガンインの過去事例と妥協なき哲学
⚡ 今週末の10月11日(日)21時キックオフのラシン・サンタンデール戦(エル・サルディネーロ)でバレンシアCFでの公式戦初陣を迎えるハビエル・アギーレ新監督(67歳)が、選手たちに対して強烈なメッセージを叩き込んでいます。
「Vasco(バスク人)」の愛称で知られるアギーレ監督の指導哲学の核心は「Quien no corre, no juega(走らない者、献身しない者は試合に使わない)」という徹底したハードワーク主義です。
これは2022年3月にRCDマジョルカの監督に就任し降格の危機からチームを救い出した際、選手たちへ叩き込んだ言葉と全く同じ内容です。アギーレ監督は就任記者会見でも『私のチームに勝つには、血と汗と涙を流させなければならない。私自身、選手としては不器用なタイプだったが、ピッチの上で最後の一滴まで汗を絞り出した。努力というものは交渉不可能なのだ』と力強く宣言しました。
26人の選手を抱える中で先発11人・交代5人を選ぶ采配について、指揮官は『常に公平であろうと努めている。嫌がらせでベンチ外にするわけではない。3試合連続で招集外になれば選手は落胆し指導者を信用しなくなるかもしれないが、私はそんな選手に「君が必要だ(Te necesito)」と伝える。1分でも、90分でも、ベンチやスタンドからの応援であっても、全員の献身がなければこの苦境は脱出できない』と熱弁を振るいました。
この姿勢を象徴する過去の事例として、マジョルカ時代における日本代表FW久保建英や韓国代表MFイ・ガンインの扱いが引き合いに出されています。久保は一週間の練習内容が冷ややかで献身性に欠けると判断された際、アギーレ監督によって即座に先発から外されました。また、イ・ガンインについても就任直後の9試合で先発起用はわずか1試合にとどまり、守備での強度と走行量を徹底的に叩き込まれました。イ・ガンインはその要求に応えて走行量と守備意識を劇的に向上させ、翌シーズンの大ブレイクとPSG移籍へとつなげました。
アギーレ監督はこの徹底した意識改革を、現在のバレンシアの攻撃的才能群——佐藤龍之介、ハビ・ゲラ、ハーヴェイ・エリオット、アルナウト・ダンジュマらにも求めています。
アギーレの指導を熟知するDFパブロ・マフェオは『練習通りのプレーしか試合では出せない(Se juega como se entrena)』という監督の標語を明かしており、守備陣だけでなく前線の才能あるアタッカー陣も猛烈なプレスとハードワークを義務付けられることになります。(via Superdeporte)