移籍市場終盤のビジャレアルの姿勢:テナSDとロイグ・ネゲロレスCEOが語る慎重なチーム補強方針

移籍市場の閉幕が9月1日の深夜に迫る中、ビジャレアルの強化部とフロント陣は、現在のスカッドへの信頼を示しつつも、市場のあらゆる状況に対応できるよう常に準備を怠らない姿勢を強調しています。

スポーツディレクターを務めるミゲル・アンヘル・テナは、移籍市場への警戒感とチームの方針について次のように述べています。

『市場は市場ですから、私たちは最終日までどのような事態にも備えておかなければなりません。私たちの希望としては、現在のスカッドのまま市場を終えられればと考えています。しかし、当然ながらこれからの数日間で起こりうるすべての動きを静観し、待つ必要があります。もし他クラブが私たちの選手を獲得するために買い取りに動いた場合は、現在のチームをベースに改めて再構築を進めていくことになるでしょう』

また、フェルナンド・ロイグ・ネゲロレス最高経営責任者(CEO)も、アトレティコ・マドリード戦を前にクラブの補強可能枠について現状を冷静に解説していました。

『現在、私たちのファーストチームの登録選手は23名です。ラ・リーガの登録規定上、空き枠は2つしか残されていません。そのため、これからの動きは極めて限定的になると予想しています。多くても追加で1名の補強に留まる見込みで、既存選手の放出は想定していません。しかし、市場の締め切りとなる9月1日までは、何が起こるか本当に分からないものです』

クラブ首脳陣のこの計画通り、ビジャレアルは中盤の最後のピースとしてナタン・サリバをピンポイントで確保し、市場の終盤に余計な混乱を招くことなく理想的な補強をほぼ完了させようとしています。なお、サリバ獲得以前には、ラージョ・バジェカーノからの退団を望むセネガル代表MFパテ・シスもリストアップされていました。イニゴ・ペレス監督がかつてラージョで指揮を執っていた頃から彼を高く評価していましたが、ラージョ側が1000万ユーロの契約解除金満額を求めていたこともあり、優先度はサリバへシフトした形となりました。(via Estadio Deportivo / SPORT)