「クラシコでも始まるのか?」報道陣殺到の過酷な26問会見で見せた指揮官のジョークと冷徹な現実認識
コパ・デル・レイ1回戦を前に、ダニ・ハルケ練習場の記者会見場には異例の数の報道陣が殺到した。直前のラ・リーガ・サンタンデール戦に2-1で敗れ、チームが今季初めて降格圏に転落したことで指揮官の解任論が猛烈に熱を帯びていたためだ。会見場に入ってきたマノロ・ゴンサレス監督は、詰めかけた大勢の記者たちを目にすると『何だ、クラシコ(バルサ対レアル・マドリード)でも始まるのか?』とユーモア交じりのジョークを言い放ち、ピリピリとした場の雰囲気を和ませようとする一幕があった。(via Mundo Deportivo)
会見では実に26もの質問が矢継ぎ早に浴びせられ、その大半が自身の去就に関するものだった。マノーロ監督はスポーツ・ディレクターを務めるモンチからの連絡について『今のところ何も通知や連絡は受けていない』と事実を認めた上で、『私がやるべきことは、セスタオで勝つためにこれまで通りハードワークすることだ。ここにいる限りは常に正面から立ち向かい、最後まで自分のクラブを守り抜いて全力を尽くすだけだ』と毅然とした態度で意気込みを語った。(via Mundo Deportivo)
また、自身の立ち位置とファンの視線について『1年前の今頃は多くの人々に好かれていたが、勝ち星から見放されれば周囲の反応が変わるのは当たり前のことであり、リスペクトすべき現実だ。だが、私がクラブのために命懸けで戦ってこなかったと誰にも言わせない。最後の最後までエスパニョールのために命を懸けるつもりだ』と熱く胸中を明かした。(via Mundo Deportivo)
今後の進退問題については現実的かつ冷徹な見方を示している。『自分の立場が危険に晒されているのは明白であり、誰も馬鹿ではない。少しでも長く指揮を執れるよう全力を尽くす。現在見据えているのはセスタオ戦であり、金曜日に控えるラ・セラミカでのビジャレアル戦(21:00キックオフ)までに何が起こるかは予知できない。仮にセスタオ戦とビジャレアル戦を乗り切ったとしても、その次のデポルティーボ戦で敗れれば再び同じ解任論が燃え上がるだろう。この議論はシーズンを通して続きかねないが、自分が積み重なる結果によって大きな信用を失ってしまったことは重く受け止めている』と本音を吐露した。(via Mundo Deportivo)
選手たちとのドレッシングルーム内での雰囲気については『選手たちは素晴らしい姿勢でトレーニングに取り組んでおり、ピッチに出て勝利を掴むことだけを考えている。チーム内で監督の進退について直接話し合ったりはしていない。周囲で不確実性が漂っていることは選手たちも感じ取っているだろうが、それ以上の問題はない』と語り、チームの一体感を主張した。(via Mundo Deportivo)