レアル・ソシエダ戦は悔しい2-1敗戦も、新戦力と若手の輝きに光
ラ・リーガ前節、アノエタで行われたレアル・ソシエダ戦は悔しい2-1の敗北となり、チームは2連敗を喫することになりました。前半4分にDFのカラがエキスポジトへのパスを痛恨のミス。これをソシエダのオヤルサバルに奪われ、バレネチェアに先制ゴールを決められる重苦しい立ち上がりとなりました。前半はソシエダのスシッチにゲームを支配され、セルヒオ・ゴメスが左サイドから次々とチャンスを作りましたが、エスパニョールの守護神ドミトロヴィッチが数々のピンチを好守で防ぎました。26分にはオヤルサバルの鋭いシュートをストップし、その直後にオマールがクリアを誤って自陣のバーを直撃した場面も、紙一重で難を逃れました。(via Mundo Deportivo)
しかし前半終了間際、チームに歓喜をもたらしたのはアカデミー育ちのハビ・エルナンデスでした。彼の見事なパスからロベルトがボレーシュートを突き刺し、1-1の同点に追いつきました。ロベルトはこれで今季3得点目とし、リーグ得点王争いで暫定トップタイに躍り出ています。さらにアシストを提供したハビ・エルナンデスは、開幕から3試合連続でアシストを記録しており、若き才能の爆発に期待が膨んでいます。(via Mundo Deportivo)
マノロ・ゴンサレス監督は後半開始と同時に、警告を受けていたウルコに代えてPSGから新たに加入したガブリエル・モスカルドをピッチに送り込み、彼に待望の公式戦デビューを飾らせました。モスカルドが入ったことでエスパニョールは勢いを取り戻し、ハビ・エルナンデスのフリーキックがサイドネットをかすめるなど、逆転を予感させる時間帯もありました。しかし61分、相手のオサールソンに勝ち越しゴールを奪われます。スシッチからの縦パスを受けたオヤルサバルが素早く折り返し、オサールソンがドミトロヴィッチの守るゴール右隅に冷静に流し込みました。(via Mundo Deportivo)
終盤には、ソシエダの監督マタラッツォと副監督トプラクがルールへの不満から退場処分になる一幕もありました。これは治療のために一時的に選手をピッチ外に出さなければならない世界選手権基準の新ルールに対する抗議でした。エスパニョールは最後まで攻め手を欠き、2-1で敗れたものの、この試合では新戦力であるスロベニア代表のセンターバック、ドルクシッチがリーデルを差し置いて初先発を果たし、新たなチームの土台作りが進んでいることを証明しました。(via Mundo Deportivo)
ゴロサベル「すべてを捧げる」と覚悟の表明!お別れメッセージとお披露目の予定
アスレティック・クラブから期限付き移籍で加入が決定した30歳のベテラン右サイドバック、アンドニ・ゴロサベルがクラブの公式メディアを通じて初コメントを発表しました。彼は自身の熱いプレースタイルについて、『自分はピッチ上で全てを出し尽くすアグレッシブな選手だ』『それは私がこれまでずっとやってきたことだ』と語り、エスパニョールでの並々ならぬ覚悟をのぞかせました。(via Mundo Deportivo)
ゴロサベルはすでにバルセロナでのメディカルチェックを通過しており、木曜日の13:00からRCDEスタジアムで、バイエルンから加入したブライアン・サラゴサとともに公式プレゼンテーションに臨む予定です。ゴロサベルはエスパニョールが誇る伝統と熱狂的なサポーターについて言及し、『クラブの持つ輝かしい伝統や、サポーターとの驚くほどの近さにとても惹かれている。私自身、その熱い雰囲気と重なり合う部分を強く感じている』と共感を口にしました。さらに、『サポーターの皆さんがきっと私に届けてくれるであろう愛情を、ピッチの上でしっかりと返していきたい』とファンとの絆づくりに意欲を示しています。(via Mundo Deportivo)
また、彼はこれまでお世話になったアスレティック・クラブのファンや仲間に対しても、SNSで感謝を告げて旅立ちました。『この素晴らしいユニフォームを身にまとい、あの誇り高い仲間たちの一員になれたことは自分の人生の誇りだ』と振り返り、『これまでの数年間、私に愛情を注いでくれ、初日から温かく仲間として迎え入れてくれたアスレティック・クラブとすべてのファンに感謝します。ありがとう、アスレティック!』と愛を伝えるお別れの言葉を綴っています。(via Mundo Deportivo)
ゴロサベルはラ・リーガで194試合の出場実績を誇る経験豊富なディフェンダーであり、昨季はアスレティックで公式戦34試合に出場していましたが、新監督の就任によって不遇の扱いを受けていました。エスパニョールでは、かつてビルバオで同僚だったウナイ・ヌニェスと再会を果たすことになります。今後、これまでの3試合で右サイドバックを務めてきたオマール・エル・ヒラリとスタメンの座を争うことになりますが、今週日曜日にホームで行われるセビージャ戦でさっそくデビューする可能性が囁かれており、その後のオサスナ戦も含めてベテランの合流はチームにとって大きな力となるはずです。(via Estadio Deportivo)
元エースのRDTがラージョで電撃登録!かつてのアイドルを思い起こす現在の苦境
かつてエスパニョールの攻撃陣を牽引し、サポーターから絶大な人気を集めた「元コルネリャのヒーロー」であるラウール・デ・トマスが、夏の移籍市場最終日に現所属のラージョ・バジェカーノでサプライズの選手登録を果たしました。ラージョは今夏、ずっと彼の売却先を模索していましたが、最終的に選手登録を行う形となり、思わぬ展開に現地でも大きな驚きをもって受け止められています。(via Esport3)
デ・トマスは2027年までラージョとの契約を維持していますが、過去9ヶ月近くも公式戦のピッチから遠ざかっており、全盛期の面影を失っている厳しい現状に直面しています。直近ではカタールのアル・ワクラへ期限付き移籍したものの、相次ぐ負傷に見舞われてわずか13試合の出場(先発は3試合、3ゴール)に終わり、予定よりも早く契約を解消してスペインへ帰国していました。今年1月7日を最後に実戦から離れており、今夏のプレシーズンもクラブが移籍交渉を進めていたため、ずっとチームとは離れて孤独な別メニュー調整を強いられていました。(via Esport3)
この苦しい今の姿は、かつてエスパニョールの青白のユニフォームを着てファンを熱狂させた姿とはあまりにもかけ離れています。エスパニョール時代の彼は、通算89試合に出場して45ゴールを叩き出し、チームを1部へ引き上げる原動力となったほか、その後もエースとして君臨し続けました。かつてコルネリャで神格化された天才ストライカーが、今回の驚きの登録を機に、ラージョで復活の狼煙を上げられるかに注目が注がれています。(via Esport3)
マノロ・ゴンサレス監督の「厳しい要求」と新生エスパニョールの手応え
エスパニョールは移籍市場の締め切りに、右サイドバックのルベン・サンチェスを50万ユーロ(さらに将来の売却額の25%をクラブが保持する条件)でエルチェへ放出しましたが、マノロ・ゴンサレス監督はアノエタでのソシエダ戦を前にした会見で、この件について冷徹ながらプロとしての現実をストレートに言葉にしました。彼はルベン・サンチェスを戦力外としたことに対し、『これは純粋にスポーツ的な面、戦術的な理由に基づいた決断であり、それ以外の詮索をする必要は全くない』と潔く答えました。(via Mundo Deportivo)
さらに、選手たちに向けた厳しいメッセージとして、『クラブとしての要求レベルや選手の基準をより高く引き上げていかなければならない。選手自身も、自分がどれほど重みのある重要なクラブにいるのかを真剣に自覚するべきだ』と話し、甘えを許さない意識改革の必要性を訴えました。このメッセージは、新戦力のアンドニ・ゴロサベルを迎え入れてルベンのレベルを超えさせたいという、マノロ監督やモンチ氏の強い意思に基づいたものです。(via Mundo Deportivo)
厳しい言葉を投げかける一方で、マノロ・ゴンサレス監督は、モンチ氏が指揮を執って進められた夏の補強の成果には非常に満足しているようです。彼は新しく構築されたチームについて、『自分のキャリアの中で、今年ほどチームの選手層と編成に満足できている年はない』と大絶賛しました。(via ElDesmarque)
今回の移籍市場では、完全移籍のアレックス・カラトラバに加え、ブライアン・サラゴサ(買取オプション800万ユーロ)やガブリエル・モスカルド、ウナイ・ヌニェス、ドルクシッチ、そしてゴロサベルやオランダ出身のハルトマンといった優秀な選手たちを総額500万ユーロ強で迎え入れることに成功しました。新加入の選手たちはすでにチームへ溶け込み始めており、ウナイ・ヌニェスやカラトラバ、そしてドルクシッチらはソシエダ戦でも先発起用されるなど即戦力として機能しています。残る期待の新星ブライアン・サラゴサも『もう一度フットボールを楽しむためにやってきた』と早くも高いモチベーションを示しており、今週末のセビージャ戦でのデビューに注目が集まります。モンチ氏は木曜日のプレゼンテーション終了後の13:00から、メディア向けに今回の移籍市場全体を評価する総括会見を行う予定です。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
レアル・ソシエダ戦での敗戦は悔しい結果となりましたが、若きハビ・エルナンデスの3戦連続アシストや新戦力モスカルドのデビュー、さらには新加入ゴロサベルの熱い誓いなど、今後への明るい材料が溢れています。モンチ体制が送り出す新たなエスパニョールの戦いはここから本格化します。
