新加入ディエゴ・リコの入団記者会見と不退転の決意:ヘタフェ退団後の過酷な孤独トレとブレトネスとの共存関係
オサスナは、ヘタフェを退団してフリーエージェントとなっていた33歳の実力派ベテランDFディエゴ・リコ(Diego Rico)を正式に獲得し、華々しく入団記者会見を行いました。契約期間は1シーズンとなっています。
リコはプレスカンファレンスにおいて、新しい挑戦に向けて以下のように燃え盛る情熱と決意を語りました。
『これは私にとっての新たな挑戦であり、全く新しい経験です。これまで長く築いてきたプロキャリアの年数と同様に、自らの持つすべてのクオリティを出し切り、ピッチの上で魂をすべて投げ出して、あらゆる形でチームを助けたいと思っています』
さらに、自分を熱心に迎え入れてくれたクラブやスポーツ部門の熱意に対して深い感謝を表明しました。
『この移籍を成立させるために日々努力し、力を尽してくれたオサスナのすべての人々に本当に感謝しています。彼らが示してくれた多大なる信頼に対して、日々のトレーニング、日々のハードワーク、そしてピッチ上での謙虚な姿勢をもって必ず倍にして恩返ししたい。何よりもチーム全体がうまくいけば、結果として個人としての状態もすべて良くなっていくはずです』
リコにとって、前クラブを離れてからオサスナからの正式なアプローチを待つまでの数週間は、精神的にも肉体的にも極めて過酷な孤独の戦いでした。その当時の苦しい胸の内を、以下のように詳しく振り返りました。
『オサスナからのアプローチを待つ時間は、本当に長く、そして厳しく感じられました。チームを持たないまま、孤独に自分自身を信じてトレーニングを続ける日々は本当にタフでした。日によっては、何のためにやっているのかモチベーションを維持するのが非常に難しい時もありました。しかし、いつでも自分を無条件に信じて支え続けてくれた大切な家族、パートナー、そして親しい友人たちのサポートがあったからこそ、常にポジティブな思考を失わずにトレーニングを重ね、この素晴らしいチャンスが舞い込んだ瞬間に100%のコンディションですぐに飛び込める完璧な準備を整えることができました』
また、対戦相手として何度も訪れたオサスナの本拠地エル・サダールの熱狂的な雰囲気についても語りました。
『アウェーチームの選手として立っていたサダールは、常に言葉にできないほど攻略するのが難しいピッチであり、オサスナというチームも常に限界まで粘り強く戦う手強い存在でした。今度は、あの熱狂的な赤きサポーターたちが、ピッチに立つ自分を後押ししてくれる強力な楯になってくれると信じています』
契約期間が1シーズンのみに留まっている点については、リコは笑顔を見せながら『まずは目の前のこの過酷なシーズンに自らのすべてを注ぎ込み、この1年を終えた時点でどのような素晴らしい選択肢がそこにあるかをゆっくりと見つめたい』と大人の対応を示しました。
オサスナのスポーツディレクターを務めるブラウリオ・バスケス(Braulio Vázquez)氏も会見に同席し、リコに対する長年の熱意を明かしました。
『実は私たちは、これまで何度も、数年にわたってディエゴ・リコの獲得を熱心に試みてきた経緯がある。今回、ついにその念願が叶って彼をここに迎え入れることができて非常に満足している』
また、現在チーム内の左サイドバックに在籍する絶対的な主力アベル・ブレトネス(Abel Bretones)との激しいポジション争いについては、以下のように戦術的な見解を語りました。
『リコとブレトネスの2人を、私たちは全く異なるタイプの選手だとは考えていない。むしろ、お互いの長所を高め合える極めて高い親和性(共存関係)を持った素晴らしい組み合わせだと見ている。彼の経験とクオリティは、過密日程を迎えるチームにとって大きな推進力になるだろう』 (via Mundo Deportivo / MARCA)
【本日の総括】
オサスナの男子サッカーチームは、開幕戦セルタ戦を直前に控える中、バライドスの深刻な菌害による試合延期を巡ってラ・リーガと連盟への怒りの公式抗議声明を発表し、社会的にも非常に大きな論争を巻き起こしています。クラブ間で事前に結ばれていた9月開催の合意を一方的に破棄され、自らに過酷な過密日程を強いる決定を下されたことに対し、クラブは不退転の強硬姿勢で不当な扱いを告発しました。一方で、ヘタフェからフリーで加入した百戦錬磨の左サイドバック、ディエゴ・リコの入団お披露目は非常に前向きなエネルギーをチームにもたらしています。過酷な孤独トレを乗り越えたリコの不屈の精神とハードワークは、不条理なスケジュールに立ち向かうオサスナにとって、これ以上ない強固な結束力と推進力の源泉となるはずです。