開幕戦セルタ戦の延期を巡る激怒の公式抗議:クラブ間合意を無視した連盟の一方的日程決定と過酷な過密日程への非難
オサスナは、当初8月16日の日曜日21時30分に予定されていた第1節のセルタ戦について、ラ・リーガとスペインサッカー連盟(RFEF)が一方的に下した新たな日程変更に対して、クラブの歴史上でも極めて異例となる激しい公式抗議声明を発表し、絶対的な反対の意志を表明しました。
試合延期の直接的な原因となったのは、アウェーであるバライドススタジアムの芝生が深刻な菌(hongo)の病害にさらされたことです。セルタ側からのアラートを受け、ラ・リーガの専門技術者が現地へ赴いて治療対策を施したものの、南ガリシア地方を襲った激しい高気温が皮肉にも逆効果となり、芝生の状況が著しく悪化。ピッチがプレーに耐えられない状態となったため、第1節の日曜日開催は見送られることになりました。この菌によるピッチの病気という不可抗力の事実自体については、オサスナ側も対戦相手への深い理解と最大限の配慮を示しています。
しかし、その後に決定された代替日程を巡り、ラ・リーガと連盟の無神経で不条理な決定がオサスナの怒りに火をつけました。オサスナとセルタは、酷暑が続く開幕当初に選手たちへ過酷な過密日程を強いることによる負傷リスクを極めて深く憂慮し、両クラブ間で事前に話し合いを重ねていました。その結果、9月の国際Aマッチ代表ウィーク期間中となる9月24日(水曜日)または25日(木曜日)に試合を代替開催することで完全に合意に達していました。これならば、十分な回復期間を確保した上で、お互いに完璧なコンディションで試合に臨めるはずでした。
ラ・リーガと連盟も、この決定的なクラブ間の歩み寄りと合意の存在を事前に正式に通知されており、十分に把握していました。それにもかかわらず、両組織はこれらの一切の調整を無視し、完全に一方的な判断で、代替試合を8月27日の木曜日20時30分に開催することを決定したのです。
この決定により、オサスナはスケジュール的な大打撃を受けることになります。オサスナは8月24日の月曜日にホームでレバンテ戦を戦うことが決まっており、そこから中2日という極めて短い休養期間のまま、過酷な長距離アウェー遠征を含めて27日の木曜日に再びピッチに立たなければなりません。
さらに不当なことに、連盟側はオサスナの選手たちに最低限の休養を与えるために、24日(月曜日)に予定されているレバンテ戦の日程を少しでも前倒しして土曜日や日曜日にスライドするなどの譲歩や調整を求める申請についても、一切の聞く耳を持たずに拒絶しました。本来、相手チームのピッチトラブルという自身には全く一切の責任がない原因で試合を延期されたオサスナと、ビゴへのフライトや遠征を心待ちにしていたサポーターこそが、この延期劇における最大の被害者であるべきです。しかし、ラ・リーガと連盟の一方的な再編決定は、その最も守られるべき被害者に対して、さらなる不当な過密スケジュールという最大の罰を与えるという、あまりにも理不尽極まりない結果を招きました。
オサスナは声明において、このようにクラブ間の協議を完全に踏みにじる行為を『到底容認することのできない不当な敬意の欠如』と厳しく糾弾。さらに、これほどの致命的な不利益を押し付けながら、連盟側が公式にこの決定を「クラブとの調整による調和的な決定」と美化して公表している欺瞞を強く告発しました。そして、ビゴへのフライトがわずか48時間後に迫った状況で、一方的な日程変更を通達してくる無責任な大会運営体制に対し、痛烈な皮肉を込めた以下の言葉で公式声明を締めくくりました。
『実際、これはフットボールではない、ラ・リーガだ(Efectivament no es futbol, es LaLiga)』 (via Esport3 / ElDesmarque / MARCA)
新加入ディエゴ・リコの入団記者会見と不退転の決意:ヘタフェ退団後の過酷な孤独トレとブレトネスとの共存関係
オサスナは、ヘタフェを退団してフリーエージェントとなっていた33歳の実力派ベテランDFディエゴ・リコ(Diego Rico)を正式に獲得し、華々しく入団記者会見を行いました。契約期間は1シーズンとなっています。
リコはプレスカンファレンスにおいて、新しい挑戦に向けて以下のように燃え盛る情熱と決意を語りました。
『これは私にとっての新たな挑戦であり、全く新しい経験です。これまで長く築いてきたプロキャリアの年数と同様に、自らの持つすべてのクオリティを出し切り、ピッチの上で魂をすべて投げ出して、あらゆる形でチームを助けたいと思っています』
さらに、自分を熱心に迎え入れてくれたクラブやスポーツ部門の熱意に対して深い感謝を表明しました。
『この移籍を成立させるために日々努力し、力を尽してくれたオサスナのすべての人々に本当に感謝しています。彼らが示してくれた多大なる信頼に対して、日々のトレーニング、日々のハードワーク、そしてピッチ上での謙虚な姿勢をもって必ず倍にして恩返ししたい。何よりもチーム全体がうまくいけば、結果として個人としての状態もすべて良くなっていくはずです』
リコにとって、前クラブを離れてからオサスナからの正式なアプローチを待つまでの数週間は、精神的にも肉体的にも極めて過酷な孤独の戦いでした。その当時の苦しい胸の内を、以下のように詳しく振り返りました。
『オサスナからのアプローチを待つ時間は、本当に長く、そして厳しく感じられました。チームを持たないまま、孤独に自分自身を信じてトレーニングを続ける日々は本当にタフでした。日によっては、何のためにやっているのかモチベーションを維持するのが非常に難しい時もありました。しかし、いつでも自分を無条件に信じて支え続けてくれた大切な家族、パートナー、そして親しい友人たちのサポートがあったからこそ、常にポジティブな思考を失わずにトレーニングを重ね、この素晴らしいチャンスが舞い込んだ瞬間に100%のコンディションですぐに飛び込める完璧な準備を整えることができました』
また、対戦相手として何度も訪れたオサスナの本拠地エル・サダールの熱狂的な雰囲気についても語りました。
『アウェーチームの選手として立っていたサダールは、常に言葉にできないほど攻略するのが難しいピッチであり、オサスナというチームも常に限界まで粘り強く戦う手強い存在でした。今度は、あの熱狂的な赤きサポーターたちが、ピッチに立つ自分を後押ししてくれる強力な楯になってくれると信じています』
契約期間が1シーズンのみに留まっている点については、リコは笑顔を見せながら『まずは目の前のこの過酷なシーズンに自らのすべてを注ぎ込み、この1年を終えた時点でどのような素晴らしい選択肢がそこにあるかをゆっくりと見つめたい』と大人の対応を示しました。
オサスナのスポーツディレクターを務めるブラウリオ・バスケス(Braulio Vázquez)氏も会見に同席し、リコに対する長年の熱意を明かしました。
『実は私たちは、これまで何度も、数年にわたってディエゴ・リコの獲得を熱心に試みてきた経緯がある。今回、ついにその念願が叶って彼をここに迎え入れることができて非常に満足している』
また、現在チーム内の左サイドバックに在籍する絶対的な主力アベル・ブレトネス(Abel Bretones)との激しいポジション争いについては、以下のように戦術的な見解を語りました。
『リコとブレトネスの2人を、私たちは全く異なるタイプの選手だとは考えていない。むしろ、お互いの長所を高め合える極めて高い親和性(共存関係)を持った素晴らしい組み合わせだと見ている。彼の経験とクオリティは、過密日程を迎えるチームにとって大きな推進力になるだろう』 (via Mundo Deportivo / MARCA)
【本日の総括】
オサスナの男子サッカーチームは、開幕戦セルタ戦を直前に控える中、バライドスの深刻な菌害による試合延期を巡ってラ・リーガと連盟への怒りの公式抗議声明を発表し、社会的にも非常に大きな論争を巻き起こしています。クラブ間で事前に結ばれていた9月開催の合意を一方的に破棄され、自らに過酷な過密日程を強いる決定を下されたことに対し、クラブは不退転の強硬姿勢で不当な扱いを告発しました。一方で、ヘタフェからフリーで加入した百戦錬磨の左サイドバック、ディエゴ・リコの入団お披露目は非常に前向きなエネルギーをチームにもたらしています。過酷な孤独トレを乗り越えたリコの不屈の精神とハードワークは、不条理なスケジュールに立ち向かうオサスナにとって、これ以上ない強固な結束力と推進力の源泉となるはずです。
