アゲルド破談に伴うセンターバック補強の代替案、クレイチとゼゼの再リストアップ
アゲルドの補強が完全に消滅したことを受け、エリック・ブレトススポーツディレクター率いる強化部は、ディフェンスラインの深刻な人員不足を解消するための次なるターゲット確保に向けて、早急にプランBへの移行を強いられています。現在のチームは、アリツ・エルストンドが契約満了を迎え、ドゥイェ・チャレタ=ツァルもレンタル期間終了によりリヨンへと戻ったため、中央の守備陣の層が極めて薄くなっています。
ブレトスSDは、以前から密かに追跡していた2人の実力派センターバックの名前を再びリストの最上位に引き上げ、交渉の可能性を模索し始めました。
1人目のターゲットは、イングランドのウルヴァーハンプトン(ウルヴズ)に所属するチェコ代表の27歳DF、ラディスラフ・クレイチ(Ladislav Krejci)です。クレイチは2024/2025シーズンにジローナの主軸として大活躍し、スペインリーグの適応力は完全に実証済みです。チームの降格に伴いトップリーグへの移籍を熱望しており、ウルヴズ側は昨年夏に彼を獲得した際の総額3000万ユーロの投資を少しでも回収するため、約2000万ユーロの移籍金を要求しています。クレイチの最大の武器は、チェコ代表を実に20年ぶりのワールドカップへと導いたその傑出したリーダーシップであり、若い守備陣を統率する精神的柱として完璧なピースとなります。
2人目のターゲットは、フランスのナントから昨夏にサウジアラビアのNEOMへと2000万ユーロで完全移籍した21歳の若き俊英、ナタン・ゼゼ(Nathan Zézé)です。ゼゼは1.90メートルを超える驚異的な体躯と高い戦闘能力を兼ね備えており、獲得に成功すれば下部組織出身のホン・マルティンと長期にわたって最強のセンターバックコンビを築くことができるという、クラブの将来プランに完全に合致する魅力があります。しかし、NEOMが昨年投じた2000万ユーロと同額の投資が必要なことや、中東で彼が現在得ている超高額なサラリーの壁が、財政上限の厳しいソシエダにとって極めて大きな障壁となっています。 (via ElDesmarque)