ソシオキャンペーン終了と過去最高ペースの27637人到達

デポルティーボ・ラ・コルーニャは、2026-27シーズンのソシオキャンペーンを、座席権利を持つアボナード(年間シート購入者)27,637人で締めくくりました。これは、1日のチケット販売分を確保するためにクラブが近年設定している上限値(スタジアムの最大収容人数は32,600人)に達したためです。今シーズンはこれまで以上に早い段階で新規受付を終了しました。例えば、2024年には9月中旬(約5週間後)に27,549人で新規受付を終了していましたが、今回は非常に早いペースでした。これは、一部のファンから値上げやマラトン・インフェリオールスタンドへの入場条件についての批判があったにもかかわらず、1部リーグ復帰に伴うチームの人気が健在であることを示しています。

クラブ全体の登録アボナード数は、女子チームのデポル・アバンカや男子Bチームのファブリルを観戦するために追加料金を支払ったファンを合わせると、合計29,854人に達します。クラブはソシオに対し、8月12日まで同じスタンド内での座席変更申請が可能であると案内しています。事前予約期間が終了した後の8月17日から21日までは、事前予約なしで座席変更が可能となります。ソシオ受付窓口(OAD)の営業時間は、月曜日から木曜日が9:15〜13:30と15:00〜18:00、金曜日が9:15〜14:00です。

この記録的な数字の一方で、一部のサポーターからは批判の声も上がっており、数週間前には抗議デモも行われました。批判の理由は主に2点あります。1つ目はマラトン・インフェリオールスタンドの入場条件です。このエリアのソシオには、対面手続きの一部への参加や、身元確認のための身分証明書(DNI)の表面コピーの提出が求められています。また、他のスタンドとは異なり、特定の試合でアボナードカードを第三者に譲渡して入場させることが禁止されています。クラブはこの決定について、昨シーズンのラス・パルマス戦でのピッチ侵入によるスタジアム閉鎖警告や、ラ・リーガが同スタンドからのチャントに対して科した複数の罰金処分に対応し、責任追及に備えるための措置だと説明しています。2つ目は価格の値上げで、サポーター側によると34%から68%の値上げが行われました。先日アベゴンドで行われたクラブ幹部とペニャス連盟、リアソール・ブルース、オールド・フェイセズの代表者による話し合いは、合意に至らず決裂しました。これらの新措置が導入された後、リアソールでの最初の試合となるのが、水曜日に行われるレアル・マドリードとのテレサ・エレーラ杯となります。 (via SPORT)

至宝イェレマイの負傷状況と新シーズンへの復帰ロードマップ

デポルティーボ・ラ・コルーニャの至宝であるイェレマイ・エルナンデスは、依然として実戦復帰へのゴーサインが出ていません。恥骨の負傷からの回復途上にあり、今夏のプレシーズンマッチにはまだ1試合も出場できていません。そのため、今週水曜日にリアソールで行われるレアル・マドリードとのテレサ・エレーラ杯への出場も極めて難しい状況です。イェレマイは5月24日以来、実に2ヶ月以上にわたり離脱が続いており、彼を欠く状況はアントニオ・イダルゴ監督にとっても頭の痛い問題となっています。イェレマイは昨シーズンの最終節、ホームのラス・パルマス戦(クラブの歴史的な1部昇格を決めた試合)も欠場していました。

アントニオ・イダルゴ監督は7月末、イェレマイの復帰見通しについて次のように述べています。

『彼は依然として我々の中心的な選手であり、昨シーズンはチームに多大な貢献をしてくれた。彼が抱えている負傷は私自身も現役時代に経験したことがあるが、決して簡単に付き合えるものではない。リーグ開幕戦には間に合うと期待しているが、現時点では試合に出るよりも、まずは練習への参加を優先させるのが望ましい』

イェレマイを欠く中、デポルティーボはプレシーズンでレアル・オビエド、ザンクトパウリ、フィオレンティーナ、ジェノアと対戦し、3分け1勝の成績を残しています。新戦力として、攻撃陣にピエール=エメリク・オーバメヤン、守備陣にはゴールキーパーのレオ・ロマンを獲得し、さらにアンヘリーニョの獲得も公式発表されるなど、チームは着実に補強を進めています。

昨シーズン、イェレマイはラ・リーガ・ハイパモーションで38試合に出場し、11ゴール10アシストを記録して昇格の決定的な原動力となりました。新シーズン、彼の復帰後は、オーバメヤンやルイスミ・クルスとの共演、あるいはダビド・メジャ、ザカリア・エダフチュリ、アドリアン・ゲレーロといったアタッカー陣との組み合わせに期待が寄せられています。

現在、イダルゴ監督はイェレマイ不在のオルタナティブとして、オーバメヤンとビル・ンソンゴのコンビなどを試しています。カメルーン出身のンソンゴはフィオレンティーナ戦でゴールを決めており、レアル・マドリード戦でも先発起用される可能性があります。また、もう一つの選択肢であるルイスミ・クルスはプレシーズン4試合中3試合に先発出場しています。ルイスミ・クルスは直近のジェノア戦ではベンチスタートとなりましたが、過密なプレシーズン中の負荷管理次第ではレアル・マドリード戦で先発に復帰する可能性があります。公式戦の開幕戦はホームのリアソールでエルチェと対戦し、第2節はアウェイのラ・ロサレダで同じく昇格組のマラガと対戦します。 (via Estadio Deportivo)

ジェノア遠征でのサポーター衝突事故とクラブの厳重処分方針

デポルティーボとジェノアのウルトラによる衝突事件が発生しました。金曜日の深夜、ジェノバの路上において、デポルティーボとジェノアのウルトラ約100名が、鉄パイプや木製バット、発煙筒を武器に使用して乱闘を繰り広げました。SNSに投稿された動画によると、ウルトラ同士が大声を上げながら物を投げ合い、追いかけ回す様子が映し出されており、現地の通りは一時パニックに陥りました。

現地の目撃者は緊迫した状況を次のように語っています。

『ウルトラたちは発煙筒や棒を手にし、深夜12時40分頃にサン・ドナートからエルベ広場に現れた。その数は約60人で、まるで報復遠征のようだった。彼らが姿を現した途端にパニックが広がり、広場に座っていた人々は悲鳴を上げて飲食代も払わずに逃げ出した。近隣の住民はすぐに窓のシャッターを下ろし、店員たちを店内に避難させた。警察が到着する前に広場はもぬけの殻になっていた。まるで映画のワンシーンのようで、超現実的な光景だった。広場には何百人もの観光客がおり、彼らが帰国した後にこの街についてどう語るか想像もつかない。もしこれが1ヶ月後で、もっと多くの若者が通りにいる時期だったらどうなっていたか。歴史地区の安全を確保するために、早急に対策を講じるべきだ』

これに対し、デポルティーボは公式ウェブサイト上に非難声明を掲載し、事件への関与が確認された場合の制裁措置を示唆しました。クラブは声明で次のように表明しています。

『デポルティーボの試合に関連してジェノバを訪れた一部の個人が引き起こした騒動について、当クラブは、いかなる暴力行為、威嚇、または公の秩序を乱す行為に対しても、断固として絶対的な非難を表明する。このような振る舞いは、我がクラブの価値観やサポーター精神を代表するものではなく、スタジアムの内外で当組織が掲げる敬意、共存、そして責任の原則に反するものである。クラブは現在、事態の詳細について情報を収集しており、事実関係の解明に向けて関係当局や管轄組織と密に連絡を取り合って協力していく。デポルティーボの関係者の関与が確認された場合、法的な枠組みおよびクラブの権限において、適切な措置を講じることを検討する。我がクラブは、敬意と共存に基づくフットボールへのコミットメントを改めて表明し、いかなる形の暴力もクラブの価値観とは相容れないものであることを強調する』 (via ElDesmarque)

【本日の総括】

1部復帰に沸くデポルティーボ・ラ・コルーニャは、2万7千人を超えるソシオ確保と新戦力の獲得で新シーズンへの期待が高まる一方、ピッチ外ではウルトラの衝突事件やスタンドの入場ルール変更を巡るサポーターとの摩擦など、複雑な課題も抱えています。エースのイェレマイの一日も早い完全復活が待たれます。