アレハンドロ・バルデ FCバルセロナの左SBが冬の退団を検討
FCバルセロナに所属する22歳のスペイン人左サイドバック、アレハンドロ・バルデが、今シーズンの出場機会激減を受けて1月の移籍市場での退団を前向きに検討しているという観測が浮上した。クラブの下部組織から台頭した生え抜きの逸材が岐路に立たされたことで、現地で波紋が広がっている。
22歳のアレハンドロ・バルデは、かつて世界屈指の左サイドバックとして評価され、FCバルセロナの定位置を確固たるものにしていた。しかし、今シーズンは戦術的な変更やライバルの台頭により、状況が一変している。
今シーズンの公式戦最初の10試合において、アレハンドロ・バルデの出場時間はわずか12分間にとどまっている。出番を与えられない現状に対し、選手自身が強い危機感を抱いており、出場機会を確保するための移籍を視野に入れ始めた。
今夏の移籍市場において移籍の噂が立った際には、選手本人が『バルセロナは自分の家だ』と述べて残留を強調していた。ところが、開幕後に置かれた厳しい立場により、その心境に大きな変化が生じている。
クラブ側は過密日程を見据えて守備陣の層を維持したい意向を持つものの、不満を募らせる若い才能を留め続けることには難しさも伴う。1月の市場に向けて、他クラブからの期限付き移籍や完全移籍の打診を受け入れる可能性が探られている。
つまり、出場機会の著しい減少が若きサイドバックの将来の決断を後押ししているということだ。この動きが示すのは、熾烈な定位置争いが繰り広げられるバルセロナにおいて、実績のある生え抜き選手であっても定位置が保証されない厳しさである。1月の市場に向けて、クラブ側が手放す決断を下すのか、あるいは出場機会を与えて引き留めるのかが今後の焦点となる。(via SPORT)