【今回のラインナップ】
✅ FCアンドラ [UDラス・パルマスとの大一番、プレーオフ進出へ負けられない戦い]
✅ UDラス・パルマス [自動昇格圏を猛追、破竹の3連勝で敵地へ乗り込む]
✅ コルドバCF [奇跡のプレーオフ進出へ残り4戦全勝の茨の道]
✅ グラナダCF [劇的勝利で残留を確実に、アンダルシアダービーへ挑む]
✅ マラガCF [白熱の勝利も、スタンドからの腕時計投げ込みで罰金処分へ]
✅ スポルティング・デ・ヒホン [一発退場で数的不利に泣き敗戦、監督の今季限りでの退任も決定]
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [若き至宝ジェレマイにスポルティングCPが熱視線、ノエ・カリージョは契約延長]
✅ アルバセテ・バロンピエ [FCアンドラを撃破、期待の若手カピと2029年まで契約延長]
✅ レアル・バジャドリード [契約満了のチュキを巡り、欧州複数クラブが争奪戦を展開]
✅ CDカステリョン [ADセウタ戦のドローに主将が嘆き、プレーオフへ残り3戦全勝を誓う]
■【FCアンドラ】
現在リーグ10位(55ポイント)につけるFCアンドラは、第39節で5位UDラス・パルマスとホームで激突する。前節はホームでアルバセテ・バロンピエに敗れ、好調だった4連勝がストップしてしまった。しかしプレーオフ進出圏内へ食い込むチャンスは残されており、昇格を争う強豪との直接対決で何としても勝ち点を積み上げ、再び浮上のきっかけを掴む必要がある。(via MARCA)
■【UDラス・パルマス】
リーグ5位(66ポイント)につけるUDラス・パルマスは、自動昇格圏内となる2位以内へのジャンプアップを明確な目標に見据えている。前節はレアル・バジャドリードとの重要な一戦を2-1で制し、破竹の3連勝を達成した。自動昇格枠のライバルたちにプレッシャーをかけ続けるため、敵地でのFCアンドラ戦は絶対に勝ち点3を逃せない試合となる。(via MARCA)
■【コルドバCF】
コルドバCFは日曜18:30から本拠地エル・アルカンヘルでグラナダCFとのアンダルシアダービーに挑む。現在プレーオフ圏内となる6位への進出を理論上可能とするためには、残り4節でパーフェクトな勝ち点獲得が絶対条件となる。今後のスケジュールはグラナダ、アルバセテ、最終節のウエスカ戦というホーム3試合に加え、昇格圏を直接争うライバルであるエイバルとの敵地での大一番が控えている。グラナダ戦に向けては、チームの要であるイスマ・ルイスが依然としてグループ練習に合流できておらず欠場が濃厚となっており、アルベルト・デル・モラルが中盤で先発する見込みだ。また、アディルソン・メンデスとフランク・フォメジェムは負傷により今季絶望となっている。予想スタメンにはイケル・アルバレス、カルロス・アルバランなどが名を連ねている。(via SPORT)
■【グラナダCF】
パチェタ監督率いるグラナダCFは、前節レアル・サラゴサ相手に0-1での劇的な勝利を収め、残留を事実上確実なものにした。残り12ポイントの状況で降格圏と12ポイント差をつける安全圏に位置しており、監督も「1月や2月の時点ならサインしてでも欲しかった状況だ」と安堵の表情を見せている。コルドバ戦に向けては、守備陣のロイク・ウィリアムスの出場が直前まで不透明だが、指揮官は起用への期待を語っている。一方で、前節退場処分を受けたホルヘ・パスクアルは出場停止。ルカ・ジダンと、前回のアンダルシアダービーで唯一のゴールを挙げたマヌ・ラマは負傷欠場となる。(via SPORT)
■【マラガCF】
マラガCFはスポルティング・デ・ヒホンとの激しい一戦を2-1で制した。しかし試合終了間際の90+5分、アシスタントレフェリー2の後方にある指定席エリアの観客席から腕時計がピッチに投げ込まれる事件が発生した。誰にも当たらなかったものの、主審は直ちに物投げ込みプロトコルを発動させ、試合が1分間中断される事態となった。この軽微な秩序乱れ行為により、クラブは最大602ユーロ(通常300ユーロ程度)の罰金処分を受ける可能性が高い。(via Mundo Deportivo)
■【スポルティング・デ・ヒホン】
マラガCFとのアウェー戦に臨んだスポルティング・デ・ヒホンだったが、1-2で敗戦を喫した。前半25分、ジョナタン・ドゥバシンが相手の顔面に向けてスパイクの裏を見せる危険なタックルを見舞い、VAR介入を経て一発退場となったことが致命傷となり、数的不利のまま厳しい戦いを強いられた。また、昨年10月からチームの指揮を執っていたボルハ・ヒメネス監督は、直近の数週間における状況分析の結果、双方合意のもとで今季終了後に契約を解除し退任することが公式に発表された。(via Mundo Deportivo)
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】
デポルティーボ・ラ・コルーニャは、CDレガネス戦で決勝ゴールを挙げた19歳のMFノエ・カリージョとの契約を2029年6月まで(さらに1年の延長オプション付き)延長したと発表した。一方で、23歳のカナリア諸島出身ウイング、ジェレマイの引き抜きに向けてポルトガルの名門スポルティングCPが今夏再び動き出す準備を進めている。昨夏も関心を示されたが、チームの昇格に伴い残留を選んでいたジェレマイの動向が注目される。(via Mundo Deportivo)
■【アルバセテ・バロンピエ】
アルバセテ・バロンピエは敵地でFCアンドラを見事に撃破した。また、19歳の有望な若手MFウゴ・マルティネス・ゴンサレス(通称”カピ”)との契約を、従来の2027年から2029年まで2シーズン延長したと公式発表した。カピは昨年10月のカステリョン戦でデビューを飾って以来、トップチームですでに16試合に出場し、存在感を示している。(via Mundo Deportivo)
■【レアル・バジャドリード】
UDラス・パルマスに1-2で敗戦を喫したレアル・バジャドリードだが、チームの成績とは裏腹に、22歳のFWイバン・サン・ホセ(通称”チュキ”)がセグンダの舞台で鮮烈な輝きを放っている。2026年で契約満了となり移籍金ゼロで獲得可能となるため、ユヴェントス、シュトゥットガルト、コモに加え、直近ではヴェルダー・ブレーメンが獲得リストに名を連ねるなど、欧州の複数クラブによる激しい争奪戦が展開されている。(via Mundo Deportivo)
■【CDカステリョン】
CDカステリョンはADセウタとの試合で圧倒的な優位に立ちながらも、決定力を欠きスコアレスドローに終わった。主将のアルベルト・ヒメネスは「0-3、0-4、0-5で勝てるだけのチャンスがあったのにボールが入りたがらなかった」とフラストレーションを露わにした。乾燥したピッチによるスローテンポな前半から、後半は激しいリズムで攻勢に出たもののゴールが遠かった。それでもチームの視線は前を向いており、プレーオフ進出圏内へ食い込むため、カディスCF、ウエスカ、エイバルという残留や昇格を争うライバルたちとの残り3試合での全勝を誓っている。次戦は金曜20時30分に本拠地スカイファイ・カスタリアでカディスCFを迎え撃つ。(via SPORT)
【本日の総括】
LALIGA Hypermotionの終盤戦は、昇格と残留を巡る争いが極限の熱を帯びている。自動昇格を狙うUDラス・パルマスが3連勝で勢いに乗る一方、FCアンドラやコルドバCF、CDカステリョンはプレーオフ進出の望みを繋ぐために一つも落とせない崖っぷちの戦いを強いられている。残留争いではグラナダCFが劇的勝利で事実上の安全圏へ逃げ切ることに成功した。また、スポルティング・デ・ヒホンの監督退任や、チュキ、ジェレマイといった若手有望株を巡る欧州クラブの激しい移籍市場の動きも活発化しており、ピッチ内外でスペイン2部の勢力図が大きく塗り替わろうとしている。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
FCアンドラ対UDラス・パルマスの一戦は、プレーオフ進出を懸けた両チームにとって極めて重要な局面です。アンドラは前節で連勝が止まりましたが、ホームで強豪ラス・パルマスを迎えることで、戦術的な修正と集中力の高まりが期待できます。特に、相手の攻撃的な陣形に対して、いかにコンパクトさを保ち、中盤でのボール奪取から素早く攻撃に転じるかが鍵となるでしょう。ラス・パルマスは3連勝と勢いに乗っており、その攻撃力をどう抑え込むか、アンドラの守備ブロックの構築と前線のプレス強度が見どころです。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
セグンダも終盤戦に入り、昇格争いや残留争いが激化する中で、各クラブのフロントや監督の采配、そしてチーム全体の空気が試されています。FCアンドラとUDラス・パルマスのような直接対決は、単なる勝ち点争い以上に、クラブの勢いや目標達成への執念が問われる場となります。また、スポルティング・ヒホンの監督退任決定は、チームの成績だけでなく、クラブとしての方向性や将来的な展望にも影響を与える可能性があります。こうした状況下で、選手たちがどれだけ集中力を保ち、クラブの期待に応えられるかが注目されます。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
セグンダでは、来季を見据えた契約延長や移籍の動きが活発化しています。デポルティーボ・ラ・コルーニャのノエ・カリージョ、アルバセテのウゴ・マルティネス・ゴンサレスといった若手有望株との長期契約は、クラブの将来への投資として理にかなっています。一方で、レアル・バジャドリードのチュキのように、契約満了が近づく選手の争奪戦は、移籍金ゼロで獲得できる可能性から欧州の複数クラブが動く典型的なケースです。これらの動きは、選手の市場価値やクラブの編成戦略を理解する上で重要な指標となります。