アルベロア監督とカルバハルの確執、冷酷な会見発言と過去の因縁
アルバロ・アルベロア監督とキャプテンの一人であるダニ・カルバハルの冷え切った関係が浮き彫りになっている。2026年にアメリカ・メキシコ・カナダで開催されるワールドカップに向けて、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督のリストに入るため、多くの選手が出場時間を求めている。2年前に大怪我を負うまでは代表の絶対的レギュラーだったカルバハルもその一人だ。しかし、今季のカルバハルは20試合の出場にとどまり、スタメン出場はわずか8回しかない。アルベロア監督就任以降は合計で442分しかプレーしておらず、高い要求が求められる重要な試合には一切起用されていない。
アラベス戦後の記者会見で、ジャーナリストから『カルバハルはワールドカップ行きを懸けている。彼を助けるつもりはあるか?』とストレートな質問が飛んだ。これに対し、アルベロア監督はキャプテンを他の選手と全く同じレベルに置く冷酷な回答を放った。
『私には23人の選手がスカッドにいる。マドリードのどの選手にもワールドカップに行く選択肢がある。許してもらえるなら、私は自分のチームにとって何がベストかを考える』
この発言は、両者の過去の因縁を思い出させるものだ。アルベロアが現役選手だった頃、若きカルバハルがマドリードに加入してきたことで、アルベロアはレギュラーの座を奪われ、3シーズン連続でベンチを温める日々を過ごした末に、愛するクラブを裏口から去ることになったという過去がある。
もし状況が変わらなければ、今夏で契約満了を迎えるカルバハルは契約を更新しない見込みだ。クラブはアントニオ・リュディガーなどの他選手には延長オファーを出しているが、カルバハルにはいまだに何の提示も行っていない。
また、同じ記者会見でアルベロア監督はリーガの優勝争いについて『数学的な可能性が残っている限り、当然リーガは存在する』と語る一方で、『もしバルサが優勝したら、彼らを祝福する』と白旗とも取れる発言を残している。(via Esport3)