エムバペの「いいね」騒動と次期監督モウリーニョ就任の噂

無冠のシーズンが濃厚となり、監督の座に関する議論が白熱するレアル・マドリードにおいて、キリアン・エムバペがSNSで大きな波紋を呼んでいる。Instagramのアカウント「@score90」が、『ジョゼ・モウリーニョが新監督としてベルナベウに復帰し、新たなスポーツプロジェクトを開始する』と主張する画像を投稿した。この画像には、モウリーニョが第1期政権でお気に入りだったクリスティアーノ・ロナウドやルカ・モドリッチと共に、新時代のアイコンとしてエムバペとアルダ・ギュレルが並んで描かれていた。驚くべきことに、エムバペはこの投稿に「いいね」を押したのである。自分の「いいね」がSNSでどのような反響を生むかを知り尽くしているエムバペが、モウリーニョ就任に賛成の立場を示したことは、マドリード内部に大きな驚きをもたらした。

2010年から2013年までマドリーを指揮したモウリーニョは、数々の論争を巻き起こした一方で、彼を支持するファンも多かった。現在、モウリーニョは自身の代理人であるホルヘ・メンデスを通じてマドリードにオファーを出しているという。モウリーニョは現在の所属先であるベンフィカとの契約に非常に低額な違約金の契約解除条項を持っており、さらに第1期マドリード時代よりも低い給与で指揮を執る用意がある。フロレンティーノ・ペレス会長との関係も良好だが、会長は彼を呼び戻すことのリスクの大きさも十分に承知している。

また、モウリーニョは現在のアルバロ・アルベロア監督との関係も非常に良好であり、アルベロアがレアル・マドリードとの関わりを続けたいと希望するのであれば、彼を自身のコーチングスタッフに含めることにも前向きだという。

マドリードのフロントには、他にもマウリシオ・ポチェッティーノやディディエ・デシャンといったトップレベルの監督から売り込みが届いているが、まだ最終的な決断は下されていない。しかし、シーズン終盤の決定的な時期にチームからパフォーマンスを引き出せず、タイトルを一つも獲得できなかったアルベロア監督が、来季は指揮を執らないことだけは明確になっている。(via SPORT)