CEサバデル & コルドバCF
来週月曜日、ノバ・クレウ・アルタで行われるCEサバデルとコルドバCFの一戦は、歴史的かつセンチメンタルな物語に彩られたエモーショナルなゲームとなります。このサバデルの本拠地ノバ・クレウ・アルタは、来る9月15日に建設開始からちょうど60周年を迎えるという極めて深い歴史を持つスタジアムです。
歴史的なデータを紐解くと、コルドバにとってこのアルレキナード(サバデルの愛称)の聖地は、過去14回のアウェイ戦でわずか1勝(15年前にパコ・ヘメス監督が率いた3-0の勝利)しか挙げていないという、極めて過酷な鬼門として立ちはだかってきました。プロリーグである2部での過去8回の対決でも、引き分けが4度と最も多く、サバデルが3勝を挙げて優位を保っています。
しかし、コルドバのサポーターにとって、ノバ・クレウ・アルタという名は、クラブの歴史の中で最も美しくドラマチックな「奇跡の1部昇格ロード」を想起させる、特別なノスタルジーを孕んだ場所でもあります。今から12年前の2014年3月22日、コルドバはノバ・クレウ・アルタでサバデルに3-2で敗れました。コルドバは前半17分にミゲル・アンヘル・ニエトのゴールで先制し、試合を支配しながらも、後半の自滅によって1-3と逆転されるという痛烈な教訓を得ました。
しかし、アルベルト・「チャピ」・フェレール監督は、このノバ・クレウ・アルタでの敗戦からアプローチを完全に変え、チームの意識を劇的に変革させました。そして、この日を境に、コルドバは驚異的なアウェイ無敗の快進撃を開始します。次の遠征先であるスポルティング・ヒホンをペドロの2ゴールで1-2と破り、続くエルクレス戦(0-1勝)、バルセロナB戦(0-1勝、この当時のバルサBにはアダマ・トラオレ、デニス・スアレス、アレックス・グリマルド、ムニル、サンドロなどの若きスターが在籍し、ウリ・ダビラが値千金の決勝ゴールを挙げてプレーオフ圏内に滑り込みました)、テネリフェ戦(0-1勝)、レクレアティーボ・ウエルバ戦(1-1分)と、アウェイでの戦闘力を極限まで高めていきました。
その圧倒的なアウェイ無敗街道の果てに、コルドバは2014年6月22日、奇跡の1部昇格という不滅の栄光を掴み取ることになります。今回の対戦は、実に12年の時を経て、コルドバがあの美しく険しい奇跡の旅路の「出発点」となった因縁のノバ・クレウ・アルタへと帰還する、非常に意味深い一戦となるのです。 (via SPORT)