アンドレス・ガルシア獲得の動き 右SB再編へ向けたウナイ・エメリの協力

バレンシアは夏の移籍市場で右サイドバックの補強を急務としており、アストン・ヴィラに所属するバレンシア出身のアンドレス・ガルシアをメインターゲットに定めています。

現在、右サイドバックのレンソ・サラビアとティエリー・レンダルは6月30日で契約満了を迎え、クラブから契約延長のオファーは提示されません。これにより、7月1日時点で残る右サイドバックは、2027年6月30日まで契約があるディミトリ・フルキエただ一人となります。しかし、彼に対しても適切なオファーがあればクラブは放出を歓迎する姿勢を見せており、実質的に右サイドバックのポジションが空っぽになる危機に瀕しています。

アンドレス・ガルシアは、2025年1月にレバンテから700万ユーロの移籍金でアストン・ヴィラに加入しました。しかし、ヨーロッパリーグ王者となったチームでの最初のフルシーズンでは、プレミアリーグ6試合、ヨーロッパリーグ1試合、FAカップ1試合の公式戦計8試合、わずか109分の出場にとどまり、筋肉の負傷もあってほとんど出場機会を得られませんでした。バレンシアは今年1月の冬の市場でも彼の獲得を試みましたが、ウナイ・エメリ監督がチームを助けるために残るよう説得したため、残留していました。

今回、アストン・ヴィラはエメリ監督の承認を得て、彼の経験と出場時間確保のためにレンタル移籍を許可しました。エメリ監督とダミア・ビダガニー(フットボールディレクター)の存在により、両クラブ間の関係は非常に良好です。アストン・ヴィラはすでに選手に対し、関心を持つクラブとの交渉を許可したと伝えられています。

ガルシアにはプレミアリーグや他国のリーグから、バレンシアを上回る好条件の確固たるオファーが4〜5件届いています。国内でもエルチェなどが関心を示しています。しかし、バレンシアには彼を惹きつける大きなアドバンテージがあります。選手自身はプレミアリーグでの生活に満足しているものの、移籍するならば地元であるバレンシアへ帰り、家族のそばでプレーすることを望んでいます。さらに、現在バレンシアには右サイドバックがいないため、ラ・リーガという高いレベルで十分な出場時間が保証されるというスポーツ面の魅力も大きな後押しとなっています。

選手はプレシーズン開始前に移籍先を決定し、他のチームメイトと同じ条件でスタートを切りたいと考えており、決断を急いではいませんが、バレンシアが有力な候補となっています。アストン・ヴィラは買取オプションの付与も検討しているようですが、700万ユーロという投資額と2029年までの長期契約を結んでいる若手選手であるため、決して安価な設定にはならない見込みです。

(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)