ウーゴ・ドゥロの去就 移籍金設定と本人の熱き決意表明

ロン・ガーレイ、カルロス・コルベラン、リサンドロ・イセイの3人は「誰も不可欠ではない」という前提の下で、2026/27シーズンのスカッド計画を練っています。クラブを満足させるオファーがあれば、誰でも退団できる状況です。その中で、今季10ゴールを挙げてチームの最多得点者となったウーゴ・ドゥロにも動きがあります。

ドゥロは得点王でありながら、今シーズンは先発での存在感を失いました。ラ・リーガ36試合のうち14試合はベンチスタートとなり、ソン・モイシュでのマジョルカ戦では出番すら与えられず、ウマル・サディクにポジションを奪われる形となりました。彼が絶対的な「9番」として活躍していた過去2シーズンとは明確に異なる状況です。

しかし、ドゥロ自身の優先事項は、2028年まで契約を結んでいるメスタージャに留まることです。最終節のバルセロナ戦での勝利後、彼はSNSを通じてクラブを「家」と呼び、将来に向けてバレンシアのユニフォームでより大きな目標のために戦う決意を次のように長文で綴りました。

『また一つシーズンが終わった。成長し、誰もが望む場所にバレンシアCFが戻るのを見る機会を活かせなかったシーズンだ。昨日、僕らはもっとずっと上にいるべきだと証明した。クラブのため、ファンのため、そしてチームのために。個人的にはとても厳しいシーズンだった。すべてを出し尽くしたし、これからもずっと僕の家であるこのクラブのために持っているものすべてを出し尽くす。精神的には厳しく困難だったけど、来シーズンはチームのために戦い、みんなが望むもっと大きな目標を達成するために、これまで以上に力をもらっている。今は電源を切り、バッテリーを充電し、反省する時だ。1ヶ月後に戻ってくる。そして、団結し、バレンシアをふさわしいヨーロッパの舞台に導くために、全員が一歩前進しなければならない』

本人の残留意志とは裏腹に、クラブは夏の市場でのオファーに備え、ドゥロに1000万から1200万ユーロの移籍金を設定したと報じられています。今季のバレンシアは38試合でわずか46ゴールと得点力不足が明白であり、コルベランとイセイは攻撃陣の補強を必須課題としています。もしドゥロの売却が実現すれば、その資金は新たなアタッカー獲得に再投資される予定です。昨季のアルナウト・ダンジュマ、ラルジ・ラマザニ、ルーカス・ベルトランといった補強は失敗に終わり、レンタル組は所属元へ戻り、ビジャレアルの元選手であるダンジュマからは利益を回収することが絶望視されています。

(via SPORT)