ジョージ・イレニヘナ獲得交渉の進展と詳細

攻撃陣のさらなる再編を狙うスポーツディレクターのジョゼ・イグナシオ・ナバロは、サウジアラビアのAl-Ittihadに所属する19歳(今月16日に20歳を迎える)のフランス人FWジョージ・イレニヘナの獲得交渉を急ピッチで進めており、移籍合意に向けて極めて優位な立場に立っています。

Al-Ittihad側は、高額な投資を行ったこのアタッカーを再びヨーロッパの舞台で経験を積ませるため、買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍(ローン)での放出に前向きな姿勢を見せています。イレニヘナはナイジェリアのラゴスで生まれましたが、3歳の時に家族でフランスへ移住。アミアンのカンテラから頭角を現し、ベルギーの名門ロイヤル・アントワープで公式戦14ゴールを決め、CLにおいてバルセロナを相手に劇的なゴールを沈めて大きな話題となりました。

その後、2024年にフランスのモナコが2000万ユーロを支払って完全移籍させ、さらに今年冬にはサウジのAl-Ittihadが3300万ユーロという巨額の移籍金で彼を買い取りました。しかし、サウジの地ではわずか6試合(先発はわずか1試合)の出場にとどまり、本人がヨーロッパへの復帰を強く希望。プレミアリーグのWest Hamや、ドイツのSchalke 04なども獲得に向けた打診を行っていましたが、イレニヘナ自身がセビージャの提示するスポーツプロジェクトと、LALIGAの舞台で再び挑戦することに最も魅力を感じています。

セビージャは、当初獲得リストに上がっていたエネス・ウナルやマルク・ギウといった高額なアプローチが財務規律の観点から不可能であったため、このイレニヘナをレンタルで獲得する方針にシフトし、交渉の大詰めを迎えています。(via MARCA / via Estadio Deportivo / via ElDesmarque)

カンテラ出身の至宝カルロス・アルバレスの復帰プロジェクトと契約交渉の背景

かつてセビージャのユース組織で将来を渇望され、現在はレバンテで活躍を見せている23歳のMFカルロス・アルバレスのセビージャ復帰プロジェクトが、水面下で具体化しています。

アルバレスとレバンテの契約は2027年までとなっており、レバンテ側は再三にわたり契約更新の交渉を行ってきましたが、選手本人がこれを拒否しています。これにより、このまま夏から秋を過ぎて2027年1月に入ると、アルバレスは完全にフリーで他クラブと自由に移籍に向けた事前合意を交わすことができる立場になります。レバンテにとっては、過去にベンフィカから届いた2000万ユーロの巨額オファーを拒否した経緯がありますが、現在は価値が下落しており、今夏に1000万ユーロ未満の金額であっても売却せざるを得ないプレッシャーに直面しています。

セビージャは、彼をレバンテに放出した際に30%(以前は40%でしたが10%はすでに何らかの取引で消費されています)の将来的な売却権を確保しています。このため、他クラブが彼を獲得する場合でも30%の金額がセビージャに転がり込む形になっており、さらにセビージャ自身が獲得に乗り出す場合は、この30%を差し引いた極めて安価な金額(数百万ユーロ規模)で彼の獲得をまとめることができる有利なカードを握っています。

アルバレス自身も周囲に対して『自分の本当の我が家であるセビージャに戻ってプレーすることがプロとしての最大の夢だ』と明かしており、クラブ幹部との非公式なコンタクトが続けられています。急成長を遂げているこのカンテラ出身の至宝の帰還は、セビージャのファンにとっても夢のあるストーリーとなるはずです。(via Estadio Deportivo)