旧『保留権』制度に阻まれたバルサ移籍とデポルティーボでの伝説

❌ FCバルセロナからの熱烈なアプローチを受けたベシですが、当時のフットボール界のルールが彼のカンプ・ノウ行きを阻むことになりました。ベシは当時の出来事について次のように振り返っています。

🗣️ 『あのシーズンの後、バルセロナが私と話し合いにやってきました。彼らはサバルサを獲得し、私も彼と一緒にバルセロナへ連れて行きたがっていたのです。しかし、当時はクラブが売却に応じない限り選手が移籍することは不可能な時代であり、デポルティーボは交渉のテーブルにすらつきませんでした』

📜 当時は現在では廃止された『保留権(Derecho de Retención)』と呼ばれる制度が存在しており、所属クラブが売却を拒絶した場合には選手が自らの意志で移籍を果たすことは絶対にできませんでした。デポルティーボ側はバルセロナとの交渉を全面的に拒否し、移籍の話は立ち消えとなりました。

🏆 バルサ移籍という夢の移籍は叶わなかったものの、デポルティーボへ復帰したベシはクラブの歴史にその名を永遠に刻むことになります。名将アルセニオ・イグレシアス監督が指揮を執っていた1971年、ラーヨ・バジェカーノとの重要な一戦でベシはチームをプリメーラ(1部)昇格へと導く歴史的な価値あるゴールを挙げ、クラブの伝説的ストライカーとしての地位を確立しました。(via SPORT)

【本日の総括】

オサスナでセグンダ13ゴールを挙げバルサ移籍の噂まで浮上した歴史的FWベシの知られざる足跡。クラブの絆と当時の制度が紡いだ貴重なストーリーです。