エムバペのW杯での躍動とファンの手のひら返し
⚡ キリアン・エムバペを取り巻く状況がW杯を機に劇的に変化している。シーズン終盤、筋肉のトラブルでベティス戦を退いた後、負傷を抱えたまま休暇に出かけてエスパニョーラ戦を欠場したことで、マドリディスタやフランスのファンから猛烈な批判を浴びていた。非公式ながら1500万筆以上を集める「Mbappe Out」キャンペーンにまで発展していた。
⚽ しかし、W杯が開幕するとスウェーデン戦での2ゴールを含む今大会6ゴールの大活躍を見せ、通算18ゴールとしてリオネル・メッシの持つW杯歴史的最多得点記録に肉薄している。このパフォーマンスによりファンは手のひらを返し、現在は「キリアン、許して」という謝罪を求める署名活動が立ち上がり、すでに1万1000筆以上が集まっている。
✈️ フランス代表の機内では、ウスマン・デンベレが彼を「モブツ」と呼んでからかう動画が公開された。これは1971年から1997年までザイールを独裁支配した大統領の名前であり、最近SNSで「エムバペ独裁者」と揶揄されていることや、スタンドに独裁者の仮装をしたファンが現れていることを受けた冗談だ。エムバペ自身もこれを笑って受け入れていた。
🧩 ペレス会長の「良い選手はここでプレーしなければならない」という哲学は彼らの活躍で証明されているが、エムバペ、ヴィニシウス、ジュード・ベリンガムという、システムが自分たちに合わせて構築された時に最も輝く3人のスターを、モウリーニョ監督がどう共存させるかが今後の最大の課題となる。エムバペは代表で自由に動き回り、ヴィニシウスもブラジル代表で躍動、ベリンガムもイングランドでケインのそばで絶大な影響力を放っている。
(via SPORT)