フリアン・アルバレスを巡るバルセロナとのSNS場外乱闘

アトレティコ・マドリードは、所属するフリアン・アルバレスに対してバルセロナが接触を図っていることに激怒し、公然と批判キャンペーンを展開している。バルセロナがアルバレスの獲得を優先事項としていることに対抗し、アトレティコはSNS上で皮肉を込めた投稿を連発した。有名な移籍ジャーナリストを模倣したスタイルで、ラミン・ヤマル、ペドリ、ハフィーニャに対する架空の獲得オファーをでっち上げ、メトロポリターノでのバッド・バニーのコンサートチケットやひまわりの種一袋、新聞ABCの定期購読などと引き換えにするという冗談を投稿した。

さらに、アトレティコは『このデマを作るのに5分しかかからなかった。現実は簡単に歪められる時代だ。特にバルサ関連の情報は、目にしたものをすべて信じてはいけない』と痛烈なメッセージを発信した。加えて、過去のネグレイラ事件や選手の登録問題、制度的な支援などを掘り起こしてバルセロナを牽制している。

この一連の挑発に対し、バルセロナのラファ・ユステ副会長は『アトレティコ・マドリードのツイートは非常に悪趣味だと感じたが、私たちはクラブとしての自分たちの活動に集中しなければならない。教育は何よりも優先されるべきであり、会長から役員の末端に至るまで模範を示さなければならない』と苦言を呈した。また『バルセロナにはクラブとしての明確な行動方針がある。私たちのスポーツ方針がそれに影響されて変わることは全くない』『私たちは自分たちのやっていることだけに集中している』と冷静な姿勢を強調している。(via SPORT / ElDesmarque)

左サイドバック補強 ククレジャ獲得とルッジェーリの放出計画

マテウ・アレマニーは、近年のアトレティコにおいて最大の弱点となっている左サイドバックの問題を解決するべく、チェルシーに所属するマルク・ククレジャの獲得を今夏の最優先事項に掲げている。強力なウインガーと対峙する機会が多い同ポジションにおいて、ククレジャの加入はチームのレベルを飛躍的に引き上げる絶対的な保証になると見込まれている。アトレティコはバルセロナやマンチェスター・シティとの熾烈な争奪戦を制する必要があるが、選手自身はプレミアリーグに残るよりもスペインへの復帰を望んでいる。

しかし、ククレジャはチェルシーと2029年まで契約を結んでおり、獲得には多額の資金が必要となる。この移籍が実現した場合、大きな影響を受けるのがマッテオ・ルッジェーリだ。ルッジェーリは今季ディエゴ・シメオネ監督の下で47試合に出場し、合計3485分間のプレーで7アシストを記録。チーム内で7番目に出場時間が長い重要な選手であったが、左サイドバックの絶対的なレギュラーを確保するための玉突き人事として、放出リストの筆頭に挙げられている。

アトレティコは、イタリアのカルチョで依然として高い評価を受けているルッジェーリの売却により、昨夏に投資した1700万ユーロを大きく上回る資金(現在の市場価値は約2800万ユーロ)を回収できると踏んでいる。また、トップチームの試合でフリオ・ディアスが好パフォーマンスを見せたことで、負担の少ない試合でのバックアッパーの目処が立ったことも、ルッジェーリ放出の決断を後押ししている。イタリア代表の候補にも名を連ねる彼には、母国イタリアの複数のクラブから熱視線が送られている。(via MARCA)

センターバック補強 ヒメネスとラングレの退団が条件に

来季に向けたディフェンスラインの再構築として、4人目のセンターバックの獲得が検討されている。現在、右側のセンターバックとしてはプビルとハンツコがレギュラーの座を確立しており、3番手としてロビン・ル・ノルマンが控えている状態だ。新たなセンターバックを迎えるためには、2028年まで契約を残すベテランのホセマ・ヒメネスとクレマン・ラングレの退団が必要不可欠となっている。

キャプテンの一人でもあるヒメネスは、プビルやル・ノルマンの後塵を拝し、控えという役割を受け入れざるを得ない状況に気づいており、退団を前向きに検討している。彼は現在ワールドカップを戦いながら自身の将来について考えており、メキシコのティグレス(アンヘル・コレアと再会する可能性あり)や、母国ウルグアイに近いアルゼンチンのボカ・ジュニアーズ、さらにヨーロッパからはユベントス、フェネルバフチェ、ミランといったクラブが数ヶ月前から関心を示している。

一方、今季出場機会に恵まれなかったラングレの放出はより困難と見られているが、過去の移籍市場ではサウジアラビアのアル・イテハドやアル・ナスルが関心を示していた。マテウ・アレマニーとカルロス・ブセロの手腕が問われるオペレーションとなる。(via Mundo Deportivo)

グリマルドとベルナルド・シウバの獲得レースに参戦

アトレティコ・マドリードは、バイヤー・レバークーゼンで活躍する左サイドバックのアレハンドロ・グリマルドの動向を注視している。グリマルドはレバークーゼンとの契約を2027年まで残しているが、およそ1000万ユーロという市場価値の半額程度の破格の移籍金で獲得できる可能性が浮上している。スペイン復帰を望む彼に対し、バルセロナも強い関心を寄せている。

また、マンチェスター・シティからの退団が確実視されているベルナルド・シウバの獲得にも乗り出している。シウバにはバルセロナも熱烈なラブコールを送っており、彼自身は自分が本当に望まれていると感じるチームを探す意向を示している。代理人のホルヘ・メンデスは、ワールドカップが終了するまで最終的な決断を下さないと明言しているため、大会後の激しい争奪戦が予想される。(via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)

アトレティコB セグンダ昇格ならず トーレス監督の悔闘

フェルナンド・トーレス監督率いるアトレティコ・マドリードBは、セグンダ・ディビシオン(ラ・リーガ・ハイパーモーション)への昇格を懸けたプレーオフ準決勝でポンフェラディーナと激突した。アウェーでの第1戦(エル・トラリン)を0-0で引き分け、ホームでの第2戦で決着をつけるべく臨んだが、前半7分に相手ストライカーのケイタに強烈なゴールを奪われ、0-1で敗退。昇格の夢は絶たれた。

試合は立ち上がりから緊張感に包まれ、イエローカードが飛び交う展開となった。先制を許したアトレティコBはボールを保持して打開を図ったが、ポンフェラディーナの組織的な守備と徹底した時間稼ぎの前に沈黙。ラファ・ジョレンテやカスティージョ、ボニャル、クボらが果敢にシュートを放つも、相手GKアンドレス・プリエトの好セーブやポストに阻まれ、最後まで1点が遠かった。

試合後、フェルナンド・トーレス監督は毅然とした態度で敗戦を振り返り、『この敗退を勝ち抜くための2試合があったのだから、言い訳はできない。相手の挑発に乗るべきではなかった。絶え間ないプレーの停止により、試合で何が起こったのかを分析するのは難しいが、私たちは勝ち上がるのに十分なチャンスを作り出せなかった』と語った。

相手のファウル戦術については『それは彼らのプランの一部だった。選手たちはこういうことにも対応してプレーできなければならない。偉大な選手はマンマークに慣れる必要がある。私たちはそれを越えて準備しなければならないが、これもサッカーで許されていることだ』と理解を示した。

また、時間稼ぎについては『いつもの問題だが、審判にはあまりにも多くの責任が負わされている。実質的なプレー時間で試合を行うべきだが、もしそうなら時間稼ぎは起きないだろう。審判は試合で一定の基準を保とうと努めていた。審判について話すことは何もない。私たちが良かった時もあれば、そうでない時もあった。言い訳は好きではない』と見解を述べた。

シーズン全体については『今この瞬間にシーズンを評価するのは難しい。痛みしか残っていないし、私たちはもっとやれるチームだと思っていた。自分たちの手でチャンピオンになれるチャンスがあった。私たちにとって素晴らしい一年だった。皆で力を合わせてシーズン中ずっとプレーオフ圏内にいた。サッカーでは常に勝てるわけではなく、それはチームとして起こったことだが、個人的なレベルでは素晴らしいレベルを示した選手もいる』と総括し、『コーチングスタッフとしても大きな成長があった。どうすれば改善し続けられるかを見つけるために、状況を好転させなければならない』と前を向いた。

最後に選手たちへ向けて『とても誇りに思う。私にとってこのグループの選手たちを持てたことは贈り物だった。今、彼らは非常にフラストレーションを感じているだろう。今になって、出場時間の長短に関わらず彼らを指導できたことが私にとって贈り物だったと気づかされる。彼らが望んでいた結果へ手助けできなかったのが残念だ』と愛情溢れるメッセージを送った。(via Estadio Deportivo / MARCA / SPORT)

アトレティコ・マドリレーニョもポンフェラディーナの前に沈む

アトレティコ・マドリードのユースチームであるアトレティコ・マドリレーニョも、同じくフェルナンド・トーレス監督の指揮の下、昇格プレーオフでポンフェラディーナと対戦したが、ホームのアルカラ・デ・エナレスで0-1の敗戦を喫した。

マドリレーニョはレギュラーシーズンで64ゴール(うちピチーチのアルナウ・オルティスが23ゴール)を記録し、ホームでは無類の強さと得点力を誇っていた。しかし、前半7分にケイタにペナルティエリア外から見事なシュートを決められて失点。その後はポンフェラディーナの老獪な守備とファウル、時間稼ぎに苦しめられた。

フリオ・ディアスやラファ・ジョレンテ、ベロッティらがミドルシュートでゴールを脅かし、クボが至近距離からポスト直撃のシュートを放つ場面もあったが、相手の分厚い壁を崩すには至らなかった。後半は相手のカウンターを受ける場面も増え、GKエスキベルの好守で何とか追加点を防いだものの、同点ゴールを奪うことはできず、マドリレーニョの昇格の夢もここで潰える結果となった。(via MARCA)

U-12大会 LaLiga FC Futures ベスト16で早期敗退

U-12世代の最高峰の大会であるLaLiga FC Futuresにおいて、アトレティコ・マドリードは優勝候補の一角として期待を集めていた。グループステージではビジャレアル、エルチェ、オサスナ、セビージャと同組のグループDに組み込まれ、激しい戦いを繰り広げた。セビージャと0-0で引き分けるなどの粘りを見せ、勝ち点7を獲得。ビジャレアルと並ぶ好成績で2位通過を果たし、順調にノックアウトステージへ進出した。

しかし、迎えた決勝トーナメント1回戦(ベスト16)でラージョ・バジェカーノと激突し、0-2で痛恨の敗北を喫した。ラージョのカウンターの鋭さと決定力に対処しきれず、攻撃陣も相手の組織的な守備の前に沈黙。大会序盤で見せていた勢いを維持することができず、ベスト16での早期敗退という波乱の結果に終わった。同時期にバルセロナやバレンシア、ビジャレアルといった強豪も姿を消しており、今大会のレベルの高さと波乱の多さを象徴する結末となった。(via SPORT / Estadio Deportivo / ElDesmarque / MARCA)

アレックス・バエナ スペイン代表のアメリカ合宿で会見に登場

ワールドカップ2026に出場するスペイン代表が、ベースキャンプ地であるアメリカのテネシー州チャタヌーガに到着した。チームはルイス・デ・ラ・フエンテ監督の下、ベイラー・スクールの施設で調整を開始している。

現地到着後に行われた最初の記者会見には、アトレティコ・マドリード所属のアレックス・バエナが選手を代表して出席した。バエナは直前に行われたイラクとの親善試合(1-1で引き分け)でスタメン出場し、ミケル・メリーノと交代するまでの68分間プレーしている。アメリカでの合宿初日からメディアの前に姿を見せたバエナは、カーボベルデとの大会初戦に向けて、中盤のキーマンとして大きな期待を背負っている。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場ではククレジャやグリマルド、ベルナルド・シウバの獲得など積極的な動きを見せる一方で、ヒメネスやラングレ、ルッジェーリの放出も検討されるなど血の入れ替えが進行中です。また、バルセロナとのフリアン・アルバレスを巡るSNSでの場外乱闘も話題を呼びました。ピッチ内ではBチームとユースが共に昇格を逃し、U-12も早期敗退と、下部組織にとって試練の1日となりました。