バルサ・アトレティックのプロ部門への管轄移行検討とベレッチ監督の続投
バルセロナは下部組織の構造改革を検討しており、バルサ・アトレティックをアレサンコ(育成ディレクター)とアンドレス・マンサノ(ベースコーディネーター)の管轄から、デコが率いるプロスポーツ部門の直轄に移すことを考えています。
これは現体制への不満ではなく、クバルシ、ジェラール・マルティン、カサド、ベルナルらがトップチームへ昇格し、今季もディエゴ・コチェン、アルバロ・コルテス、シャビ・エスパルト、トミー・マルケスがトップのダイナミクスに入るなど、トップチームとの連携をより緊密にするためです。また、ミカ・フェイ(レンヌへ1030万ユーロで売却後、クレモネーゼへレンタル中)やイブラヒム・ディアラ、そして冬に加入したパトリシオ・パシフィコ、ハムザ・アブデルカリム、ジュウェンスリー・オンスタイン、アジャイ・タヴァレスといった海外の若手有望株への投資も、純粋に育成のためのステップ以上のものであり、プロ部門が直接管理する方が適しているとの判断からです。(via Mundo Deportivo)
一方、今季セグンダ連盟で6位に終わりプレーオフ進出を逃したバルサ・アトレティックですが、クラブはジュリアーノ・ベレッチ監督の続投を支持しています。
デコ、ボージャン、アレサンコ、マンサノの4人は、ベレッチの経験とトップチームへの人材供給(11名がフリックに招集され、Dro、Xavi Espart、Jofre Torrents、Tommy Marquésの4名がデビュー)を高く評価しています。起用した43選手のうち23名がフベニール年代の選手であり、エブリマ・トゥンカラのようなカデテの選手や、アダム・アルジェミのようなフベニールBからの飛び級デビューも管理しました。
来季もフラン・サンチェス助監督と共に体制を維持し、フベニールAから昇格する選手たちを中心にチームを再構築する予定です。ポル・プラナス、セスク・ボッシュ、ダビド・サンチェスらその他の育成カテゴリーの監督の去就は6月中旬まで発表されません。(via SPORT)
ドバイでの不動産プロジェクトと年間1000万ユーロの新規スポンサー契約
FCバルセロナは、マンチェスター・シティなどの先行事例に倣い、ドバイでの不動産プロジェクト(複数の「Barça Café」や「Barça Store」を含む住宅複合施設)の立ち上げを目前に控えています。
このパートナーシップの一環として、現在トップチームのユニフォーム背面にプリントされている「ACNUR(国連難民高等弁務官事務所)」のロゴスペースに、新たに共同事業パートナーである「Ohana Development」の商業ロゴが掲載される予定です。
これにより、クラブは1シーズンあたり約1000万ユーロの収入を得ることになります。UEFAの規定によりチャンピオンズリーグでは商業ロゴが禁止されているため、欧州の舞台では引き続き「Fundació Barça」のロゴが使用されますが、リーガと国王杯ではOhana Developmentのロゴが掲出されます。
ユニフォームの変更を伴うため、この契約は次回のソシオ(会員)の総会で承認を受ける必要があり、収益として計上されるのは来年度以降となります。なお、アブダビのタワーにバルサの名前を冠する別のプロジェクトは、スポンサーシップ価値を評価するための監査を依頼しており、進展は遅れています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
リーガ優勝決定の可能性があるクラシコを控え、チームはヤマル不在という課題を抱えながらも数字的には依存を脱却しており準備は万全です。一方で、来季に向けたフリックの決断待ちの案件(レヴァンドフスキやラッシュフォードの去就、カンセロ買取、バストーニや新ウインガーの獲得)が山積しています。バルサ・アトレティックの組織改革やドバイの不動産プロジェクトなど、ピッチ外でも未来に向けた重要な動きが進行中です。