月間MVPと欧州への決意
🏆 セルタの攻守を支える重要なピース、セルヒオ・カレイラが4月のチーム月間最優秀選手に選出された。クラウディオ・ヒラルデス監督率いるチームにおいて、ここまで43試合で3,334分間という膨大なプレー時間を記録しているカレイラは、ドレッシングルームでも大きな発言力を持つ存在だ。今回の受賞について、本人は喜びと感謝の言葉を口にしている。
『とても誇りに思う。前回受賞したときにも言ったが、チームメイトがこの賞を更衣室に置いているのをいつも見ていたので、少し羨ましかった。だからとても特別だ』
『とても気分が良いし、満足している。自分を助けてくれ、自分をより良くしてくれるチームメイトにも感謝したい。これは論理的に彼らのおかげでもある』
🔥 今シーズン全体を振り返り、カレイラは『試合数という意味では負担の大きいシーズンだった』と率直に告白しつつも、『とてもモチベーションが高い』と前を向いている。チームはヨーロッパのコンペティションへの出場権を2年連続で確保するため、残るアスレティック・クラブ戦とセビージャFC戦の2試合にすべてを懸けている。
『今、メンタリティはこれが最後だということ。残された力を振り絞って、できれば最高のかたちで終えたい』
『最後をどう終えるかによるが、シーズンはとても良いものになっている。何が起ころうとも、自分たちの仕事、シーズンを通しての展開を誇りに思わなければならないし、短期的な最後の目標を達成して「秀(sobresaliente)」をつけられればと思う』
🗣 さらに、チームとともに戦い続けるセルティスモ(ファン)に対しても、熱い共闘のメッセージを送っている。
『(ヨーロッパ復帰を果たした年のファンにとっても)長く、美しいシーズンだっただろう。彼らが持っている最後の息吹を振り絞ってほしい、私たちもすべてを出し切るから。彼らの力と私たちの力を合わせれば、とても良い形で終えるための助けになるだろう』
(via ElDesmarque)
フベニールAの激闘
⚔️ ベルト・スアレス監督率いるセルタ・フベニールAは、ア・マドロアで行われたコパ・デ・カンペオネス準々決勝第2戦でUDラス・パルマスと激突した。第1戦を0-1で落としていたセルタは逆転を目指して超攻撃的な布陣を採用。スタメンにはシャンドレ・フラガ、アルドリン・キベット、ウゴ・ペレス、ホルヘ・ペレス、アンヘル・ダビラが名を連ねた。満員のスタンドにはマリアン・モウリーニョ会長、マルコ・ガルセスSDに加え、トップチームの練習に参加している若手選手たちを視察するため、クラウディオ・ヒラルデス監督とコーチングスタッフも姿を見せた。
⚽ 試合は序盤からセルタが圧倒的なペースで進める。開始9分、マテオ・ソブラルのコーナーキックからラウール・チルベチェスが頭で合わせて先制し、2戦合計スコアをタイに戻す。その後、アンソニー・カヤットが左膝を負傷し、涙ながらにダニ・ノヤと交代するアクシデントが発生するが、チームの勢いは止まらない。30分にはマテオ・ソブラルが直接フリーキックを放つも、相手GKの驚異的なセーブとポストに阻まれて追加点とはならなかった。
💥 後半に入っても攻勢は続き、56分にはシャンドレ・フラガが中盤でボールを奪ってクロスを供給。これを受けたアンヘル・ダビラが見事な切り返しからシュートを沈めて2-0とし、ついにトータルスコアで逆転に成功する。その後、イエローカードを受けていたシャンドレ・フラガとダビラに代えてペドロ・イルデフォンソとアブバカルを投入し、さらに残り15分でパブロ・アパリシオとプラドもピッチへ送り込んだ。83分にはウゴ・ペレスが決定機を逃し、ペドロ・イルデフォンソのドリブルからのシュートもサイドネットに外れるなど惜しい場面が続くが、86分、パブロ・アパリシオのシュートの跳ね返りをペドロ・イルデフォンソが押し込んで3-0。勝負は決まったかに見えた。
💔 しかし、ここから信じられないドラマが待っていた。87分、守備の連携の乱れを突かれてラス・パルマスのアイマルにゴールを許すと、アディショナルタイムの94分にはダビド・スアレスに痛恨の追加点を奪われ3-2。まさかの連続失点で2戦合計スコアで並ばれ、試合は延長戦へ突入した。
⏱️ 延長戦ではアルドリン・キベットが完璧な抜け出しから1対1を迎えるが、シュートはGKサンタナに足で防がれる。さらにキベットの別のシュートもポストを直撃するなど、どうしてもゴールが奪えない。勝負の行方はPK戦へと委ねられた。
🥅 PK戦は壮絶な死闘となった。セルタはチルベチェス、キベット、ノア、ペドロ・イルデフォンソが次々と成功。GKイザン・セルベルが相手のシュートを止めて大きなアドバンテージを得たが、決めれば勝利に大きく近づく5人目のサラモが失敗してしまう。その後、アブバカルもシュートを上に外し、ダニ・ノヤとカロが成功して粘りを見せたものの、9巡目となったパブロ・アパリシオのシュートがサンタナにセーブされる。最後は相手のアルティレスに決められ、PKスコア7-8で敗北。ファイナルフォー進出(準決勝でのバルセロナ戦)を目前にしながら、極めて残酷な結末でシーズンを終えることとなった。
(via SPORT)
(via ElDesmarque)
トップチームの動向
📉 トップチームはラ・リーガ第36節でレバンテと対戦し、アウェイで2-3の敗戦を喫した。これにより、欧州カップ戦の出場権を確定させるミッションは残り2試合に持ち越されることとなった。
🏟️ セルヒオ・カレイラが語った通り、セルタの残り試合はアスレティック・クラブ戦とセビージャFC戦である。特に最終節(第38節)にバライードスで迎え撃つセビージャは、現在降格圏からわずかに抜け出している状況であり、彼らは次節のレアル・マドリード戦で勝利または引き分けの勝ち点を得て残留を完全に確定させ、最終節のセルタ戦には「ビーチサンダル(プレッシャーのないリラックスした状態)」で臨むことを目論んでいる。セルタにとっては、相手のモチベーションの有無にかかわらず、ホームのファンの前で是が非でも勝ち点を奪い、自らの手でヨーロッパへの切符を掴み取る必要がある。
(via Mundo Deportivo)
(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
セルヒオ・カレイラが月間MVPに輝き、欧州カップ戦出場権獲得に向けた並々ならぬ決意をファンに誓いました。トップチームは第36節で手痛い敗戦を喫しましたが、残り2試合での巻き返しに全てを懸けています。一方、フベニールAは3-0からの劇的な同点劇の末、PK戦で涙を呑むという残酷な幕切れを迎えました。クラブ全体がそれぞれの大一番に挑む、熱くも厳しい一日となりました。






