決勝戦を巡る騒動
試合前のスペイン国歌斉唱時、レアル・ソシエダのファンから激しいブーイングが巻き起こった。これは事前に政治家のアルナルド・オテギがイクリニャ(バスク旗)でスタジアムを埋め尽くし『私たちがエウスカル・エリアでありスペインではないことを証明する』よう求めていたことが背景にある。この事態に対し、ジャーナリストのフアンマ・カスターニョは激怒し『スペイン人ではないと感じたくない、あるいはその一部になりたくない人を完全に尊重します。しかし私の国歌にブーイングする人は、私をスペイン人だからと攻撃しているのです。私の国歌にブーイングする人は、無作法で粗野で、最低限の教養もなく、後で敬意を求める資格のない人です。独立のようなものを求めているなら、まず目の前にいる人や隣にいる人を尊重することから始めなさい。これがどうして起こり続けているのか、そして起こったときにどうして罰則がないのか理解できません』と猛烈に批判した。パコ・ゴンサレスもこれに同調し『ブーイングされるのは受け入れている。サラゴサで爆弾が爆発しろとか、投票しない奴はイスラム教徒だという歌には憤慨するのに、これについてはそこまで敏感ではない。いつか罰則が科され、尊敬される日が来るだろう。遠いことのように思えるが』と不満を露わにした。
さらに、レアル・ソシエダのファンはセビージャで数々のトラブルに見舞われた。トリアナ地区では警察による不当な突撃が発生し、ファンゾーンは定員オーバーで入場制限がかかった上に予定より早く閉鎖された。さらにネット環境の悪化でデジタルチケットの表示トラブルが相次ぎ、スタジアム周辺は大混乱に陥った。一方で、1998年にアトレティコのウルトラスに殺害されたファン、アイトール・サバレタへのトリビュートが行われ、巨大なティフォが掲げられた。クラブ公式も『あなたのためにやります、アイトール。今日、これまで以上に。常に記憶の中に』とメッセージを投稿し、ファンとの強い絆を示した。
(via SPORT)
(via Mundo Deportivo)