ラ・リーガの査定を突破した会長個人保証の舞台裏と戦術的起用案

この歴史的な移籍は、一時は破談寸前まで追い込まれるほどの難航を極めました。ヘタフェとダニ・カルバハルが合意した大幅減額の給料に対し、ラ・リーガの評価委員会(Valuation Committee)が「実績に対して給料の評価額が低すぎる」として承認を拒否。人件費上限(サラリーキャップ)を超過していたヘタフェは登録不可能なピンチに陥りました。これを救ったのがアンヘル・トーレス会長の決断です。ラ・リーガ予算作成規程第92条に基づく特例措置を活用し、会長自らの個人資産を担保(個人保証/アバル)として提出することでサラリーキャップ枠を特別に拡大させ、ラ・リーガからの登録許可を勝ち取りました。

クラブは次節月曜日のラヨ・バジェカーノ戦でのデビューに向けて登録手続きを急いでいます。ボルダラス監督の構想では、右サイドバックとして既存のキコ・フェメニアと高いレベルでポジションを争わせるだけでなく、3センターバックを採用した際にはダニ・カルバハルを「右センターバック」として配置し、アンドレス・ガルシアをより高い位置(ウイングバック/サイドハーフ)へ押し上げる戦術的バリエーションも検討されています。なお、UEFAカンファレンスリーグ(UECL)の登録リストは1月まで追加できないため、今週木曜の欧州戦には出場できず、ラ・リーガとコパ・デル・レイが当面の主戦場となります。(via MARCA)