守護神の金字塔: ウナイ・シモンがW杯連続無失点記録を大幅更新

🧤 ワールドカップを戦うスペイン代表の正GK、ウナイ・シモンが大会の歴史にその名を刻む大記録を打ち立てました。大会前から正GKの座を巡ってダビド・ラヤやジョアン・ガルシアとの激しいポジション争いが議論されていましたが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は揺るぎない信頼を寄せ、シモンを起用し続けました。

🧱 シモンはその期待に見事に応え、グループステージのカーボベルデ戦、サウジアラビア戦、ウルグアイ戦をすべて無失点で切り抜け、決勝トーナメントに入ってもラウンド32のオーストリア戦、ラウンド16のポルトガル戦でクリーンシートを達成しました。さらに、カタールW杯のラウンド16モロッコ戦での120分間無失点、そしてグループステージの日本戦の51分から残りの39分間を含めると、驚異的な連続無失点時間を積み上げていきました。

⚽ 準々決勝のベルギー戦でも先発したシモンは、前半41分にティモシー・カスターニュの右サイドからのクロスに合わせたチャールズ・デ・ケテラーレのヘディングシュートを浴び、ついにゴールネットを揺らされました。しかし、これで記録がストップしたものの、ワールドカップでの連続無失点時間は「650分」に到達しました。

🥇 これは、1990年イタリア大会でウォルター・ゼンガが記録した517分や、イケル・カシージャスが持つスペイン人GKとしての最長記録476分、さらにはゼップ・マイヤー(474分)やジャンルイジ・ブッフォン(459分)といった伝説的な名手たちの記録を大幅に塗り替える偉大な金字塔です。また、ワールドカップで6試合連続無失点を記録した初めてのゴールキーパーにもなりました。

⚠️ ただし、ベルギー戦でのシモンはあまりセーブの機会がなかった一方で、ヒヤリとする場面もいくつかありました。ロメル・ルカクとラポルテが競り合ったボールに対し、ペナルティエリア外に遠く飛び出してクリアミスをしてしまい、ケビン・デ・ブライネに無人のゴールへロングシュートを打たれる場面ではロドリのブロックに救われました。さらに右サイドでの不完全な飛び出しからサーレマーケルスに抜かれた場面でも、ラポルテのカバーによって失点を免れています。それでも、この歴史的な記録の価値が色褪せることはありません。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque / MARCA)