【今回のラインナップ】

 

✅ エムバペのバカンス騒動とファンの怒り

負傷中の旅行と直前合流にファンが激怒し退団署名運動に発展

 

✅ リュディガーのロッカールーム平手打ち事件

世代間ギャップと意見の相違から若手選手との身体的衝突が発生

 

✅ アルベロア監督とレアル・マドリード選手たちの対立

起用法への不満から主力選手たちが指揮官に直接反発

 

✅ ヴィニシウスのピッチ上の挑発発言

試合中の相手選手や監督に対する暴言とファンの反応

 

✅ フロレンティーノ・ペレス会長の後悔とモウリーニョ復帰の噂

監督人事の失敗を認め次期監督候補としてかつての指揮官が急浮上

 

✅ パペ・シェイクの衝撃告白

幼なじみに薬を盛られ全財産を奪われた元ラ・リーガ選手の悲劇

 

✅ ネイマールとロビーニョJr.の練習中の衝突

サントスでの平手打ち騒動から法的措置や契約解除の危機に発展

 

✅ アトレティコ・マドリードへの花火妨害

ロンドンのホテルで深夜に発生した睡眠妨害とUEFAへの報告

 

✅ マピ・レオンのスカウト秘話

スーパーのカート遊びから始まったバルサ女子ディフェンダーのキャリア

 

✅ オビエドとヘタフェのチケット論争

過去の対応を巡る報復措置としてアウェイ席の販売を拒否

 

✅ グリーンウッドに対するドゥガリーの批判

マルセイユでの不甲斐ないプレーに対し元フランス代表が激怒

 

✅ ベティスの練習場での風景

記念試合を迎えた選手への花道とチームメイトの陽気なダンス

 

✅ バレンシアの新メスタージャの応援スタンド

若者向け応援エリアの配置とアウェイサポーターの隔離策が決定

 

✅ リーガFのラ・キニエラ導入

女子サッカーがスポーツくじに恒久的に組み込まれる歴史的決定

 

✅ テネリフェの医療部門改革

相次いだ誤診やリハビリ遅れを解消するための大規模な予算投入

 

■【エムバペのバカンス騒動とファンの怒り】

 

キリアン・エムバペが負傷でエスパニョール戦を欠場したにもかかわらず、恋人とされる女優のエステル・エスポシトと共にサルデーニャ島のカリアリへ旅行に出かけたことが大きな波紋を呼んでいる。さらに、エスパニョール戦のキックオフわずか10分前にマドリードの空港に到着した姿が拡散され、ファンの怒りは頂点に達した。クラブの成績不振も相まって、サポーターは「Mbappe Out」キャンペーンを開始し、専用サイトには瞬く間に10万筆以上の署名が集まった。

 

この事態に対し、アルバロ・アルベロア監督は『怪我人のスケジュールはすべてレアル・マドリードの医療サービスが監督・担当しており、いつバルデベバスに行くべきか、いつ行かないべきかを管理しているのは彼らだ。それ以上のことについて、自由な時間に彼が適切だと考えることを各自が行う。私はそこに立ち入ることはできない』と語りつつも、『タキシードを着てピッチに出るような選手たちでレアル・マドリードを築いたわけではない。汗と泥と努力と犠牲と忍耐でユニフォームを汚して終わる選手たちで築いたのだ。勝つためには全選手のコミットメントが必要だ。才能だけでは通用しないので、相手チームが自分たちよりも走っているのを見るのは辛い』と痛烈な苦言を呈した。

 

レアル・マドリードやマラガでプレーした元選手のミゲル・トーレスは、自身の経験を重ね合わせ、『私がマラガでキャプテンを務め、降格圏にいた最後の時期、休日にマドリードに来てパウラ・エチェバリアと一緒にいた時にパパラッチに写真を撮られた。クラブが守ってくれないと感じて話をしたところ、ある幹部からアル・タニとの問題が多すぎて私を守るために立ち止まるつもりはないと言われた。負けるたびにファンの矛先を私に向けるために画像が使われたと感じた。レアル・マドリードにとっても、他のことよりもエムバペのことが話題になる方が都合が良いのかもしれない』と指摘している。

(via SPORT)

 

■【リュディガーのロッカールーム平手打ち事件】

 

レアル・マドリードのロッカールーム内で身体的な衝突が発生した。数週間前、バルデベバスのシウダード・デポルティーバにて、アントニオ・リュディガーとアルバロ・カレラスの間で口論が勃発し、最終的にドイツ人センターバックがスペイン人サイドバックを平手打ちする事態に発展した。

 

衝突はそれ以上の暴力沙汰にはならなかったものの、両者の間には以前から確執が存在していた。サッカーに対するビジョンの違いや、ベテラン選手とカンテラーノの間の明白な世代間ギャップが理解を困難にしている。この平手打ち事件以降、カレラスはスタメンから姿を消しており、クラブ側はこの一件について沈黙を守っている。

(via SPORT)

 

■【アルベロア監督とレアル・マドリード選手たちの対立】

 

レアル・マドリードのアルバロ・アルベロア監督と選手たちの間にある亀裂が表面化している。ダニ・カルバハルは怪我から復帰した後、トレント・アレクサンダー=アーノルドが負傷欠場していたにもかかわらず、スタメンに復帰するまで9試合を要し、フェデ・バルベルデやカンテラーノのダビド・ヒメネスが優先されたことに不満を表明した。アルベロアは『ドレッシングルームに彼のような基準となる選手がいることは非常に重要であり、彼が最高のレベルを見つけると確信している』と称賛して事態の収拾を図った。

 

しかし、対立は他の選手にも広がっている。ダニ・セバージョスは自身の起用法について直接説明を求め、激しい口論の末に『監督とは関係を持たないようにお願いした』とロッカールームで宣言した。それ以来、セバージョスは招集外の扱いを受けている。また、エドゥアルド・カマヴィンガもチャンピオンズリーグのバイエルン戦での退場以降、ベンチに置かれ続けている。

(via SPORT)

 

■【ヴィニシウスのピッチ上の挑発発言】

 

エスパニョール戦で2ゴールを挙げたヴィニシウス・ジュニオールだが、ピッチ上での対戦相手への挑発行為が再び問題視されている。試合開始直後から激しいマークを受けていたヴィニシウスは、エスパニョールのサイドバック、オマル・エル・ヒラリに対して『ふざけるのはやめろ。後でユニフォームの交換を頼みに来い。お前はバカだ。喧嘩したいのか?』『お前は本当に下手だ。セグンダに戻るんだよ、兄弟』と暴言を吐いた。

 

さらに、エスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督に向かって『彼を代えろ、退場になるぞ。退場になるぞ』と叫び、カルロス・ロメロには『彼はテレビに映るためにバカなことをしている』と言い放った。オマルが退場処分を受けた際(後にVARでイエローカードに減刑)には、『ハハ!よし!』と叫んで喜びを露わにした。これに対しエスパニョールファンは「ヴィニシウス、ビーチボール」と歌って抗議したが、本人は笑顔で応じている。

(via SPORT)

 

■【フロレンティーノ・ペレス会長の後悔とモウリーニョ復帰の噂】

 

レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、近年の監督人事の失敗を認め、今後は自ら主導権を握る意向を固めた。シャビ・アロンソの解任はホセ・アンヘル・サンチェスが主導したものの、決断が1ヶ月遅れたことでシーズンの立て直しが不可能になったと判断されている。アルベロアの就任も功を奏さなかった。

 

次期監督の最有力候補として、現在ベンフィカを率いるジョゼ・モウリーニョの名前が急浮上している。ユルゲン・クロップが候補から外れた現在、テーブルの上にある唯一の具体的な名前となっている。また、今シーズン限りで引退したトニ・クロースが、単なるアンバサダーとしてではなく、サッカー部門の意思決定に意見を述べる役職としてクラブのスポーツ構造に加わることが確実視されている。

(via Mundo Deportivo)

 

■【パペ・シェイクの衝撃告白】

 

元ラ・リーガの選手であるパペ・シェイクが、幼なじみの親友に全財産を奪われた衝撃の事件を告白した。

 

シェイクは当時の状況について、『子供の頃からの親友の一人で、一緒に住んでいた奴に薬を盛られ、私の全権委任状である紙にサインさせられた。そして彼はそれで2つの店舗と非常に高価なBMW M4を買った。数ヶ月後に別の件で公証人のところに行った時に、公証人から以前ここに来たことがあると言われ、その事実を知った』と語った。

 

法的手段に出なかった理由について、『彼らの両親には食べさせてもらったし、何度もクリスマスを一緒に過ごしたので、彼を刑務所に入れたくなくて告訴はしなかった。彼が毎月銀行に支払うという合意に達したが、私はすでに多くのお金を失っていた。頭を殴られたようなショックで、ギリシャでサッカーを続けることができなくなり、すべてを清算してゼロからやり直さなければならなかった』と悲痛な胸の内を明かしている。

(via Mundo Deportivo)

 

■【ネイマールとロビーニョJr.の練習中の衝突】

 

サントスFCの練習中に、ネイマールと若手選手のロビーニョJr.の間で暴力的な衝突が発生した。ロビーニョJr.がドリブルを仕掛けた際、ネイマールが激しいタックルを見せ、チームメイトの目の前でロビーニョJr.の顔を平手打ちした。

 

これを受け、ロビーニョJr.の代理人はサントスに対し、ネイマールへの厳しい処分を求める裁判外通知を送付した。文書の中で『侮辱的な言葉を発し、足を引っ掛けて転ばせ、顔に暴力的な平手打ちをした』と糾弾し、クラブの安全管理体制の不備を指摘している。代理人は契約見直しのためのミーティングを要求し、クラブが適切な措置を講じない場合は、間接的な契約解除と精神的・物質的損害賠償を求めると通告している。サントスは公式声明で『会長の命令により、事実発生後直ちに内部調査プロセスが開始され、法務部門が調査を担当している』と発表した。

(via ElDesmarque)

 

■【アトレティコ・マドリードへの花火妨害】

 

チャンピオンズリーグ準決勝のアーセナル戦を控えたアトレティコ・マドリードの選手たちが、ロンドンの宿泊先で妨害行為を受けた。

 

深夜1時30分頃、選手たちが夕食を終えて就寝していた時間に、コートハウス・ホテル・ショーディッチの周辺で何者かが花火を打ち上げた。最初の打ち上げから約20分後に再び大規模な花火の爆発が発生し、多くの選手や遠征メンバーが目を覚ます事態となった。ホテルは治安の良いエリアにあったが、妨害者は難なく接近していた。アトレティコ・マドリードはこの出来事を重く受け止め、睡眠妨害と試合の準備を阻害する行為としてUEFAに正式に報告を行っている。

(via MARCA)

 

■【マピ・レオンのスカウト秘話】

 

FCバルセロナ女子チームのディフェンダーであるマピ・レオンが、自身の風変わりなスカウトのエピソードを明かした。

 

幼少期、両親や兄と一緒にスーパーマーケットで買い物をしていた際、ショッピングカートに乗って誰が一番多く回転できるかという遊びをしていた。その様子を見ていた見知らぬ男性が近づいてきて、『サッカーをする格好をしている』と声をかけ、彼が指揮するチームの入団テストに誘ったという。当時フットサルしかプレーしていなかった彼女はその申し出を受け入れ、それがサラゴサでの11人制サッカーのキャリアの始まりとなった。テレビ番組の司会者から、メッシのようにパッケージの裏にサインしたのかと冗談を言われると、『サインはしなかったが、あの男は先見の明があった』と笑って振り返った。

(via SPORT)

 

■【オビエドとヘタフェのチケット論争】

 

レアル・オビエドが、カルロス・タルティエレで行われるヘタフェ戦において、アウェイサポーター向けのチケット販売を行わないことを決定し、両クラブ間で論争が起きている。

 

オビエド側は、前半戦の試合でヘタフェがビジター用チケットを提供しなかったことに対する「相互主義と敬意の問題」であると主張している。一方、ヘタフェ側はこの措置に不満を表明し、前半戦でチケットを提供できなかったのはコリセウム・アルフォンソ・ペレスが改修工事中だったためであり、オビエドだけではなくすべてのビジターチームに影響していた状況をオビエドが理解していないと反論している。オビエドはヘタフェのファンに対し、一般向けのオンライン販売で個人としてチケットを購入するよう求めている。

(via Mundo Deportivo)

 

■【グリーンウッドに対するドゥガリーの批判】

 

オリンピック・マルセイユのメイソン・グリーンウッドに対し、元フランス代表のクリストフ・ドゥガリーが激しい批判を展開した。ナントに0-3で大敗した試合後、ポッドキャスト番組でグリーンウッドの不甲斐ない態度を糾弾した。

 

『プライドに訴えかける。この少年はチームから外され、マルセイユが彼と契約する前に重大な過ちを犯し、クラブは彼を連れてくるというリスクを冒した。二度とサッカーができなかったかもしれないのに、誰もが彼を最高の状態に置くために全力を尽くし、両手を広げて歓迎した。それなのに彼は君たちを馬鹿にしているのか?恥を知れ!出て行け。クラブにお金をもたらすだろうが、誰も君のために泣かない。彼がナント戦でしたことは恥ずべきことだ。彼は何も気にしていないし、弁護の余地もない。彼は有罪判決を受け、弁護士なしで火あぶりにされるべきだ。絶対的な恥であり、惨めな奴だ』と激怒した。

(via MARCA)

 

■【ベティスの練習場での風景】

 

レアル・ベティスの練習場で、チームの良好な雰囲気を象徴する出来事があった。エクトル・ベジェリンがクラブ通算100試合出場を達成し、練習開始時にパブロ・フォルナルスの時と同様に、チームメイトから冗談交じりのパシージョ(花道)で祝福された。また、セビージャが敗れたことでヨーロッパリーグ出場権獲得の可能性が高まったこともあり、全体的にリラックスしたムードが漂い、チミー・アビラとネルソン・デオッサが練習の合間に陽気なダンスを披露する場面も見られた。

(via ElDesmarque)

 

■【バレンシアの新メスタージャの応援スタンド】

 

バレンシアCFが建設を進めている新スタジアム「ノウ・メスタージャ」における、若者向け応援スタンド「Grada Jove」の配置詳細が決定した。

 

新しいグラダ・ジョベは北側のゴール裏の1層目に配置され、2000席以上の収容人数を持つ予定である。現在のメスタージャでは南側ゴール裏に配置されており、約1980人の定員で100%の稼働率を維持している。新スタジアムではピッチに最も近い位置に置かれ、スタジアムの音響的・視覚的な中心となるよう設計されている。また、アウェイサポーターの席は南側の3層目の最上部に配置されることが決まっており、専用のアクセス階段とバリアを設けることで、ホームファンとの接触を完全に防ぐ構造となっている。

(via SPORT)

 

■【リーガFのラ・キニエラ導入】

 

スペイン政府の閣僚会議にて、女子サッカーの1部リーグであるリーガFの試合をスポーツくじ「ラ・キニエラ」に恒久的に組み込む王令が承認された。これまで男子の1部と2部のみが対象だったが、新たに女子の4試合が常設され、収益の一部が女子の16クラブに分配されることになった。

 

ペドロ・サンチェス首相は『女子サッカーをプロ化することは、単なるスポーツの施策にとどまらず、ピッチの内外における平等へのコミットメントだ』とこの決定を称賛した。スペインサッカー選手協会(AFE)のダビド・アガンソ会長も『リーガFがキニエラに存在することは、女子サッカーの平等と認識に向けた確固たる一歩であり、これを可能にしたAFEの取り組みを誇りに思う』と喜びを語った。

(via MARCA)

 

■【テネリフェの医療部門改革】

 

昇格を果たしたCDテネリフェが、豊富な予算を背景に医療部門への大規模な投資と改革に乗り出す。

 

昨シーズンはマルク・マテウやハビ・ペレスなどの重傷に加え、誤診やリハビリの遅れが相次ぎ、選手のコンディション管理が大きな課題となっていた。アルバロ・セルベラ監督も『ナチョ・ヒルは4週間から6週間と言われたが、今は6週目に入っているのにまだ復帰していない。1年中怪我人がいなかったのに、最後になって全てが重なった』と公に不満を口にしていた。ライコ・ガルシアはこれらの問題を解決するため、診断精度の向上とリハビリの質を改善するための資金投入を決定し、今夏に変更内容を発表する予定である。

(via SPORT)

 

【本日の総括】

 

本日はエムバペのイタリアバカンスに対する署名運動や、リュディガーの平手打ち、アルベロア監督と選手たちの対立など、レアル・マドリードの内部崩壊を思わせるニュースが集中しました。また、パペ・シェイクの衝撃的な告白や、サントスでのネイマールとロビーニョJr.の暴行騒動、グリーンウッドに対するフランス国内での痛烈な批判など、選手個人の行動に起因するトラブルも目立っています。一方で、リーガFのスポーツくじ導入による女子サッカーの環境改善や、新メスタージャの応援スタンドの設計など、スペインサッカー界のインフラ面での前向きな進展も見られました。