フェラン・トーレスのW杯決勝ゴールとバレンシアCFからの公式な祝福
2026年W杯決勝でスペイン代表を優勝に導く劇的なゴールを決めたフェラン・トーレスに対して、彼の故郷であり古巣でもあるバレンシアが大きく沸いています。ほろ苦い退団の経緯があったにもかかわらず、メスタージャ・スタジアム前のバレンシアCFファンの広場や、ロッチ・アリーナ、市庁舎広場など、市内や周辺の町の各所で何千人ものファンが彼の名前を合唱し、爆竹やロケット花火で祝福しました。人口約8,000人の彼の地元フォイオスの広場も満員となり、大熱狂に包まれました。
フェランは12歳でバレンシアCFのアカデミーに加入し、20歳で有望な選手としてクラブを去りました。当時はアニル・マーシーが負債清算のために彼をマンチェスター・シティへ売却しましたが、フェランはバレンシア在籍時にレアル・マドリードからの関心もあったものの、『ペップ・グアルディオラの下で働きたい』という理由でシティを選んだ経緯があります。また、彼がSNSアカウントで「20」という数字を使用しているのは、バレンシアのトップチームでデビューした際の背番号であるためです。
バレンシアCFは公式SNSアカウントを通じて、『バレンシアCFのアカデミーで育ったフェラン・トーレスに特別な称賛を送ります。彼のW杯決勝でのゴールは、スペインサッカーにとってすでに永遠のものです』とメッセージを送り、このカンテラーノの偉業を称えました。バレンシアサッカー連盟も『私たちに2つ目の星を与えてくれたのはバレンシア人でした。バレンシア代表からスペイン代表へ。ありがとう、フェラン』と声明を出しています。
フェランはバレンシア出身の選手として初めてW杯決勝でプレーし、ゴールを決めた選手となりました。2つのW杯に参加したバレンシア関連の選手は、これまではアントニオ・マセダやダビド・アルベルダしかいなかった快挙です。また、代表での出場数は65試合となり、ラウール・アルビオルを抜いてバレンシア出身選手として歴代トップに立ちました。ゴール数も25得点に達し、ダビド・ビジャ(59得点)がトップに立つ歴代ランキングで10位にランクインしています。 (via SPORT / Mundo Deportivo / ElDesmarque)