レアル・ソシエダ幹部が明かす移籍交渉の裏側と買い戻しへの執念
ミケル・ロドリゲスの完全移籍をめぐっては、保有元であったレアル・ソシエダ側でも特別な動きがありました。
レアル・ソシエダのフットボールディレクターを務めるエリック・ブレトスが水曜日に会見を行い、今夏の移籍市場を総括する中で、ミケル・ロドリゲスのアラベス移籍に関する舞台裏を詳細に告白しました。
ブレトス氏は彼について、クラブが長い年月をかけて熱心に育成し、その才能を高く評価してきた選手であったと明かしました。ソシエダ側は過去に彼との契約を2度更新する際にも、流出を防ぐために極めて困難な交渉と多大な努力を重ねてきた経緯があります。彼自身も非常にレアル・ソシエダへの愛着が深い選手でしたが、同時に現在のソシエダのスカッドでは十分な出場時間や自らの居場所を確保することが難しいのではないかという強い不安を抱いており、いち早くトップレベルの舞台に立って経験を積みたいという焦りを感じていたとのことです。
そのためブレトス氏は、『彼がアラベスでの絶好の機会に挑戦したいという確固たる意志を示した際、レアル・ソシエダとしてはこの将来有望な超実力派の才能に対する支配権を完全に失わないよう動き、将来的な買い戻しオプションと、将来の移籍時に発生する50%の権利保有権を契約に盛り込むことに成功した』と語りました。
さらに、『彼の最終的な目標はいつか再びレアル・ソシエダのシャツを着てプレーすることであり、ソシエダにコントロール権が残る今回の取引は、成長を求める選手、実力者を得たアラベス、そして将来の買い戻しを視野に入れるソシエダの3者にとって極めて有益で完璧なオペレーションであった』と胸を張っています。それだけに、今回の怪我のニュースはアラベス関係者のみならず、彼の古巣であり将来の復帰を心待ちにするソシエダの練習場ズビエタでも、深い悲しみと深刻な懸念材料として受け止められています。(via NoticiasDeGipuzkoa)
【本日の総括】
今季のアラベスにおいて最大のサプライズとなっていたミケル・ロドリゲスの練習中の負傷は、まさに青天の霹靂であり、長期離脱の懸念はチームに大きな影を落としています。移籍市場が閉まった直後という最悪のタイミングの中で、キケ・サンチェス・フローレス監督がこの大きな穴をどのように既存の戦力で埋めていくのか、中盤の層の厚さと真の総合力が試されることになります。