「ラ・ファブリカ」の驚異的な収益力とアトレティコからの引き抜き
💶レアル・マドリードの誇る育成組織「ラ・ファブリカ」は、トップチームへの人材供給という本来の目的に留まらず、極めて高い収益を生み出す巨大なビジネスモデルとして機能しています。驚くべきことに、過去20年間でカンテラーノ(下部組織出身選手)の売却により得た収益は約6億ユーロに達しています。クラブの基本戦略は、有望な若手を完全に手放すのではなく、50%の保有権や買い戻しオプションを残すことで、将来的な価値の高騰に備えるというものです。この夏もその戦略は健在で、コモへ完全移籍したニコ・パスについては残り50%の保有権を売却しつつ、来夏の8000万ユーロでの買い戻しオプションを保持しました。さらに、エルチェ経由でボーンマスへ移籍するアルバロ・ロドリゲスからは約1700万ユーロ、ラツィオからミランへ移籍するマリオ・ヒラからは1500万ユーロ、アルメリアからベンフィカやリヴァプールへの移籍が交渉中のセルヒオ・アリバスからは最低でも1000万ユーロ、オサスナからリヴァプールへ移籍したビクトル・ムニョスからは2500万ユーロ、ボーンマスへ完全移籍したアレックス・ヒメネスからは1250万ユーロの収入が見込まれており、クラブの財政を大いに潤しています。
一方で、カスティージャの強化にも余念がなく、宿敵アトレティコ・マドリードのCチームから19歳のセンターバック兼ピボーテ、アイマール・ガルシアを引き抜くことに成功しました。契約満了に伴うフリー移籍で、2030年までの長期契約を締結しており、来季のプリメーラRFEF昇格を目指すチームにとって極めて重要な補強となります。また、同じく19歳のDFビクトル・バルデペーニャスにはボローニャ、アイントラハト、アーセナル、ローマ、ドルトムントといった欧州の各クラブが熱視線を送っており、「ラ・ファブリカ」のブランド力は高まる一方です。(via SPORT, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, MARCA)