ヒラルデス監督の激怒と危機感
試合後の記者会見に臨んだクラウディオ・ヒラルデス監督は、前半の出来栄えとチームの守備構築の甘さに対して怒りと危機感を露わにしました。
前半の壊滅的な守備崩壊について監督は、
『ホームで0-2の敗戦を喫したこと、そして失点した後に見せたピッチ上でのあの脆い姿は、まさに大惨事と言うほかありません。後半の最初の30分間に見せたような、組織的でインテンシティの高い守備と闘争心がなければ、このラ・リーガという舞台で戦い抜くことなど絶対に不可能です。私たちは多くのことを抜本的に改めなければなりません』
と、非常に厳しい言葉を投げかけました。
さらに、戦術面や精神面の未熟さにも鋭く切り込み、
『アスレティックのようにクリティカルなクリティカルさを持つチームに対して、あのように強度が不足し、連動していない守備を見せれば、普通なら5失点していてもおかしくありません。実際にそうなる危険はすぐそこまで迫っていました。一度失点してしまうと、チームは落ち着きを取り戻してブロックを再編する代わりに、早く追いつきたいと焦るばかりで自陣でのポジションを完全に失い、中盤の守備は崩壊状態に陥りました』
と嘆きました。
ハーフタイムに4人を一挙に交代させる異例の采配について問われると、
『交代枠が5人までと決められていたから4人にとどめただけです。もしルール上許されるのなら、前半の出来を見た時点で11人全員を入れ替えたかったくらいです』
と語り、先発メンバーへの怒りと失望を隠しませんでした。
また、移籍市場最終盤の騒がしさが選手たちのパフォーマンスに影響しているのではないかという質問には、
『私たちはプロフェッショナルです。もしそれを前半の敗因の言い訳にするのなら大きな問題ですし、プロのサッカー選手をやめて他の仕事を探したほうがマシです。前半で評価できるのは、リスクを承知の上で相手をハメにいき、思い通りに進められていた最初の10分から15分だけでした』
と一蹴。その一方で、チームに必要な要素についても触れています。
『とはいえ、今も守備陣の補強に対する希望は持ち続けています。これから私たちは、ラ・リーガとヨーロッパリーグという2つのタフなコンペティションを、3日ないし4日おきにこなしていくという過酷な日程に足を踏み入れます。最終ラインに安定感とバリエーションをもたらすために新たな守備の力を補強することは非常に重要です。一方で、若い選手たちがこの激しい身体的・精神的な競争に適応していくためには、忍耐強く彼らを見守ることも不可欠です』
と語り、フロントへ改めて守備陣の緊急補強を強く求めました。 (via MARCA)