FCアンドラ

FCアンドラを率いるカルレス・マンソ監督は、チームを襲った5連敗の危機から脱出すべく、クラブ伝統の美しいポゼッションスタイルを一時封印する大きな決断を下した。マンソ監督はグラナダ戦で初めて5バックを採用し、ボール保持率わずか30%台前半で泥臭く無失点勝利(1-0)をもたらすと、続くサバデル戦でも自陣からのビルドアップのリスクを回避し、ボールを前線へ放り込むシンプルな縦へのフットボールを徹底した。

サバデル戦では引き分けたものの、チームとして今季初となる無失点(クリーンシート)を達成し、2試合連続で勝ち点を獲得(1勝1分)して降格圏脱出に成功した。マンソ監督は『チームとして成長するための試合だった。厳しい相手に対して守備陣が空中戦やセカンドボールを非常によく跳ね返した。無失点は我々に大きな自信を与える』と手応えを語り、現実主義へのシフトでチームの復活をアピールしている。(via AS)

【本日の総括】

代表ウィーク明けのラ・リーガは、主力の負傷離脱に苦しむ強豪クラブと、戦術的転換や若手の抜擢で打開を図るクラブの対照的な動きが顕著に表れています。アスレティックの17歳クリスティアン・インガや、バレンシアのアギレ新監督のもとで左WG先発に急浮上した17歳の佐藤龍之介など、超原石たちの台頭は今節の大きな見どころです。また、アトレティコのFW陣の豪華な層の厚さや、アンドラのマンソ監督に見られるリアリズムへの舵切りなど、リーグ全体が熱を帯びた戦いへと突入しています。