アブドゥライ・ファイェの電撃デビュー
セルタに新加入したばかりのセネガル人CBアブドゥライ・ファイェが、チーム全体の練習をわずか1回しかこなしていない極限の状態で、強豪ナポリとの大一番にスタメンとして先発デビューを飾りました。
ファイェは試合開始わずか11分、セットプレーの守備においてディ・ロレンツォの動きを見失い、背後を簡単に取られて先制のヘディングゴールを許すという、ラ・リーガ1部基準の手痛い洗礼を浴びました。さらに、ビルドアップ時に不用意なミスパスを犯し、相手のポスト直撃の大ピンチを自ら招く不安定な場面もありました。しかしその一方で、非常に正確なパス配給や、長い脚を活かした素早いカバーリングなど、並外れたポテンシャルの片鱗を随所に見せつけました。
ヒラルデス監督は『彼をいきなりこのようなハイレベルな試合に送り出すのは、ある意味で酷な決定だった。なぜなら、彼は私たちとたった1回のセッションしか練習していなかったからだ。しかし、リーグ戦が開幕する前に、このレベルの対戦相手に対して彼がどのように戦えるかを見極めたかった。1回の練習だけで私たちの複雑な戦術的立ち位置や連係を完璧に理解するのは到底不可能なことだ。それでも彼は素晴らしいパスの才能を見せ、ボールを保持した際に極めて冷静でいられること、そして守備をカバーできる俊敏な脚力があることを証明した。彼には輝かしい未来があるが、周囲と息を合わせ、守備のやり方を理解するためには数週間の時間が必要なのは明白。辛抱強く、忍耐を持って彼をサポートしていく必要がある』と語り、焦らずに彼の成長を促す姿勢を示しました。(via MARCA) (via SPORT)