【今回のラインナップ】
✅ [バルサバス投石事件] バルサファンが発煙筒の煙で勘違いし自チームのバスに投石
✅ [フリック監督の悲痛な夜] 試合当日の朝に父親が逝去、悲しみを乗り越えクラシコ指揮
✅ [エムバペ炎上] クラシコ欠場と謎のバカンス、試合中の呑気なSNS投稿にマドリーファン激怒
✅ [ヴィニシウスの反撃] カンプノウからの「ビーチボール」煽りに「CL15冠」ジェスチャーで応戦
✅ [マドリー内部崩壊] チュアメニとバルベルデが流血の乱闘、両者に超高額罰金
✅ [エルナンデス主審の説教] コイントス時にペドリとヴィニシウスへ異例の長文警告
✅ [ジョルディ・アルバの皮肉] マドリーの崩壊劇を「マイアミでは起きない」と笑顔で一刀両断
✅ [バルサ優勝の熱狂] パレード詳細と、工事中のカナレタスの泉に代わるカタルーニャ広場での熱狂
✅ [メッシのバルサ愛] リーグ優勝決定からわずか20分で即座にSNSで祝福メッセージ
✅ [オリヴィア・ロドリゴコラボ] 歌手のロゴ入り限定ユニフォームが約50万円で販売、ピッチでの交流も
✅ [マドリー寄りメディアの怒り] クラシコでの不甲斐なさにシロ・ロペスやエドゥ・アギーレが激怒
✅ [マルティンの亡き祖父への想い] ジェラール・マルティンがクラシコの勝利を天国の祖父へ捧げる
✅ [ラス・パルマスサポの怒り] アンドラでのマニータ大敗に激怒、クラブに旅費の全額返還を要求
✅ [ピケのSNS煽り] 自身の所有するアンドラの大勝後、ラス・パルマスのポスターを引用して嘲笑
✅ [オビエドGKのブチギレ] 降格危機のオビエド、エスカンデルとアルマダ監督が意図的な判定だと審判を猛批判
✅ [モウリーニョの匂わせ] レアル・マドリード復帰の噂について、シーズン終了後の交渉解禁を示唆
✅ [海外セビジスタの情熱] ビザが取れなかったイラクのファンと、仲間から旅費を贈られたスイスのファンの物語
✅ [バルベルデへの巨大ティフォ] 退任が決定しているバルベルデ監督の501試合目をサン・マメスが盛大に祝福
✅ [ニコ・ウィリアムズの悲劇] W杯直前にハムストリング負傷、兄イニャキが深刻な状況を明かす
■【バルサバス投石事件】
クラシコ直前のカンプノウ周辺は、数万人のファンと厳重な警備を敷く警察によって極度の緊張状態に包まれていた。試合に向けてバルセロナの選手たちを乗せたバスがスタジアムに接近した際、信じられない事件が発生した。熱狂した一部のバルサファンが、自分たちが焚いた発煙筒の煙によって視界を遮られ、到着した自チームのバスをレアル・マドリードのバスだと勘違いし、石や様々な物を投げつけたのだ。この誤爆により、バルセロナのバスは車体がへこみ、いくつかの窓ガラスが割れる被害を受けた。その後到着したレアル・マドリードのバスも同様に投石の標的となり、窓ガラスが割れる事態となった。両チームの選手にケガはなく無事にスタジアム入りしたものの、過激な熱狂が引き起こした前代未聞の失態となった。
(via MARCA)
■【フリック監督の悲痛な夜】
クラシコが開催される日曜日の早朝、バルセロナのハンジ・フリック監督の元へ、母親から父親が亡くなったという悲報が届けられた。フリック監督は午前中に選手とフロント陣にこの事実を伝えたが、悲しみをこらえ、リーグ優勝が懸かったクラシコでベンチに座り指揮を執る決断を下した。試合前のカンプノウでは厳粛な1分間の黙祷が捧げられ、フリック監督は涙をこらえながら虚空を見つめ、黙祷が終わるとスタジアム中からの拍手と自分の名前を呼ぶ声に手を挙げて応えた。試合後、見事に優勝を決めた選手たちはフリック監督の元へ駆け寄り、感謝を込めて彼を胴上げした。
フリック監督は試合後のピッチでマイクを握り、『今朝、母から電話で父が亡くなったと聞かされた時、チームには言わない方がいいかと考えた。しかし、我々は家族のようなものだから伝えることにした。彼らの反応は決して忘れない。この素晴らしいチームで働けて本当に幸せだ。今日という日を絶対に忘れない。父が亡くなり辛い日だったが、チームはファンタスティックだった。彼らは全てを出し尽くしてくれたし、私は誇りに思う。』と涙ながらに語り、選手やスタッフに深い感謝を捧げた。この姿勢にペドリは『フリックのために、彼が僕らに与えてくれた全てのために、そして彼が経験した喪失のために、この勝利を捧げたかった。彼のお父さんのために天国へ捧げる。全ては彼のためだ。』と語った。
(via SPORT)
■【エムバペ炎上】
キリアン・エムバペを巡る騒動がレアル・マドリードの周囲で大炎上している。左脚半腱様筋の違和感によりクラシコを欠場したエムバペだが、チームが重要な局面を迎えている最中の休日に、恋人とされるスペイン人女優エステル・エスポシトと共にイタリアのサルデーニャ島へバカンスに出かけていたことが発覚し、批判を浴びていた。
さらにマドリーファンを激怒させたのは、クラシコの試合中の行動だった。レアル・マドリードが0-2でリードされ、チームがカンプノウで苦しんでいる前半35分のタイミングで、エムバペは自宅のテレビで試合を観戦している画像をInstagramのストーリーに投稿し、『Hala Madrid』という言葉と白いハートの絵文字を添えた。スコアが0-2とはっきりと映り込んでいる状況での呑気な投稿に対し、ファンからは「空気が読めていない」「マドリーの世界から完全に切り離されている」と怒りの声が殺到した。アルベロア監督は試合後、『私としては、彼が100パーセントの状態で最初からプレーできていればよかったと思う。それが私の望みだった。』と静かに苦言を呈し、今後の起用についても『あと2週間ある。現在の違和感がどう経過するかによって、プレーできるかどうかを見極める。』と冷ややかに語った。
(via SPORT)
■【ヴィニシウスの反撃】
クラシコの大舞台で、レアル・マドリードのキャプテンマークを巻いたヴィニシウス・ジュニオールは、カンプノウの観客からの執拗な挑発の標的となった。バルサのファンは、ヴィニシウスが2024年のバロンドールをロドリに奪われたことを揶揄し、ピッチにビーチボールを投げ込みながら『ヴィニシウス、ビーチボール』というチャントを何度も浴びせた。
これに対し、チームが敗色濃厚な状況であってもヴィニシウスは黙って引き下がらなかった。彼はカンプノウのスタンドに向かって両手を掲げ、片手で「1」、もう片手で「5」の数字を作り、レアル・マドリードが誇るチャンピオンズリーグ15回優勝の歴史を見せつけるジェスチャーで堂々と応戦した。試合終了後、バルセロナの選手たちがピッチ上で優勝を祝う中、ヴィニシウスはマドリーの選手たちをロッカールームへ帰ることを許さず、全員を引き連れてマドリーファンが陣取るアウェイスタンドの隅へ向かい、不甲斐ないシーズンとこの夜の惨敗についてキャプテンとしてファンに直接謝罪した。
(via ElDesmarque)
■【マドリー内部崩壊】
レアル・マドリードのロッカールームが完全に崩壊している。練習中にオーレリアン・チュアメニとフェデ・バルベルデが衝突し、激しい殴り合いの乱闘に発展した。この騒動の中でバルベルデは頭を机に強く打ち付けて頭部外傷を負い、病院へ搬送されるという前代未聞の事態となった。バルベルデは10日から14日間の離脱となり、クラシコも欠場。クラブはこの両選手に対し、それぞれ50万ユーロ(約8000万円)という異例の超高額罰金を科すことで事態の沈静化を図った。
このスキャンダルについてアルベロア監督は、『私のかつてのチームメイトには、ゴルフクラブで別の選手を殴った者もいた。』と過去の事件を引き合いに出して擁護しつつ、『バルベルデとチュアメニは私たちがページをめくるに値する選手たちだ。彼らにはこのクラブのために戦い続ける機会を与えるべきだ。私は彼らをとても誇りに思っている。これを機に彼らのプロ意識を疑うようなことは許さない。彼らがプロフェッショナルでないとか、私への敬意を欠いているといった話は完全に嘘だ。絶対に嘘だ。』と必死にメディアへ反論した。当事者のチュアメニは、ジムでのトレーニング画像と共に『一番重要なことだけに集中し続けよう』とSNSに投稿している。
(via SPORT)
■【エルナンデス主審の説教】
クラシコ開始直前のコイントス時、レフェリーカメラの映像から、主審のアレハンドロ・エルナンデス・エルナンデスが両チームのキャプテンであるペドリとヴィニシウスに対して行った、異例の長文による事前の警告が明らかになった。
主審は2人を呼び寄せると、『周りに20人の男たちがいるよりも、私たち3人だけで話す方がお互いに理解し合えるだろう。だから、君たちの協力に委ねるよ。もしそうしてくれないなら、私が自分で解決しなければならなくなり、それはもっと悪い事態になる。落ち着いていこう。君たちはキャプテンだ。冷静に、良い態度で、腕を下げて、敬意を払ってくれ。これは私たちにとっても重要な試合だということを忘れないでほしい。幸運を祈る。そして試合を楽しんで。全員にとってやりやすい試合にしよう。』と語りかけ、クラシコ特有の過度な抗議や乱闘を未然に防ぐための強いメッセージを送った。
(via SPORT)
■【ジョルディ・アルバの皮肉】
元バルセロナで現在インテル・マイアミでプレーするジョルディ・アルバが、クラシコ直前のテレビインタビューで古巣の宿敵であるレアル・マドリードの現状を痛烈に皮肉った。
マドリーのロッカールームでの殴り合いや、エムバペのバカンス騒動など、連日メディアを騒がせているマドリーの崩壊劇について尋ねられると、アルバは笑みを浮かべながら『マイアミではこんなことは起きないね。』と一刀両断し、周囲の笑いを誘った。その後、真面目なトーンに戻ったアルバは、『どんなチームでもこうした難しい時期は経験するものだ。ロッカールームの中では多くのことが起こり得る。でも、今日の試合にそれが大きく影響するとは思わない。なぜなら、クラシコは他の試合とは全く違う特別なものだからだ。』と選手心理を分析したが、その後のスコア予想では『バルサが勝つと思う。3-0か4-1と言っておこう。』と強気な発言を残した。
(via SPORT)
■【バルサ優勝の熱狂】
バルセロナがクラシコに勝利しリーグ優勝を決めた直後、バルセロナ市内のファンは雨にも負けず深夜の街へ繰り出した。しかし、伝統的な祝祭の場であるランブラス通りの「カナレタスの泉」は現在周辺が工事中のため安全面からアクセスが禁止されており、地元警察の誘導によって数千人のファンはそのすぐ近くにある巨大なカタルーニャ広場へ集結した。
若者を中心としたファンたちは発煙筒を焚き、チャントを歌って歓喜を爆発させた。中には、レアル・マドリードのアルベロア監督を揶揄するために、頭にプラスチックのカラーコーン(スペイン語でコノ)を被って踊り狂うファンの姿も見られた。正式な優勝パレード(ルア)は月曜日の午後5時から開始され、カンプノウを出発してベルリン通り、パリス通り、グラシア通りなどの主要な大通りを巡り、再びカンプノウへと戻るオープンバスでの凱旋が予定されている。
(via SPORT)
■【メッシのバルサ愛】
バルセロナがクラシコでレアル・マドリードを粉砕し、29回目のリーグ優勝を決めた直後、クラブ史上最高のレジェンドであるリオネル・メッシが驚くべき早さで反応した。
試合終了のホイッスルからわずか20分後、メッシは自身のInstagramストーリーを更新。バルセロナ公式アカウントがアップしたリーグ優勝記念のデザイン画像を共有し、そこに『Campeones (チャンピオン)』そして『Visca el Barça (バルサ万歳)』という2つの力強く愛情に満ちたメッセージを添えた。現在マイアミにいるメッシが、このクラシコをリアルタイムで熱心に見守り、永遠のライバルを倒しての優勝を1人のクレとして大喜びしている事実が証明され、バルサファンの間で大きな感動と話題を呼んだ。
(via SPORT)
■【オリヴィア・ロドリゴコラボ】
このクラシコで、バルセロナはメインスポンサーであるSpotifyとのコラボ企画として、世界的なポップスターであるオリヴィア・ロドリゴのロゴ「OR」を胸にあしらった特別仕様のユニフォームを着用した。
この企画に伴い、一般販売用の限定ユニフォームもリリースされたが、その価格設定が話題となっている。通常の限定モデルが約399.99ユーロ(約6万5000円)で販売される中、オリヴィア・ロドリゴ本人の直筆サインが入った超限定版のユニフォームは、コレクター向けに2,999.99ユーロ(約49万円)という破格の値段で販売された。試合前、オリヴィア・ロドリゴはピッチに降り立ち、私服姿のラミン・ヤマルと笑顔で挨拶を交わし二度キスをした。彼女は『自分のロゴがクラシコでバルサのシャツに載るなんて、どう受け止めたらいいか分からないくらい信じられない。』と喜びを語った。
(via MARCA)
■【マドリー寄りメディアの怒り】
クラシコでのレアル・マドリードの無気力な敗戦に、マドリード寄りのメディア関係者たちの怒りが頂点に達した。著名ジャーナリストのシロ・ロペスは、『もう8ゴールくらい決められちまえ! そうでもしないと、こいつらは自分がどれだけ下手くそか、自分たちが思っているほど良い選手じゃないってことに気づかないんだ。態度を示さなければ、誰にだって大敗するんだよ。』と選手たちの姿勢を痛烈に批判した。
さらに、人気番組『El Chiringuito(エル・チリンギート)』のエドゥ・アギーレは、ラッシュフォードのフリーキックでクルトワがニアを抜かれたシーンについて、『私が言った通りだ! クルトワのポストだぞ。2メートルのGKが…GKは自分のポストを守らなければならない。自分のポストを破られるなんてあり得ない。絶対にあり得ない!』と激怒。試合全体についても、『90分間、ただの一度も走らず、一度も蹴りにもいかない。彼らにはプライドがない、恥というものがないのか…。試合が終わってからみんな謝るだって? さあ、早く帰れ! これは本当に痛ましいことだ。リーグ戦が終わったからじゃない。今のマドリーには短期的に見ても少しの希望すら感じられないからだ。』と完全に匙を投げた。
(via SPORT)
■【マルティンの亡き祖父への想い】
クラシコでピッチに立ち、安定したパフォーマンスでバルセロナの勝利と優勝に貢献した若手ディフェンダー、ジェラール・マルティンは、優勝の祝祭の中で自身の家族に対する特別な想いを口にした。
試合後のインタビューに応じた彼は、『とても嬉しい。ホームでマドリーに勝ってリーグ優勝するなんて、今まで一度もなかったことだし、その重要性は分かっている。本当に特別なことだ。僕は落ち着いていて、プレーするのがとても楽しみだった。』と歴史的な勝利を振り返った後、声を詰まらせながら『僕は、1ヶ月も経たない前に亡くなった祖父のことを思い出し、彼にこの優勝を捧げたいと思う。』と語り、天国で見守る祖父へ最高の報告を送った。
(via SPORT)
■【ラス・パルマスサポの怒り】
セグンダ・ディビシオン(2部)で自動昇格を争っているUDラス・パルマスは、アウェイでFCアンドラ相手に1-5という歴史的な大敗を喫した。この重要な試合を観戦するために、はるばるカナリア諸島からアンドラまで約350ユーロ(約5万7000円)の旅費と長い移動時間をかけて駆けつけた約300人のサポーターたちの怒りが爆発している。
サポーターたちは、『恐怖の試合だ。自動昇格を逃すターニングポイントになってしまった。クラブにメッセージを送って、この遠征にかかったお金を全額返せと要求したいくらいだ。』と激怒。さらに、『選手たちに何か言える機会があるなら、いい加減目を覚ませと言いたい。彼らが戦う姿勢すら見せない試合のために、お金をかけている人がいるんだ。負けることと、顔から逃げることは全く違う。』と、無気力なプレーを見せた選手たちを容赦なく非難した。
(via SPORT)
■【ピケのSNS煽り】
自身がオーナーを務めるFCアンドラがUDラス・パルマスを5-1で粉砕した直後、元バルセロナのジェラール・ピケがSNSで動いた。ピケは、ラス・パルマスが試合前に告知用として作成していた「開いた手のひら」がデザインされたポスター画像に目をつけ、これを引用した。
この「開いた手のひら」は、ピケがバルサ時代にレアル・マドリードを5-0で破った際などに相手を煽るために使っていた「マニータ(スペイン語で5を意味する)」のシンボルと全く同じ形だった。ピケは自身のX(旧Twitter)で、『結局、そうなったみたいだね(笑)』という皮肉たっぷりのメッセージと共にこの画像をリポストし、クラシコ開催の日に自身のトレードマークである煽り芸を復活させてSNSを大いに沸かせた。
(via Esport3)
■【オビエドGKのブチギレ】
1部残留を懸けてヘタフェと対戦したレアル・オビエドは、VAR介入による2枚のレッドカードを提示され、9人での戦いを強いられた末に0-0で引き分けた。この結果により降格がほぼ確実となったオビエドのGKアロン・エスカンデルは、試合直後のテレビインタビューで審判への怒りを抑えきれずに爆発させた。
エスカンデルは、『この引き分けは何の役にも立たない。現実を見なければならないし、何も隠すことはない。降格はほぼ決まったようなものだ。』と語り出し、続けて『今日は俺たちを勝たせたくなかったんだ。はっきり言う。審判はヘタフェの望む通りに動いた。2枚のレッドカードは疑わしいし、ラージョ戦の時も不利な判定だった。俺たちが何をしたって言うんだ。俺たちをセグンダ(2部)に降格させたいのか。今日は俺たちを下のカテゴリーに突き落としたいという意図がはっきりと見えた。恥を知れ。』と、審判団の判定が意図的であると痛烈に批判した。アルマダ監督も『今日は別の基準が適用され、ペナルティを受けた。我々から常に奪い続けている。』と同調している。
(via ElDesmarque)
■【モウリーニョの匂わせ】
現在ベンフィカの監督を務めるジョゼ・モウリーニョは、アルベロア監督の成績不振によりレアル・マドリードの次期監督の最有力候補として浮上している。記者会見でマドリー復帰の可能性について問われたモウリーニョは、現時点での接触は否定しつつも、将来の交渉の可能性を明確に示唆する意味深な発言を行った。
モウリーニョは、『レアル・マドリードのことはずっと言われ続けているが、私は正直に言ってそこから逃げ続けている。会長やクラブの他の責任者とは一切接触していない。シーズンの最終盤には、誰とも話をしないんだ。エストリルとのリーグ最終戦までは、いかなる接触も持たない。』と現状を説明した。しかし続けて、『その後、1週間のウィンドウ(期間)がある。そこでは、私が話すべきだと思う相手と自由に交渉することができる。だがそれまでは、報道されている会談や電話の話はすべて推測に過ぎない。』と述べ、シーズン終了直後のわずかな期間にレアル・マドリードからのオファーに耳を傾ける準備があることを強く匂わせた。
(via Estadio Deportivo)
■【海外セビジスタの情熱】
セビージャの劇的な残留争いの中、遠く離れた海外のファンたちの情熱的なエピソードが感動を呼んでいる。イラクのセビージャ公式ファンクラブ会長であるアフメド・アル=ハシミは、エスパニョール戦を現地観戦するためのビザが下りず、スペインへの渡航を断念した。しかし彼はバグダッドの地元でファンを集め、アディダスの赤いシャツに手作業でセビージャのエンブレムをプリントし、それを地元の孤児たちに配って一緒に応援した。彼は『エンブレムは布の上ではなく、心の中にあるものだ!』とSNSに投稿し、勝利を祝った。
一方、仕事の都合でスイスのチューリッヒに住んでいる熱狂的なセビージャファンのアンヘルは、自身が所属するペーニャ(ファンクラブ)の仲間たちからサプライズで旅費と航空券をプレゼントされ、弾丸でセビージャへ飛んだ。空港で両親と涙の再会を果たしたアンヘルは、『これにお金は関係ない。飛行機に乗り遅れそうになって寝坊したのが一番の失敗だったけどね。』と笑い、スタジアムでエスパニョール戦の劇的勝利を見届けた後、『心臓に悪いよ。でも最高だ。』と興奮気味に語った。
(via Estadio Deportivo)
■【バルベルデへの巨大ティフォ】
アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督は、今シーズン限りでの退任とエディン・テルジッチ新監督への交代が発表されている。本拠地サン・マメスでのバレンシア戦前、クラブ史上最多となる501試合目の指揮を執るバルベルデに対し、ファンから壮大なオマージュが捧げられた。
スタンドの東側には、2024年のコパ・デル・レイ優勝トロフィーを掲げるシルエットと、バルベルデ特有のしゃがみ込んで試合を見つめる姿が描かれた巨大なティフォが展開され、バスク語で『私たちの心に永遠に。ありがとう、チングリ(バルベルデの愛称)』というメッセージが掲げられた。スタジアム全体から「エルネスト・バルベルデ」のチャントが響き渡る中、コーチングスタッフと選手全員がバルベルデと共に記念撮影を行った。試合後、バルベルデは『本当に感謝している。501試合というのは私にとって感動的だった。今日の午後、最高の瞬間だったよ。』と感謝を述べたが、試合に負けたため『まるでシーズンが終わったかのような雰囲気だったが、まだ終わっていないし、ポイントが必要だ。』と気を引き締めた。
(via MARCA)
■【ニコ・ウィリアムズの悲劇】
アスレティック・ビルバオのファンにとって、バレンシア戦は敗戦以上にショッキングな出来事に見舞われた。前半35分、チームの絶対的エースであるニコ・ウィリアムズがハムストリングを負傷し、ピッチに座り込んでしまったのだ。『ありえない、ありえない』と呟きながら絶望の表情で途中交代したニコは、残り1ヶ月に迫った2026年W杯への出場が絶望視されている。
ニコに代わって出場した兄のイニャキ・ウィリアムズは試合後、『今は待つしかない。数日間は休むことになるし、W杯まで時間がない。これからの試合には彼は出られないだろう。今は彼を追い詰める時ではない。かなり足を引きずっていたし、あんな痛みを感じたのは初めてだと言っていた。とにかく最小限の怪我であることを祈るしかない。』と語り、今季何度も怪我に泣かされてきた弟の深刻な状況を沈痛な面持ちで伝えた。
(via ElDesmarque)
【本日の総括】
バルセロナの歴史的な優勝の裏で、フリック監督の悲しい報せや、熱狂しすぎたファンによるバス誤爆など、感情の揺れ動く出来事が相次ぎました。一方でレアル・マドリードは、チュアメニとバルベルデの流血の乱闘やエムバペのSNS投稿により、チーム内外で完全に崩壊状態に陥っています。さらに、オビエドの降格危機に直面した選手の怒りや、ニコ・ウィリアムズのW杯出場を危ぶむ悲劇の負傷など、スペイン全土でピッチ外のドラマが激しく交錯する1日となりました。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
クラシコ前のバルセロナバスへの投石事件は、熱狂が度を越した際の危険性を示す象徴的な出来事でした。一方、レアル・マドリードでは、チュアメニとバルベルデのロッカールームでの衝突が、チーム内の統制の乱れを浮き彫りにしました。アルベロア監督の擁護発言も、事態の深刻さを物語っています。エムバペのSNS投稿も、チームの苦境との乖離を示唆しており、個々の行動がチーム全体の空気感に与える影響の大きさを改めて認識させられます。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
バルセロナの優勝という喜びの裏で、フリック監督が父の訃報に際してもチームを率いたという事実は、プロフェッショナリズムと人間ドラマの深さを感じさせます。選手たちの献身的なプレーは、監督への敬意の表れでしょう。対照的にレアル・マドリードは、選手間の衝突やエムバペの行動など、クラブ内の結束に疑問符がつく状況です。ジョルディ・アルバの皮肉も、こうしたクラブ間の空気感の違いを端的に表しています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今回の記事では、直接的な移籍や契約に関する情報は少ないものの、レアル・マドリードの状況は今後の補強戦略に影響を与える可能性があります。エムバペの契約状況や、バルベルデ監督の退任といった情報は、来シーズンの編成を考える上で重要な要素となります。また、ニコ・ウィリアムズの負傷は、アスレティック・ビルバオの来季構想に少なからぬ影響を与えるでしょう。クラブは、こうした不測の事態にも対応できる柔軟な編成を常に意識する必要があります。