【今回のラインナップ】

 

✅ 屈辱のクラシコ敗戦で今季無冠が確定。2年連続のタイトルなし

✅ エムバペの不可解な欠場とSNS投稿がマドリディスタの怒りを着火

✅ チュアメニとバルベルデの衝突波紋。罰金処分とクラシコでの姿

✅ アルベロア監督の苦悩の会見。チームの現状と未来、審判への苦言も

✅ 満身創痍のスクワッド。野戦病院化と急遽のスタメン変更

✅ クラシコ出場選手たちの個人評価とピッチ上の出来事

✅ マドリード界隈の識者・メディアの反応。怒りと絶望の声

✅ モウリーニョ復帰の噂。ベンフィカ監督が意味深な発言

✅ クラシコ前の場外乱闘。バスへの投石被害というカオス

■【屈辱のクラシコ敗戦で今季無冠が確定。2年連続のタイトルなし】

 

FCバルセロナとのクラシコで0-2で敗北を喫し、バルセロナのラ・リーガ優勝を目の前で見届けることとなった。同時に、レアル・マドリードの今シーズンの無冠が完全に確定した。昨シーズンに続く2年連続の無冠という、クラブの歴史においても非常に厳しい現実を突きつけられている。試合は前半のわずか20分足らずで決着がついた。前半9分、マーカス・ラッシュフォードに直接フリーキックを叩き込まれて先制を許すと、前半18分にはダニ・オルモのヒールパスからフェラン・トーレスに追加点を奪われた。その後もシュート数でバルセロナを下回り、枠内シュートもわずかにとどまるなど、反撃の糸口すら掴めないまま90分を終えた。試合終了のホイッスルが鳴ると、選手たちは項垂れ、永遠のライバルが自らのスタジアムで歓喜に沸く姿を背にロッカールームへと引き上げた。

(via MARCA, SPORT, AS, ElDesmarque, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)

 

■【エムバペの不可解な欠場とSNS投稿がマドリディスタの怒りを着火】

 

キリアン・エムバペは、左脚半腱様筋の過負荷を理由にこの重要なクラシコを欠場した。金曜日のトレーニングは問題なく消化し、コーチ陣も彼の出場を楽観視していたが、土曜日のセッション終了5分前に本人が違和感を訴え、突然の欠場が決まった。直近20試合でわずか4ゴール(そのうち1ゴールはフランス代表としてのブラジル戦)にとどまり、クラシコを含めて20試合中8試合(40%)を欠場している。アルベロア監督就任後はマジョルカ、バイエルンとの2試合、ジローナ、アラベス、ベティス戦で先発したが、ベティス戦の81分に負傷して以降、エスパニョール戦とこのクラシコを欠場している。レアル・マドリードの直近17試合において彼が挙げたゴールはわずか3つであり、チームはその間10勝2分5敗と苦しんでいる。

 

欠場そのもの以上に問題視されているのが、彼のピッチ外での行動だ。クラシコの前半35分、チームが0-2で負けて絶望的な状況にある中、彼は自身のInstagramのストーリーを更新した。自宅のテレビで試合を見ている画面の写真とともに「Hala Madrid 🤍」というメッセージを投稿。これがマドリディスタの逆鱗に触れ、SNS上では「我々をからかっている」「無神経すぎる」と大炎上した。さらに、チームがエスパニョール戦を控えていた先週には、クラブの許可を得ていたとはいえ、パートナーである女優のエステル・エスポシトとサルデーニャ島へ旅行に出かけていた。また、チュアメニとバルベルデが練習中に喧嘩をした日には、笑顔で車を運転してバルデベバスを後にする姿が目撃されており、プロ意識が激しく問われている。ファンの中には怒りを抑えきれず、ウェブ上で「彼をクラブから追い出せ」という数千万人に及ぶ署名運動を展開する者まで現れている状況だ。

(via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo, AS, Esport3)

 

■【チュアメニとバルベルデの衝突波紋。罰金処分とクラシコでの姿】

 

クラシコ直前の練習中、オーレリアン・チュアメニとフェデ・バルベルデが激しく衝突する事件が発生した。バルベルデはテーブルに頭をぶつけて頭蓋骨外傷を負い、病院へ搬送された。彼は10日から14日の離脱を余儀なくされ、クラシコを欠場することとなった。一部の報道ではゴルフクラブで殴り合ったという噂まで流れたが、バルベルデ本人は殴り合いの事実を否定している。クラブはこの事態を重く受け止め、両選手に対してそれぞれ50万ユーロ(約8000万円)という巨額の罰金を科すソロモン流の裁定を下した。

 

アルベロア監督はこの件に関して『私はかつて、ゴルフクラブで同僚を殴ったチームメイトを持っていた』と自身の現役時代の経験を引き合いに出し、ロッカールーム内の出来事が外部に漏れたことに強い懸念を示した。その上で『バルベルデとチュアメニは私たちがページをめくり、このクラブのために戦い続ける機会を与えるに値する。私は彼らをとても誇りに思っている。彼らのプロ意識を疑うためにこれを利用することは許さない。彼らがプロではないとか、私に敬意を欠いたというのは嘘だ。絶対に嘘だ』と両者を強く擁護した。

 

チュアメニ自身はSNSで筋力トレーニングの写真とともに『Let's keep the main thing the main thing(最も重要なことに集中しよう)』というメッセージを投稿し、試合への集中をアピールしていた。そしてクラシコでは先発フル出場を果たしたものの、試合後にはファンに挨拶も謝罪もせずに誰よりも早くピッチを去り、さらには負け惜しみからか、バルセロナの選手たちへの祝福や握手すら拒否するという態度を見せた。

(via SPORT, AS, MARCA)

 

■【アルベロア監督の苦悩の会見。チームの現状と未来、審判への苦言も】

 

アルバロ・アルベロア監督は試合後の記者会見で、苦渋の表情を浮かべながら多くの問いに答えた。

 

エムバペの欠場について:『100%の状態で最初からプレーしてほしかった。残りの2週間で彼の現在の不快感がどのように進展するかによって、プレーできるかどうかを見る』

 

ファンへのメッセージ:『私たちは彼らがこのシーズンに感じているに違いない欲求不満、幻滅、不満を理解しているから、多くを言うことはできない。私たちにできる唯一のことは、働き、未来を見据え、今年間違ったことすべてから学ぶことだ。レアル・マドリードは必ず戻ってくる。私たちは何度も倒れ、何度も立ち上がってきたチームだが、今は他のマドリディスタと同じように怒りを感じている』

 

残り試合への責任:『私たちのシーズンが今日終わったことを知っているので、今まで以上の責任を持たなければならない。決して諦めることはできない。勝つために出場しなければならない試合が3つある。私たちは自分たちや自分たちの名声よりもはるかに大きなもの、つまりレアル・マドリードのエンブレムと何百万人ものファンを守っている。3つの素晴らしい試合と3つの素晴らしい勝利で、私たちが本当に傷ついていることを証明しなければならない』

 

試合展開について:『あまりにも早く非常に困難な状況になった試合だった。素晴らしいチームと対戦し、特に彼らはリードしている時に非常に優れている。彼らは多くの選手を浮かせてポゼッションを非常にうまく管理する方法を知っている。よく組織されたチームで素晴らしい試合をした。残念なのは、私たちが試合にいられる可能性があることを示すために、2-0の状況でさえあったいくつかのチャンスを決められなかったことだ。しかし、選手たちにとって決して穏やかなシナリオではなかった。スコアがどうであれ、最後まで全力を尽くすように彼らに頼んだし、それが私たちがしようとしたことだ』

 

チームの再建について:『私たちには多くのパフォーマンスを引き出せる素晴らしいチームがある。決して簡単ではなかったことは明らかだ。ここ数ヶ月間に起こったことすべてを言い訳のように聞こえさせたくはないが、重要な選手の欠場が非常に多かった。そこから、ヨーロッパのどのチームでも欲しがるような非常に優れた選手を擁するチームがある中で、クラブは常に改善を目指すと信じている。あとは未来について考え、修正しなければならないことすべてを知り、来シーズンはもっと上手くやるしかない』

 

来季の基盤について:『それを分析するのは私には該当しない。私が何度も言ってきたように、私たちは集団として一歩前進し、自分たちが何をしたいのかについてもっと明確なアイデアを持ち、個よりも集団を優先する必要がある。なぜなら、才能を超えて、常に明確なアイデアを持たなければならず、私にとってそれが始まりだからだ。また、私たちが失うべきではなかったチームや試合で多くのポイントを落としたことから学ぶことも必要だ。もちろんバルサと対戦して負けることはある。彼らは同じレベルのチームだ。しかし、今回のように逃してはいけない試合がある。それが教訓の1つになることは間違いない』

 

自身の将来について:『ご存知の通り、通常通りクラブと話し合いを持つことは確実だ。私が今望んでいるのは、チームがうまく終わることだ。前に言ったように、この3試合を諦めないことだ。よくトレーニングしている選手が、出場時間を増やしてピッチでシーズンを終える機会を得る時が来るだろう。それが私の目標であり、この2週間の焦点となる。未来がどうなるかは、5月24日か25日以降に分かるだろう』

 

また、エリック・ガルシアのベリンガムへの肘打ちが見逃されたことについては『私たちが見た限りでは、肘打ちがあったのは明らかだった。なぜVARが介入しなかったのか尋ねなければならないだろう。試合が非常に早く彼らに有利になったので、バルサを祝福する』と判定への不満を滲ませた。

(via SPORT, AS, MARCA, Estadio Deportivo, ElDesmarque)

 

■【満身創痍のスクワッド。野戦病院化と急遽のスタメン変更】

 

現在のチームはまさに野戦病院と化している。エムバペ(左脚半腱様筋の過負荷)、バルベルデ(頭蓋骨外傷)、エデル・ミリトン(左脚大腿二頭筋近位腱断裂)、ロドリゴ・ゴエス(膝の負傷による長期離脱)、フェルラン・メンディ(右脚大腿直筋の腱負傷)、アルダ・ギュレル(右脚大腿二頭筋)、ダニ・カルバハル(右足第5趾の末節骨亀裂骨折)と、主力級の選手がこぞって離脱している。さらにダニ・セバージョスはアルベロア監督の構想外となっており、招集すらされていない。

 

この非常事態に対応するため、カンテラからセルヒオ・メストレ、ラウル・アセンシオ、アルバロ・カレラス、チェステロ、ダビド・ヒメネス、セサル・パラシオス、マスタントゥオーノ、ティアゴ・ピタルチといった若手選手が大量に招集された。

 

スタメンにも直前でトラブルが発生した。当初はディーン・ハイセンが先発予定だったが、インフルエンザの症状でウォーミングアップ中に力が入らないと訴え、急遽ラウル・アセンシオが代役を務めることになった。アルベロア監督は『彼はプレーしたがっていたが、ウォーミングアップの時に力がほとんどなく、かなり弱っていると感じていた。私たちがすべてのポジションでエネルギーを必要としているこの試合では、ラウル(・アセンシオ)をプレーさせるのが私の決定だった』とその理由を説明した。アセンシオは他の控え選手がボール回しをしている中、一人でピッチを激しくダッシュして急ピッチで準備を進めていた。

 

唯一の明るい材料は、ティボ・クルトワの復帰だった。チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦での右大腿直筋の筋肉断裂から約1ヶ月半ぶりの実戦復帰となり、スタメンに名を連ねた。

(via ElDesmarque, SPORT, Estadio Deportivo, AS, MARCA)

 

■【クラシコ出場選手たちの個人評価とピッチ上の出来事】

 

ティボ・クルトワ:復帰戦ながら大敗を防ぐ絶対的な壁となった。2失点は喫したものの、ラッシュフォードやフェラン・トーレスとの完全な1対1を完璧に防ぎ、3点目を許さなかった。しかし、1失点目のフリーキックに関しては、打たれる直前に逆を取るようなステップを踏んでしまい、自分の守るべきポスト側を破られた。これにはエドゥ・アギーレから『身長2mのGKが自分のポストを食われるなんてありえない。キーパーは自分のポストにいなければならない』と厳しく批判されている。

 

トレント・アレクサンダー・アーノルド:右サイドで攻撃の起点となり、ポゼッションに流動性をもたらした数少ない選手の一人だった。しかし、守備のスペースをアセンシオにカバーさせる場面も散見された。後半にはハフィーニャと激しい小競り合いを起こし、イエローカードを受けている。

 

ラウル・アセンシオ:直前でのスタメン起用という難しい状況の中、スピードを活かしたカバーリングでラッシュフォードの1対1を防ぐ素晴らしいプレーも見せた。一方で、2失点目の場面ではフェラン・トーレスの動きに全くついていけず、歩いて見送るような形になってしまった。攻撃面ではゴンサロへ絶妙なロングパスを通し、決定機を演出している。

 

アントニオ・リュディガー:彼らしからぬ不安定なパフォーマンスに終始した。不用意なファウルでラッシュフォードに先制点のフリーキックを与え、ポジションを回復できない場面も多く、守備の崩壊を食い止めることができなかった。

 

フラン・ガルシア:試合の立ち上がりにラッシュフォードの決定機をスピードでカットするなど、裏のスペースを狙うバルサのトランジションに対して見事な対応を見せた。

 

オーレリアン・チュアメニ:バルベルデとの乱闘騒ぎの直後で注目を集めたが、中盤での存在感は希薄だった。セットプレーから惜しいシュートを放つ場面はあったものの、期待されたインテンシティをもたらすことはできず、ファンからの批判を払拭するには至らなかった。

 

エドゥアルド・カマヴィンガ:ボール保持時にターンが遅く、効果的なプレーができなかった。ダニ・オルモの足を踏みつけてイエローカードを受け、70分にティアゴ・ピタルチと交代した。

 

ブラヒム・ディアス:攻撃陣の中で唯一、常に何かを起こそうと奮闘していた。予測不能な動きとドリブルでバルセロナの守備陣に最も問題を引き起こしたが、味方のサポートが少なく孤立気味だった。

 

ジュード・ベリンガム:前半はクラシコの熱量とインテンシティに全くついていけず、試合から完全に消え去っていた。後半はポゼッションを助けるために一歩引いてプレーに関与した。後半にはオフサイドでゴールが取り消された。また、ペナルティエリア内でエリック・ガルシアから肘打ちを受けて唇から出血したが、ノーファウルと判定され、抗議したことでイエローカードを受けた。

 

ゴンサロ・ガルシア:前半にアセンシオからの素晴らしいパスを胸でコントロールし、GKジョアン・ガルシアと完全に1対1になる最大の決定機を迎えた。しかし、シュートを枠のサイドネットに外してしまい、チームを救うことができなかった。前線からのプレッシングでは貢献した。

 

ヴィニシウス・ジュニオール:カルバハルとバルベルデの不在によりキャプテンマークを巻いたが、プレー面では輝きを放てなかった。ジョアン・ガルシアとの1対1でループシュートを試みたが、あっさりと防がれた。試合中、カンプ・ノウのスタンドからはバロンドールを逃したことを揶揄する「ビーチボール」のチャントが何度も響き渡った。これに対し、ヴィニシウスは両手で「15」の数字を作り、レアル・マドリードが獲得したチャンピオンズリーグの優勝回数を誇示して観客を挑発した。試合終了後には、キャプテンとしての振る舞いを見せ、バルセロナの選手全員に一人ひとり挨拶をして回ったが、スタンドからは激しいブーイングを浴びせられた。

 

ティアゴ・ピタルチ、セサル・パラシオス、フランコ・マスタントゥオーノ:後半途中からピッチに立った。パラシオスは左足で惜しいシュートを放つ場面があったが、試合の大勢を変えるには至らなかった。

 

アレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス主審:試合前のコイントスの際、ペドリとヴィニシウスの2人のキャプテンを集め、特別な言葉をかけていた。『20人が周りにいるより、私たち3人の方が分かり合える。だから助けを君たちの手に委ねる。そうしなければ私が解決しなければならず、より悪いことになる。落ち着いて、キャプテンなのだから、冷静に、良い態度で、腕を下ろし、敬意を持って話してほしい。私たちにとっても重要な試合になることを忘れないでほしい。幸運を祈る。そして試合を楽しんで、みんなにとって簡単なものにしよう』と語りかけ、試合のコントロールへの協力を求めていた。

(via ElDesmarque, SPORT, AS, MARCA)

 

■【マドリード界隈の識者・メディアの反応。怒りと絶望の声】

 

歴史的な惨敗とシーズン無冠の決定を受け、マドリード寄りと言われるメディアやジャーナリストたちからは、容赦ない批判と絶望の声が噴出している。

 

シロ・ロペスは『8ゴール入れられればいい!彼らが自分たちが下手だと気づく唯一の方法だ。彼らが思っているほど良くないと。態度を示さなければ、誰にでも大敗する』と、選手のメンタリティの欠如を痛烈に非難した。

 

エドゥ・アギーレは『90分間一度も走らず、一度も蹴らず、誇りも恥もない...試合が終わって全員が謝っている。さあ、行け!さあ、行け!』と激怒。『これは非常に痛い。リーガが終わったからではない。現時点で短期的には少しも希望の持てる未来が見えないからだ。マドリードが全てと競争できると信じるには、非常に革命的なことが起こらなければならない』と、チームの現状に深い絶望感を露わにした。

 

トマス・ロンセロは、試合中に投稿されたエムバペのSNSに対して『キリアンは私たち全員をからかっている...』と怒りを滲ませた。試合内容についても『2年間何も勝ち取れなかったのは消化しがたい。しかもバルサにふさわしい攻撃的なサッカーで勝たれたのだから』と、ライバルの見事な戦いぶりとのコントラストを嘆いた。

 

フリオ・マルドナード(マルディーニ)は『レアル・マドリードの今シーズン終盤の出来事は絶対的な大惨事だ』と断言。『頭からつま先まで完全に方向性を見失ったチームの感覚を伝えている』と分析した。さらに、引いてカウンターを狙う戦術についても『マドリードのようなビッグチームが、ビッグチームに対してはこうやってしか勝てないと正常化することは…私の意見ではノーだ』と根本的なサッカースタイルの問題点を指摘した。

 

アルフレド・レラーニョは『アルベロアの言葉を聞いて、驚きはなく他人の恥ずかしさを感じた。フロレンティーノ体制の産物だ。アルベロアはこれに対処できず、こんなに難しくて醜いことを説明する才能もない』と、指揮官の器量不足とフロントの責任を厳しく追及した。

 

クラブの公式チャンネルであるレアル・マドリードTVは、エリック・ガルシアによるベリンガムへの肘打ちが見逃されたことについて『ネグレイラ・リーグのもう一つの証拠。このリーグには平等な審判の基準がなく、レアル・マドリードは常にVARの審判によって不利益を被っていることを示すもう一つの証明だ』と主張し、判定への不満を爆発させた。

(via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo, AS)

 

■【モウリーニョ復帰の噂。ベンフィカ監督が意味深な発言】

 

アルベロア監督の来季の去就が極めて不透明となる中、ジョゼ・モウリーニョのレアル・マドリード監督復帰の噂が急激に過熱している。クラブは完全に崩壊した規律を立て直すための「劇薬」として、強力な権力を持つ彼を後任候補の筆頭に挙げているとされている。

 

現在ベンフィカを率いているモウリーニョは、記者会見でこの噂について問われ、『レアル・マドリードについて話され続けているが、私はそこから逃げ続けている。正直なところ、会長とも他のクラブ関係者とも連絡は取っていない。シーズンの終盤に誰かと話すことはない。エストリルとの最終戦までは誰とも話さない』と、現時点での接触を完全に否定した。

 

しかし、彼はすぐさま意味深な言葉を付け加えた。『その後、1週間の枠があり、そこでは私が話すべきだと思う相手と自由に話すことができる。しかし、それまでの会議や電話に関する報道はすべて推測に過ぎない』と述べ、シーズンが終了すればフリーな立場で交渉に応じる準備があることを明確にしたのだ。この発言は、マドリード帰還への布石ではないかとメディアを騒がせている。

(via ElDesmarque, Mundo Deportivo)

 

■【クラシコ前の場外乱闘。バスへの投石被害というカオス】

 

試合前のカンプ・ノウ周辺は、両チームのバスが到着する際に極度の緊張状態に包まれた。レアル・マドリードの選手を乗せたバスは群衆からの標的となり、投石を受けて側面や前面の窓ガラスにひびが入り、割れるという被害を受けた。

 

さらに驚くべきことに、バルセロナのファンが焚いた大量の発煙筒の煙によって視界が遮られ、一部の過激なファンが自分たちのチーム(バルセロナ)のバスをレアル・マドリードのバスと勘違いして投石を行うという前代未聞の事態が発生した。この同士討ちによって、バルサのバスも車体が凹み、窓ガラスが割れる被害に遭っている。幸いなことに、両チームの選手やスタッフにケガ人は出なかったが、この殺伐とした雰囲気がクラシコの異常な熱量を物語っていた。

(via ElDesmarque, MARCA, SPORT)

 

【本日の総括】

クラシコでの0-2の完敗により、宿敵バルセロナの目の前でリーグ優勝を許し、レアル・マドリードの2年連続無冠が確定しました。エムバペの不可解な欠場とSNS投稿、練習中の内紛、野戦病院化したスカッドなど、ピッチ内外で問題が山積しています。アルベロア監督は残り3試合での名誉挽回を誓いましたが、メディアやファンからは絶望の声が上がり、モウリーニョ復帰の噂も現実味を帯びてきています。クラブは根本的な再建を迫られる激動のオフシーズンを迎えることになりそうです。