アトレティック・クラブ 宿敵ソシエダから195cmの超大型FWエスナオラを獲得

アトレティック・クラブが、宿敵レアル・ソシエダの育成組織で注目を集めていた17歳のスペイン人ストライカー、アレックス・エスナオラを獲得していたことが判明した。現在下部組織のレサマで圧倒的な得点力を発揮しており、将来のトップチームを背負う主力として順調に育成が進んでいる状況だ。

スペインのアスコイティア出身で、2027年8月に18歳を迎える17歳のセンターフォワード、アレックス・エスナオラは、かつてレアル・ソシエダの育成カテゴリで大会に出場していた。前所属のアナイタスナで年間25ゴールを挙げる大活躍を見せた後、今夏アトレティック・クラブがレサマへと引き抜くことに成功した。身長195センチメートルという恵まれた体躯を持ち、元スペイン代表の伝説的フォワードであるフェルナンド・ジョレンテを彷彿とさせる高い打点のヘディングと足元の技術を兼ね備えている。

今季開幕したディビシオン・デ・オノール・フベニールでは、5試合で5ゴールを記録した。直近の古巣レアル・ソシエダ戦でも得点を挙げ、1試合1点という驚異的なペースを維持している。一方で、テルジッチ監督率いるトップチームは主力FWのゴルカ・グルセタが長期離脱し、攻撃陣の層が課題となった。しかしクラブ側はクリスティアン・インガら若手育成と同様に焦らず、プランに沿って段階的な昇格を図る慎重な姿勢だ。

つまり、伝統的なバスク人選手限定の方針を掲げるクラブにとって、同地域の最大のライバルから逸材を勝ち取った価値は極めて大きいということだ。この動きが示すのは、目先の戦力補強に追われることなく、中長期的なクラブのアイデンティティ継承を見据えたスカウティングが機能しているという事実である。(via ElDesmarque)