エリク・ドミンゲス 上級カテゴリーでも即結果を残す16歳の新星
FCバルセロナのジュベニールBに所属する16歳のFWエリク・ドミンゲスが、上級のジュベニールAでのデビュー戦ゴールを含む開幕公式戦4得点と目覚ましい活躍を見せている。名門ラ・マシアに今季加入したばかりの逸材が異例のスピードでステップアップを遂げており、クラブの未来を担う次世代のアタッカーとして大きな注目を集めている。
地元クラブのユニフィカシオ・クルブ・デ・フットボール・サンタ・ペルペトゥアで競技生活を始めたドミンゲスは、エスパニョールの下部組織で2年間、ダムで2年間を過ごし、アレビンB時代には29ゴールを記録した。その後移籍したコルネジャでの3シーズンではインファンティルAとカデテAで通算35の公式戦ゴールを積み上げ、今季満を持してカタルーニャの最高峰であるバルセロナのラ・マシアへと足を踏み入れた。セスク・ボッシュ監督が率いるジュベニールBは4試合を終えて勝ち点10を獲得しジローナと並んで首位に立っているが、この好スタートを牽引しているのがチーム最多得点者の一人であるドミンゲスだ。エウロパ戦でデビューを飾るとレウスとの引き分け(4-4)で初ゴールを記録し、10月4日にはオロット戦(1-0)で35分間プレーした翌日にポル・プラナス監督率いるジュベニールAのサバデル戦(3-4で敗戦)へ抜擢され90分間フル出場を果たして得点を奪った。さらに直近のクアルト戦(7-0)ではPKによる先制点を含む2ゴールに加え4アシストを叩き出し、チームの全7点中6点に直接関与する驚異的なパフォーマンスを披露している。
右利きで16歳ながらスピードと力強さを兼ね備えるドミンゲスは、縦への推進力と鋭い得点感覚を持ち合わせているだけでなく、クアルト戦でハットトリックを達成したルスラン・ムバへ絶妙なパスを供給したように味方を生かす視野の広さも備えている。このような早期の飛び級昇格と即座の数字による結果は、選手層の厚いバルセロナの育成年代においても極めて際立った成長曲線を描いていることを示している。つまり彼が秘める高いポテンシャルは単なる育成年代にとどまらず、近い将来のトップチーム昇格を見据えた強化ラインに乗っているということだ。
ジュベニールBとジュベニールAの双方で結果を残し続ける16歳のウインガーは、今後さらに上のカテゴリーであるバルサ・アトレティコへの昇格やトップチームの練習参加を引き寄せるポジション争いの只中にいる。激しいチーム内競争の中で順調にカテゴリーの階段を上り詰められるかが、この若き攻撃手の将来を左右する重要な鍵となる。(via SPORT)
