登録と放出の思惑が交錯する奇妙な背番号の変更劇が進行中
開幕直前となり、ラ・リーガの公式ウェブサイトに掲載されている登録選手たちの背番号において、不思議な入れ替え現象が発生しています。対象となっているのはサリナス、ドトル、ファンペの3名です。
まず、左サイドバックのサリナスは、数日前まで昨季ダニ・サンチェスが背負っていた18番を割り当てられていましたが、最新の登録ではカルロス・ドトルがかつて着用していた12番へと変更されました。一方で、ダニ・サンチェス自身は、すでに本拠地ラ・ロサレダのファンへ公に別れのメッセージを発信して退団が濃厚視されているものの、現時点では移籍が成立しておらず背番号なしの状態でクラブに籍が残っています。
さらに興味深いのは中盤での背番号変更です。現在膝の負傷で離脱しているカルロス・ドトルが、新たに「8番」を着用することが登録ウェブサイト上で確認されました。この8番は、2023年からファンペが背負ってきたエースナンバーです。そのファンペは、ハムストリングの怪我からの回復途上にあるものの、現在はラ・リーガの公式選手リストから完全に登録が外れています。現在、トップチーム登録の選手の中で、公式にリストに載っていないのはファンペとムサの2人のみです。
この背番号の剥奪と未登録の措置は、スポーツディレクターを務めるローレン・フアロスの明確な意思表示です。彼は移籍市場の締め切りとなる9月1日までに、余剰戦力の放出を急ぎ、新たに2名ほどの新戦力を登録するための空き枠を確保しようとしています。しかし、ダニ・サンチェスをはじめとする選手の放出プロセスが滞っており、計画の実行に苦戦している実態が浮きてきています。(via SPORT, MARCA)