グラチ練習復帰と初声明
月曜夜にプソルの自宅で凄惨な武装強盗事件に遭い、精神的トラウマからチャンピオンズリーグのナポリ戦を欠場していたハンガリー代表GKペーテル・グラチが、木曜日にチームの全体練習へ無事に復帰しました。
水曜日の休日を挟み、シウダ・デポルティバ・ホセ・マヌエル・リャネサのピッチに姿を現したグラチは、仲間たちとともにすべてのトレーニングメニューを消化し、日常を取り戻す第一歩を踏み出しました。
事件は月曜日の深夜、グラチとその家族が就寝している最中に発生しました。複数の武装した侵入者が住宅内に押し入り、銃器などで住人を脅迫。約1時間にわたり家宅を占拠し、高級バッグや高級腕時計などの貴重品を強奪して逃走しました。人身への直接的な危害は免れたものの、自宅という安全であるべき空間が侵された恐怖とショックは計り知れず、火曜日のナポリ戦に出場できる精神状態ではありませんでした。クラブ側も事態の深刻さを即座に理解し、全面的なサポート体制を整えていました。
練習復帰に先立ち、グラチは自身のSNSを通じて事件後初となる公式声明を発表しました。
『皆様からのたくさんのメッセージ、温かいお言葉、そしてご支援に心から感謝いたします。本当に感謝しています。月曜の夜に起きた出来事は非常にショッキングで、トラウマになるものでした。私たちの我が家と安全な空間が侵されたという事実は、受け入れるまでに時間がかかるでしょう。ですが、何よりも家族全員が無事であったことに深く感謝しています。今はできる限りこの恐ろしい体験を過去のものとし、日常の生活を取り戻したいと考えています。どうか私たちのプライバシーを尊重し、穏やかに前に進むことを温かく見守っていただけますよう、皆様に切にお願い申し上げます』
と切実な心境と温かい支援への謝意を綴りました。
指揮官のイニゴ・ペレス監督も、ナポリ戦直後の記者会見で守護神への強い共感を口にしています。
『これらはペーテルのプライバシーに関わる事柄です。このような報せを受けたとき、誰もが自分に置き換えて事態の深刻さを想像し、胃が痛むような強い不安を覚えるはずです。だからこそ、ペーテルに対する共感の気持ちはこれ以上ないほど強くなっています』
と語り、サッカーの枠を超えて選手とご家族の心身のケアを最優先する姿勢を強調しました。(via SPORT)