地元ガリシアで完封劇!アンドレス・カストリンが明かすオバメヤン封じの秘策と直前スピーチの舞台裏
敵地リアソールで行われたデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦(0-1勝利)において、守備陣で出色の輝きを放ったのがルゴ県リオトルト出身のセンターバック、アンドレス・カストリンだ。全9回のクリア、6回のボール回収、そして7中6勝という圧倒的なデュエル勝利数を記録し、相手の絶対的エースであるピエール=エメリク・オーバメヤンを完全に封じ込めた。
試合終了後、アンドレス・カストリンはマイクを向けられると、充実した表情で手応えを口にした。
『チームは非常に良い流れに乗っており、素晴らしいハードワークを続けている。極めて難しい敵地戦になると分かっていたが、終始しっかりと相手と対峙し、訪れたチャンスをものにすることができた。自分たちの努力に見合った当然の勝利だ』
ガリシア出身の彼にとって、今回のリアソール遠征は特別な意味を持っていた。
『今日は本当に素晴らしい一日になった。まずは勝利をつかめたことが何よりだが、自分の生まれ故郷のすぐ近くで、家族や友人、大切な人たちが見守る中でプレイできた。カレンダーに丸をつけていた特別な一戦を最高の形で終えられて感無量だ』
試合後については『彼らがスタジアムに来てくれたこと自体が最大の喜びであり、特別な祝福やパフォーマンスなどは一切考えていなかった。ただ大切な人たちとの時間を噛み締めた』と振り返る。
開幕6試合で勝ち点13(18ポイント中13ポイント)を積み上げたチームの現状についても、浮かれることなく気を引き締めている。
『この勝利は継続的な良い仕事の積み重ねによって生み出されたものだ。絶対にこのペースを緩めてはならない。サッカーには今のような好調な時期もあれば、必ず苦しい時期もやってくる。悪い波が訪れたときにそれをできるだけ短く抑えられるよう、全員で準備をしておく必要がある。非常に健全で良い雰囲気のグループが作れており、この団結力を限界まで高めていきたい』
世界的なストライカーであるオバメヤンとのマッチアップについては、事前の綿密な準備が功を奏したと明かした。
『彼がこれまで歩んできたキャリアやその実力は周知の通りだ。特に背後の広大なスペースを使われると大きな脅威になると分かっていた。チームとしてそのスペースを消し、彼の選択肢を削る戦術を徹底した。守備陣だけでなく、前線からチーム全体で集中力を維持して守り切れたからこそ、最も重要な勝ち点3を持ち帰ることができた』
試合中に相手のキーマンであるイェレマイと接触して激しいやり取りが見られた場面については、笑い交じりに明かしている。
『ただ「ペケ、倒れ方があからさまだよ。僕は触っていない」と声をかけただけだ。ピッチ上で起こるよくある小競り合いに過ぎない』
カストリン自身はデポルティボの下部組織出身ではないものの、実兄が同クラブに在籍していた関係で、カデテやフベニールなど育成年代のあらゆるカテゴリーでイェレマイと対戦してきた経験を持つ。相手を愛称である「ペケ」と呼び、その特徴や癖を完全に手の内に収めていたことが完封劇につながった。
さらに試合前には、指揮官ガルシア・プラサ監督からの粋なサプライズがあったことも判明した。
『監督から「今回はお前の地元ガリシアでの試合だから、キックオフ直前の決起スピーチはお前がやれ」と指名された。堂々と自分らしいパーソナリティを持って全員に声をかけ、気持ちを高めることができた』
トップチームで着実に存在感を増す若きCBは『この場所で偉大な先輩たちとロッカールームを共有し、日々学べるのは唯一無二の機会だ。焦らず一歩ずつ経験を積み重ね、チームに貢献していきたい』と更なる飛躍を誓っている。(via SPORT)
